本屋大賞
日本全国の書店員の投票によって選ばれた本に贈られる賞。1年に1度行われ、アルバイトやパートの店員、あるいはオンライン書店に勤める人々にも投票権が与えられる。
本屋大賞をPRするNPO法人本屋大賞実行委員会のウェブサイトによると、本屋大賞は縮小する出版市場を活性化する目的で2004年に設置された。
対象作品は過去一年間で各書店員が読んで面白いと感じた作品、あるいは売りたいと思った作品などを選ぶ。また直近一年間で翻訳された書籍を対象とした翻訳小説部門、または読み返して面白いと思った作品を選ぶ「発掘部門」なども設置されている。
2013年の本屋大賞には百田尚樹の「海賊とよばれた男」が選ばれている。
関連サイト:
本屋大賞とは - NPO法人本屋大賞実行委員会
ほんや‐たいしょう〔‐タイシヤウ〕【本屋大賞】
読み方:ほんやたいしょう
新刊書を扱う全国の書店員が、もっとも客に薦めたいと思う小説を投票で選ぶ文学賞。投票資格をもつのは、アルバイトを含む現役の書店員のみ。第1回は平成16年(2004)。
[補説] 受賞作一覧
平成16年(2004)「博士の愛した数式」小川洋子
平成17年(2005)「夜のピクニック」恩田陸
平成18年(2006)「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」リリー・フランキー
平成19年(2007)「一瞬の風になれ」佐藤多佳子
平成20年(2008)「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎
平成21年(2009)「告白」湊かなえ
平成22年(2010)「天地明察」冲方丁(うぶかたとう)
平成23年(2011)「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉(とくや)
平成24年(2012)「舟を編む」三浦しをん
平成25年(2013)「海賊とよばれた男」百田(ひゃくた)尚樹
平成26年(2014)「村上海賊の娘」和田竜(りょう)
平成27年(2015)「鹿の王」上橋菜穂子
平成28年(2016)「羊と鋼の森」宮下奈都(なつ)
平成29年(2017)「蜜蜂と遠雷」恩田陸
平成30年(2018)「かがみの孤城」辻村深月
平成31年(2019)「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ
令和2年(2020)「流浪の月」凪良(なぎら)ゆう
令和3年(2021)「52ヘルツのクジラたち」町田そのこ
令和4年(2022)「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬(あいさかとうま)
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