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ピティナ・ピアノ曲事典

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グラズノフ : 主題と変奏

英語表記/番号作品情報出版情報
グラズノフ : 主題と変奏Theme and Variations Op.72標準演奏時間: 18m0s作曲年: 1900 出版年: 1901 初版出版地/出版社Belaïev
解説
1890年グラズノフ25歳のときの作品である。この頃は、西ヨーロッパへの旅行フランスでの指揮者デビューなど、国際的にも活躍し始め、多く傑作生み出す成熟期早くもさしかかっていた。リムスキー・コルサコフ生涯通じ彼の師であり、彼との活動通してロシア国民楽派音楽産物吸収する。ボロディンの遺した未完作品補完も手がけ、より情緒的ヨーロッパ音楽伝統にも共感示していた。

 この作品グラズノフ中でもめずらしい変奏曲形式印象的な出だしはロシア旋律モチーフにされ、哀愁漂う主題となっている。

サン=サーンス : 主題と変奏

【英】Thème varié Op.97

作品情報
  楽章曲名 演奏時間 譜例 image
主題と変奏 THêME VARI é -
解説
1894年パリ音楽院ピアノコンクール課題曲。 

序奏では左手独奏主題現れた後、改めオルガンコラール主題提示。後は自由な変奏となり、あらゆる技巧取り込んで華やかに終わる。 

1位を得たのはスペイン出身のオルガニストヴィニエス(1875-1943)。

出版情報作曲年: 1894 出版年: 1894 初版出版地/出版社: Durand

主題と変奏

英語表記/番号作品情報出版情報
アラン : 主題と変奏Thème varié作曲年: 1930
バツェヴィチ : 主題と変奏Theme with Variations作曲年: 1924
ベネット主題と変奏 ホ長調Tema e Variazioni in E major op.31出版年: 1850
バークリー : 主題と変奏Theme and Variations op.73標準演奏時間: 8m0s作曲年: 1968
シャミナード : 主題と変奏Theme varie Op.89標準演奏時間: 4m0s
参考ページ名曲喫茶モンポウ:内藤晃
初版出版地/出版社: Litolff
キュイ : 主題と変奏Theme and Variations Op.61作曲年: 1901 出版年: 1902 初版出版地/出版社: Jurgenson
ドニゼッティ : 主題と変奏(ラルゲット変ホ長調Tema con variazioni (Larghetto )
ドヴォルザークドボルザーク) : 主題と変奏 変イ長調Tema con Variazioni Op.36標準演奏時間: 15m30s作曲年: 1876 出版年: 1879 初版出版地/出版社ベルリン
グルリット: 主題と変奏Theme and Variation
林 光 : 主題と変奏作曲年: 1946
カプースチン : 主題と変奏Theme & Variations Op.80作曲年: 1996
マルトゥッチ : 主題と変奏Tema con variazioni op.58作曲年: c1882 初版出版地/出版社Milan
松平 頼則 : 主題と変奏作曲年: 1959-60
ニールセン : 主題と変奏Tema med variationer Op.40標準演奏時間: 17m0s作曲年: 1917 出版年: 1920 初版出版地/出版社Hansen
プーランク : 主題と変奏Theme varié標準演奏時間: 13m0s作曲年: 1951 出版年: 1952 初版出版地/出版社: Eschig
ルーセンベリ : 主題と変奏Tema con variazioni作曲年: 1941
シューマン主題と変奏 ト長調Variationen G-Dur über eigenes Thema Anh. F7作曲年: 1831-32
シューマン主題と変奏 変ホ長調最後楽想による幻覚変奏曲Thema mit Variationen Es-Dur (Geistervariationen) Ahm F39標準演奏時間: 11m30s作曲年: 1854 出版年: 1939 初版出版地/出版社: Hinrichsen
シェーグレン主題と変奏 ハ長調Theme and variations in C major op.48出版年: 1909 初版出版地/出版社Copenhagen
タネーエフ主題と変奏 ハ短調Theme and variations in C minor作曲年: 1874 出版年: 1953 初版出版地/出版社Moscow
チャイコフスキー主題と変奏 ヘ長調Theme original et variations Op.19-6
チャイコフスキー主題と変奏 イ短調Theme et variations作曲年: 1863⇔64

ブラームス : 主題と変奏 ニ短調(弦楽六重奏曲第1番より)

【英】Thema und Variationen Op.18

作品情報
  楽章曲名 演奏時間 譜例 image
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出版情報作曲年: 1860 出版年: 1927

フォーレ : 主題と変奏 嬰ハ短調

英語表記/番号作品情報出版情報
フォーレ : 主題と変奏 嬰ハ短調Theme et variations Op.73標準演奏時間: 17m30s作曲年: 1895 出版年: 1897 初版出版地/出版社: Hamelle
解説
 1895年秋に作曲され、翌年12月ロンドンで行われたフォーレ・フェスティヴァルにてレオン・ドゥラフォスにより初演された。出版はそのまた翌年1897年で、テレーズ・ロジェ嬢に捧げられている。主題11変奏からなるが、第10変奏までは主調嬰ハ短調音楽構成され、最後の第11変奏になってようやく同主長調嬰ハ長調音楽が響く。このように最後まで長調先延ばしする手法特徴的であると同時に、非常に効果的となっている。

主題は、クアジ・アダージョで、4小節ずつの5つの楽節からなる。それは、ABABA’となっており、3部形式中間部以降繰り返すかのようである。変奏される際には、この反復なされる場合となされない場合がある。また、なされる場合であってもリピート記号によるものと音符として記譜されているものとがある。尚、この作品1910年パリ音楽院卒業試験課題曲となったが、その際フォーレはリピート・カットを認めている。主題においても変奏においても、AとA’の違い主として和声現れている。そして、最後の2つの変奏に関しては、3部形式とらわれない自由な構成書かれている

第1変奏は、主題とロ・ステッソ・テンポであるが、主旋律左手低音響き(ドルツェ・エ・ソステヌート)、右手ピアニッシモ高音域を上下行する1本のライン奏する。更に、中音域には後打ちをする8分音符がある。従って、この変奏通して3声部弾き分け尚且つ声部の横の流れを保つことが求められる

第2 変奏は、リットやフェルマータを伴うことなく前の変奏から続け演奏される。ピウ・モッソになる。ここでは、奇数拍で上行し、偶数拍で反行する左右の手による外声特徴的である。Bの部分では、左右の手双方見られる主旋律を保ちながら、その他の音を弾くところに演奏上の技巧求められる

第3変奏は、単音開始する主旋律途中からオクターヴ重ねられ、旋律扱いそのもの巧妙さがうかがえる。また、ここから第5変奏までの間、拍子が4分の4拍子から4分の3拍子となる。従って、演奏に際しては、この3つの変奏では、3拍子の持つ性格求められる同時に、これらを一息奏する感じをどの程度表現するかを熟考する必要がある。

第4変奏は、前の変奏とロ・ステッソ・テンポである。主旋律左右の手を行き来する。また、所々挿入される合いの手のような役割を果たすフレーズ効果的である。

第5変奏は、ウン・ポコ・ピウ・モッソで、前の変奏複縦線上に付されたフェルマータ経て開始する。主として左右の手の奏する反行形から成り時折並進行が挿入されるところに妙なるものが感じられる。

第6変奏はモルト・アダージョで、音価強弱異なる3声部弾き分け変奏となっている。また、この変奏中におけるリズム変奏見られる

第7変奏はアレグレット・モデラートで、対位法的な手法シューマン思わせると言われている。右手追いかける左手フレーズ忠実なところもあるが、半音変化みられるところもあり、1音の変化のもち得る表情相違巧みに表現されている。

第8変奏はアンダンテ・モルト・モデラートで、上声主旋律内声左右の手による3度並進行、中間部に保続音の見られる低音から成る

第9変奏は、主題よりやや遅めのクアジ・アダージョで、半音階的な音の動きが豊富に用いられたノクターン風の性格をもつ。また、途中に1小節のみ4分の2拍子挿入させるなど非常に手の込んだものとなっている。

10変奏はアレグロ・ヴィーヴォで、第7変奏とはまた違った意味でシューマン風とされている。主旋律左右の手を行き来し、広音域わたって響く。前半ピアニッシモに留め後半でフォルテッシモへとクレッシェエンドする強弱構成は、この変奏の持つ無窮動性格相俟って、非常に効果的である。また、この変奏から再び3拍子となる。

11変奏は、前述通り同主長調嬰ハ長調作品全体締めくくるポリフォニック構成で、主旋律対旋律美しさ際立っている。作品全体としてクライマックスを第10変奏で築き、ここではフォルテッシモになることはあっても、性格的には地に足着いたものとして書かれていることが印象的である。また、第9変奏のように、途中で1小節のみ4分4拍子挿入される。

この作品演奏に際しては、各変奏テンポ設定が重要である。フォーレメトロノームによるテンポ表記を付しているが、この表記と各変奏性格吟味し、作品全体としてテンポ構成把握することが大切である。


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主題と変奏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/06/15 11:17 UTC 版)

主題と変奏(しゅだいとへんそう)は、




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