いのめとは? わかりやすく解説

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い‐の‐め〔ゐ‐〕【×猪の目】

読み方:いのめ

《形がイノシシの目に似ているところから》

刳(く)り形の一。ハート形で、飾り金具額縁経机彫刻などに用いる。猪の目透かし

琵琶の胴の上にある覆手(ふくじゅ)にあけた穴。これに弦を通して結ぶ。

猪の目の画像
猪の目(2)

猪目(いのめ)

建造物から身近な器物まで広くみられるハート形似た文様のことで、これが猪の目似ているところからの呼称奈良時代遺物にみられ、さらに古墳時代倒卵形鐔にもこの文様があり、最も歴史の古い文様一ついえよう多く場合器物飾り金具要所刳り貫き模様とされ、刀装具においても、木瓜形鐔四方小透しとして施されることが多い。小柄の緒通しの穴がこの形とされた例もみられる

いのめ

単語 発音 意味、用例 関連語
いのめ いのめ 家の前(の農作業場所)「いんのめ」とも言う
こめ

めえ
いのうっしょ
いんのめ

»仙台弁発音についてこちら


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