pop'n stage pop'n stageの概要

pop'n stage

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/08 16:37 UTC 版)

pop'n stage
pop'n stage ex
ジャンル 音楽シミュレーション
対応機種 アーケード
開発元 コナミ
発売元 コナミ
人数 1 - 2人
稼働時期 初代:1999年9月
ex:1999年12月
デバイス 10フットパネル

目次

筐体概要

『pop'n stage』の筐体は正面のディスプレイと10枚のフットパネルを持つステージからなる。10枚のパネルスイッチは、X字を描くように5枚が正方形状に配置された物(左下に白、左上に黄、中央に赤、右上に青、右下に緑)が、横並びで2セット配置されている。つまり、『DDR』での矢印パネルが配置されていない部分にパネルがあるという、正反対の配置スタイルとなっている。この配置のため、『pop'n music』とは違い、左右のパネルの配色は線対称ではない。正面のディスプレイの下には、選択用の青い左右セレクトボタンと決定用の赤ボタンがある。

なお、最初のバージョンでは譜面のノートであるポップ君が全て同じ丸いデザインとなっていたが、後のマイナーバージョンアップ版『pop'n stage ex』では、各サイド中央のパネルである赤以外はパネルの配置方向にあわせた三角形(上段が▲、下段が▼)となり、前後方向の視認性が向上した。なお、旧来と同じ丸いポップ君を選択することもできる。

シリーズ作品

pop'n stage(1999年9月稼動) 
最初のバージョン(以下「旧バージョン」と記載)。『pop'n music』シリーズの足バージョンであり、ダンス要素を中心にした派生作品として登場した。本作オリジナル曲の他、本家『pop'n music』シリーズからの移植曲も数曲収録。楽曲の担当キャラクターは全て新規に描き下ろされている。
pop'n stage ex(1999年12月稼動) 
旧バージョンからモードや譜面、システムなどが一部変更され、新曲や『pop'n music 3』からの移植曲の追加が行われた。

基本ルール

基本ルールは『pop'n music』とほぼ同じで、手の代わりに足を使ってポップ君を踏み、楽曲を演奏する。ただし、『pop'n music』とは天地が逆で、『DDR』の矢印のようにポップ君が下から上に上昇していく。このため、グルーブゲージやスコアは画面の上部に、曲名やキャラクター名は下部に表示されている。ポップ君のラインの表示は、左からM字を描くようにパネルを辿った「白(左下)、黄(左上)、赤(中央)、青(右上)、緑(右下)」の順番が左右に2セット並んだ配置となっている。

ポップ君が判定ラインに重なったところでタイミングよく踏んでグルーブゲージを上昇させ、曲終了時にゲージが赤色のGOODゾーンまで到達していればステージクリアとなる。曲の途中でゲージが空になった場合でも、『DDR』のようにその場でいきなりゲームオーバーにはならず、その曲の最後まではプレイできる。

ゲーム開始時にフットスイッチ数選択となり、中央のみを使用する1人用の「6スイッチモード」、全てのスイッチを使用する2人用の「10スイッチモード」から選択する。6スイッチの場合はステージ中央に乗り、「赤(左中)、青(左上)、緑(左下)、白(右下)、黄(右上)、赤(右中)」の配置でプレイする。10スイッチは基本的に2人でプレイするための譜面となっているが、グルーブゲージは1つ(2人で共有)である。

モード

本作にも本家『pop'n music』のようないくつかのモードが存在し、モードにより難易度が変化する。各モードにはデフォルトのプレイヤーキャラクターが用意されているが、『pop'n music』と同様に使用するキャラクターを変更することもできる。

BEGINNER 
旧バージョンのみ存在。練習ステージの後に1曲のみプレイ可能。初期キャラクターはニャミ。
NORMAL 
3曲遊ぶことが可能な標準モード。旧バージョンと『ex』では譜面が異なる。『ex』では旧バージョンのBEGINNERに相当するモードとなったため、全体的に難易度が低下し、一部の曲が選択できない。初期キャラクターは、旧バージョンではジュディ、『ex』ではミミ。
ANOTHER 
『ex』での追加モードだが、実質的な位置付けとしては旧バージョンのNORMALにあたる。NORMALモードよりも少し難しい譜面で3曲プレイする。『ex』ではこのANOTHER限定でしか遊べない曲も存在する。初期キャラクターはジュディ。
MANIAC 
『ex』での追加モード。モード選択画面で画面下の選択ボタンを2個同時押しするとANOTHERの表示がMANIACに変化し、選択することができる。上級者用の譜面となっており、難易度が非常に高い。このモードのみ、10スイッチ譜面が1人でもプレイ可能な配置となっている。また、このモードでは相手キャラクターが全て『pop'n music』のレイヴガールのような配色に変化する。
HARD 
あらかじめ決められた4曲で構成されたコースから選択しプレイするモード。曲プレイ中は自動的に決められたオジャマが発動する。ゲージの仕様が他のモードと異なり、100%からスタートするが途中で回復はせず、減少した分はそのまま次の曲へ持ち越しとなり、ゲージがなくなるとゲームオーバーとなる。『ex』では隠しコースも追加された。初期キャラクターはボンバー。





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