クエンカ【Cuenca】
読み方:くえんか
エクアドル中南部の都市。アスアイ県の県都。スペイン王カルロス1世の命に基づき1557年に建設された。植民地時代の建造物が数多く残り、1999年、「サンタアナ‐デ‐ロス‐リオス‐デ‐クエンカの歴史地区」として世界遺産(文化遺産)に登録された。
スペイン、マドリードの南東約130キロメートルにある城塞都市。要塞は9世紀にイスラム教徒によって造られたもの。12世紀にレコンキスタ(国土回復運動)が起こり、キリスト教徒の町となった。断崖からせり出すように建てられた建築物など、独特の景観から「魔法にかけられた町」とも呼ばれる。1996年「歴史的城壁都市クエンカ」として世界遺産(文化遺産)に登録された。
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