ふるさと納税に該当しない一口城主制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/26 00:21 UTC 版)
「一口城主」の記事における「ふるさと納税に該当しない一口城主制度」の解説
また、大分県中津市にある中津城も1964年に再興された模擬天守はじめ城の老朽化が目立つことなどから、2012年より「徳川御連枝 奥平家居城 中津城(奥平家歴史資料館)運営基金(募金)事業 中津城 初代城主(賛助会員)募集プロジェクト」を開始し、一口1万円からの出資により、城主証や城主手形を贈っている。城主手形は寄付金額により、1万円以上が青(1年間観覧無料)、5万円以上が銀色(5年間観覧無料)、10万円以上が金(10年間観覧無料)、100万(無期限で観覧無料)となっており、10万円以上は感謝状の対象となっている。 2015年からは茨城県水戸市の旧水戸城大手門等復元整備促進実行委員会が旧水戸城の大手門整備のため、開始年度から3年間をめどに一枚瓦城主募集事業を実施し、3000円以上を1口として寄付者を募集している。同事業の特徴は寄付者の名前が瓦を記入し、復元建造物に葺くことになっている点であり、この点は全国的にも珍しい。同事業では寄付者に一枚瓦城主手形を発行しているが、3000円以上の寄付者にブロンズカード、1万円以上がシルバーカード、10万円以上がゴールドカードとなっており、その他金額に応じて特典が付与される。本節での事例は、地方公共団体が直接実施しているものではないことから当該寄付への応募はふるさと納税の対象にならないので留意を要する。
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