見上げた空におちていく 作品舞台・用語

見上げた空におちていく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/14 14:03 UTC 版)

作品舞台・用語

(出典:[5]

長浜研究学園都市(ながはまけんきゅうがくえんとし)
物語の舞台。北関東の外れにある地方都市。別名長浜市。元々は桜丘という名前の田舎町だったが、研究所や学術機関が集まり、多様な人種の市民が住む。街は人工的に区画された新市街と昔からの旧市街が共存する。このうち新市街は東西南北を通るメインストリートで四角く区切られ、都心と一直線に結ぶ地下鉄の駅が中央区にあり、その周辺部が店舗が立ち並ぶ繁華街になっている。その一方で西大通りの向こう側に広がる西地区の旧市街は古い町並みや田畑が広がる、長閑な田舎町の光景が見られる。物語開始の一週間前に大きな地震「北関東地震」があり、多くの建物が被害に遭って、復旧していない所も多い。
2作目の『コンチェルトノート』の公式サイトの特設ページ[10]によればモデルはつくば市
桜丘医療技術研究所(さくらおかいりょうぎじゅつけんきゅうじょ)
悠斗の父・和人や真央の父・誠二が勤めていた研究所。本編の悠斗の解説によれば病院としての側面も強く、かつては治療に訪れる患者たちに広く門戸が開かれていたものの、5年前の火災で廃墟となり、立ち入り禁止になっているが建物は取り壊されずに現存している。火災事故の前は大らかな施設で、地域住民が気軽に立ち寄れる憩いの場として入り口はカフェテラス兼食堂になっていたが、火災事故の際はその周辺が火元とされている。
中央公園
悠斗の自宅近くにある公園。名称とは異なり町の中心に位置してはいない。本編中の悠斗の解説によれば街を縦に横切る東大通りに併設した遊歩道があり、遊歩道を自転車で走れば一気に市内中心部へ到達できる。現在は、家を失った市民や住めなくなった市民のために仮設住宅が建てられている。モデルは洞峰公園[10]
ベル・カッツェ
市内の商店街にある鈴の自宅兼喫茶店。緑地の立て看板にベルを首に付けた猫と三日月の絵が描かれている。鈴が経営しており、主人公のアルバイト先でもある。
長浜商店街
市の中心部にあるアーケード商店街。家電量販店や書店などの個人商店が軒を連ねている。
北関東地震
本編の1週間前(本編中のラジオのニュースによれば3月10日)の未明に発生した地震。名前の通り北関東地方[11]を震源とする地震。マグニチュードは不明。長浜研究学園都市では震度6(強か弱かは不明)の揺れを観測、古い家屋の倒壊・ガス漏れ・停電・火災・家具の転倒などの多くの被害が発生した。現在も完全な復興には至っておらず、公園には仮設住宅が建てられている。

  1. ^ 見上げた空におちていく”. FANZA GAMES(旧DMM GAMES.R18) (2011年2月25日). 2021年1月14日閲覧。
  2. ^ a b c TECH GIAN(2007年5月号) pp.182-183.
  3. ^ a b c PC Angel(2007年4月号) pp.78-81.
  4. ^ a b c BugBug(2007年5月号) p.237.
  5. ^ a b c 『見上げた空におちていく -Wissenschaft-』(初回限定版特典) pp.44-51.
  6. ^ TECH GIAN(2011年9月号) p.68.
  7. ^ PUSH!!(2011年10月号) p.148.
  8. ^ 『見上げた空におちていく -Wissenschaft-』 pp.23-33.
  9. ^ 『Wissenschaft4』(『黄昏の先にのぼる明日 -あっぷりけFanDisc-』同梱特典) pp.35-37.
  10. ^ a b 参加型企画”. コンチェルトノート オフィシャルWeb. エフォルダム. 2021年1月14日閲覧。
  11. ^ 同じくコンチェルトノート特設ページの心音の解説によれば震源地は土浦市の神立付近。


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