くわばら

デジタル大辞泉

くわ‐ばら〔くは‐〕【桑原】

読み方：くわばら

１ 桑を植えた広い畑。桑田。

２ （「くわばら、くわばら」の形で、感動詞的に）

㋐落雷を防ぐために唱えるまじない。

㋑嫌なことや災難を避けようとして唱えるまじない。

[補説] 死後に雷神となったという菅原道真の領地桑原には落雷がなかったところからという。また、雷神が農家の井戸に落ちて農夫にふたをされてしまったとき、雷神が「自分は桑の木が嫌いなので、桑原と唱えたなら二度と落ちない」と誓った、という伝説によるともいう。

くわばら〔くはばら〕【桑原】

読み方：くわばら

姓氏の一。

[補説] 「桑原」姓の人物
桑原隲蔵(くわばらじつぞう)
桑原武夫(くわばらたけお)

隠語大辞典

桑原

読み方：くわばら

1. 用心用心との意味。桑畑には雷が落ちぬといふ俗説から来たものである。
2. 用心用心といふ意。
3. 用心のこと、落雷を避けるために唱える呪文から来た語。雷が桑畑に落ちて枝で目を突いて死んだという伝説に依つたもの。
4. 用心、危いことを避ける。雷は桑原には落ちないというところから。〔俗〕

分類 俗語、俗／一般

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林

姓	読み方
林	くわばら

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「くわばら」の例文・使い方・用例・文例

• カミナリが光ったその後【くわばらくわばら】と唱えたもしくは、唱える人を見たことがあるだろう。
• くわばら, くわばら.