「闇」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/09 16:21 UTC 版)
シュトレンベルグ家によって支配されている。「闇」の魔乖咒は回復蘇生が専門で、戦闘力は低い。魔宴ではヨーゼフが現れるまで、一度も優勝したことがなかった。魔道書は「闇淵の嘆願書(ヤブチのタンガンショ)」。 ヨルミルミ・シュトレンベルグ ナイトとその仲間(前述)を参照 ヨーゼフ・ヴィント・シュトレンベルグ ヨルの父。前回の魔宴に優勝して「魔王」となった魔乖術師。第五咒法も使用可能な一万年に一人の天才であり、「魔王」の中の「魔王」と呼ばれるほど優秀な男。本編では回想シーンなどでしか登場しないが、娘のヨルに対して冷淡な態度しか見せたことはない。 アルブレヒト・シュトレンベルグ ヨルの祖父。「闇」シュトレンベルグ家の当主であり、魔宴を監視する中央審議会のメンバー。魔宴の秘密に気づき、ヨルを日本に向かわせた張本人。エリザベートの手によって殺される。 ヤミエルミ・シュトレンベルグ 「闇」の始祖。「始原の暗黒(しげんのあんこく)」と呼ばれる存在で、源祖の片腕。源祖からは「ヤミ」と呼ばれていた。ヨルの先祖であり、ヨルと見た目がとても似ている。 源祖に従い魔術師と戦ったが、戦後源祖とは意見が食い違うようになり、息子を源祖に殺されたことをきっかけに源祖と戦う。最終的に自らを生け贄に捧げることで源祖を封印するが、その封印が不測の事態で弱まることを予見し、自らの人格の一部を祭壇に埋め込むことで、子孫に情報を与えようとした。最後は源祖と争うことになってしまったが、本心では悔やんでいたらしく、せめて源祖に死後の安息を与えたいと願っていた。
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