タカーチ:かえるが飛び出す
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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タカーチ:かえるが飛び出す | Wenn der Frosch auf Reisen | 作曲年: 1970年 出版年: 1972年 |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例 | |
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1 | パプリカ・ジャンキ | No Data | No Image |
2 | 主題と変奏 | No Data | No Image |
3 | テレミス・ダンス | No Data | No Image |
4 | かえるが飛び出す | No Data | No Image |
5 | マーチ | No Data | No Image |
6 | パストラーレ | No Data | No Image |
作品解説
全6曲からなる小品集。6作品がそれぞれ全く作風の異なる、中級者から上級者向け。
第一曲「パプリカ・ジャンキ」は軽やかで可愛らしい音楽。スタッカートとアレグレットの二拍子を大切にしたい。第二曲「主題と変奏」は技術的には他曲と比べ易しいが、単調にならないようにしたい。第三曲「テレミス・ダンス」は生き生きと。こちらもまたスタッカートが主流だが、後半部分の16分音符をレガートで対比をつけると楽しい。第四曲「かえるが飛び出す」は、無調音楽の入門にちょうどいい。単旋律部分がリズミカルに動き、無調楽譜を読み慣れない方でもノリよく演奏すると、その音響の楽しさに浸ることができる。第五曲「マーチ」もまた導入部の無調感が印象的な作品。全体に表現豊かに演奏できる。終曲「パストラール」は流れに身を任せ、音色を大切に。8分の9拍子に載って、メロディアスな音型を十分に歌わせよう。
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