『メルトダウン』期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/10 16:45 UTC 版)
「アッシュ (バンド)」の記事における「『メルトダウン』期」の解説
トップ・バンドとして返り咲いた勢いそのままに2004年、4枚目のオリジナル・アルバム『メルトダウン』をリリース。メンバーが作りたかったというヘビィな骨太ロックを標榜し、かつアメリカでの成功を視野にニルヴァーナが『ネヴァーマインド』をレコーディングしたLAのスタジオにて製作された本作は、全編を通して シャーロットのバックコーラスを全面に押し出し、かつメタル的な要素を得意の「ポップさ」で咀嚼した、これまでで一番勢いのあるエネルギッシュな仕上がりをみせた。ライブアンセム「オルフェウス」(全英13位)に示されるように、ライブパフォーマンスの熱気をパッケージした乾坤一擲のこの野心作は、前作の爆発的ヒットにこそ及ばなかったものの全英5位にチャートインし、ゴールド・ディスクを獲得する成績を残した。 また、この年にトリで出演したフジロック・フェスティバルでは圧巻のパフォーマンスを披露し、各誌から「レッドマーキー史上最高の盛り上がりをみせた」などのコメントとともにベスト・アクトと絶賛された(メンバーもキャリアの中でも屈指のライブだったと語っており、さらにステージ袖では、出番を終えたJetの面々が我を忘れて踊りまくっていたという)。 2005年には親交のあるアジアン・カンフー・ジェネレーションの主催するNANO-MUGEN FES.に出演。
※この「『メルトダウン』期」の解説は、「アッシュ (バンド)」の解説の一部です。
「『メルトダウン』期」を含む「アッシュ (バンド)」の記事については、「アッシュ (バンド)」の概要を参照ください。
- 『メルトダウン』期のページへのリンク