三省堂 大辞林 |
てから-に
〔連語の「てから」にさらに接続助詞「に」の付いたもの。近世以降の語〕動詞の連用形に付いて、全体で一つの接続助詞のように用いられる。多く倒置または言いさしの文の文末に用いて、「…て」「…たりして」の意を表す。
「ほんにかえ。憎らしい、人にやあ泣かせ―/洒落本・世説新語茶」「これ
大阪弁 |
(て)から、(て)からに
| 大阪弁 | 訳語 | 解説 |
|---|---|---|
| (て)から、(て)からに | て、たりして | 「から」+接続助詞「に」。動詞のテ形に続いて、強調を表す。文末表現。あんたやったらでける子ぉやねやさかい、は、あなたはやったらできる子なんだから、せんど言うといてからに、は、さんざん言っておいて本当にもう、という意味。 |
品詞の分類
「てからに」の用例一覧
新美南吉 二ひきの蛙 (青空文庫)
出てきました。 「 去年 ( きょねん ) のけんか、わすれたか。」 と緑の 蛙 ( かえる ) がいいました。 「待て待て。からだの土をあらいおとしてからにしようぜ。」 と黄色の 蛙 ( かえる ) がい...
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織田作之助 十八歳の花嫁 (青空文庫)
は苦しいばかりの幸福感をのんでいたと、あとで彼は私に語った。話はすぐ纒った。 しかし、娘さんの両親は、結婚式はこんど晴れて帰還されてからにしたい。それまでは一先ず婚約という形式にしたいと申出た。なんといってもまだ若い、急ぐ...
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岸田國士 自問自答 ——所謂「新感覚派」の為めに—— (青空文庫)
を打ち破る主張を立てるがいゝ。新感覚派の作品を攻撃するなら、その欠点を堂々と指摘するがいゝ。但し、その欠点が、新感覚派の主張から生じた欠点であるか、作家の才能不足から生じた欠点であるか、そこをはつきり見分けてからにするがいい。更に...
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