三省堂 大辞林 |
べらぼう ―ばう 0 【▼篦棒】
(1)人をあざけりののしっていう語。ばか。あほう。
「とんだ―が現れたもんだ」
(2)筋の通らないこと。ばかげていること。また、そのさま。
「そんな―な話はない」「―な値段」
(3)並はずれてひどい・こと(さま)。
「―に暑い」
〔寛文年間(1661-1673)に見世物にされた、全身が黒くて頭がとがり、目が赤く猿に似たあごをもつ奇人「便乱坊(べらんぼう)」「可坊(べくぼう)」から出た語という。「篦棒」は当て字〕
[派生] ――さ(名)
「べらぼう」の用例一覧
岸田國士 脚本難 (青空文庫)
よりした、単調な生活、その生活から逃れて、一つ時でも舞台の上の、或は華やかな、或はとんでもない、或はべらぼうな、或は気の利いた、或は胸の透くやうな、或はほゝゑましい、涙ぐましい、何でもかまはない、さういふ「面白...
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金史良 荷 (青空文庫)
件はけろりと忘れたものか、 「学生さん」と急に話題を変え、えへらえへらひょうきんに笑い出すのである。それはべらぼうな吐言の予告でもある。そして、彼はむきになって、村長と駐在所長とどちらが位の高いものだろうかと頭をひねった。私は...
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佐々木味津三 右門捕物帖 幽霊水 (青空文庫)
ら、なおさら暑い。 「べらぼうめ、心がけが違うんだ、心がけがな。おいらは日ごろ善根を施してあるんで、ちゃあんとこういうとき、暑くねえようにお天道さまが特別にかばってくださるんだ。というものの——」 いば...
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