聖剣使いの禁呪詠唱 作中用語

聖剣使いの禁呪詠唱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 14:11 UTC 版)

作中用語

源祖の業(アンセスタルアーツ)

救世主達が使う能力の総称分類として光技と闇術に分かれる。通常は光技か闇術のどちらかしか使えない。 前世の記憶を思い出すだけでなく、修練を重ねることで使えるようになる。サツキのように前世では鍛えておらず、現世で初めて才能を開花させるのは希。 源祖の業は『攻撃は易し、防御は難し』という原則がある。なぜなら、攻撃に関する光技や闇術が使いやすくて強いの、エグいのが多いが、防御の光技や闇術は防御力が微妙だったり、使い勝手が著しく悪かったりするため。 両者を掛け合わせた《太極》が存在する。

光技(こうぎ)

身体能力を上げる技の総称。両手、両足、眉間、丹田、心臓にある七つの門を開き、通力(プラーナ)を汲みだし、超人のごとき力を扱う。七つ全て自在に開いて基礎ができたと評価されて一人前となる。 光技の使用者を《白鉄》(しろがね)と呼ぶ。諸葉曰く、通力の強さと性質は根っこの部分で精神状態が密接に関係しているとしているが、白騎士機関ではそれは俗説で実際は関係ないと評価している。

《金剛通(こんごうつう)》
光技の基礎技の一つ。
通力で全身を硬化させることにより防御力が上がる。下記に列挙する技以外にも、実戦部隊の予備隊員でも使用可能な応用技や、諸葉が編み出した応用技などが存在する。
《耐魔通(たいまつう)》
《金剛通》の応用技。
魔力攻撃、呪力攻撃に対して行う防御方法。物理攻撃への防御力は《金剛通》よりもかなり低くなり、更に魔力攻撃等を完全に防ぎきるわけではないため、最後の手段とされることが多い。
現世には黒魔や異端者といった魔法攻撃をしてくる相手が多いため必ず身に付けるが、前世は白鉄しかいない世界のため、一部の特殊な《熒惑》や固有秘宝の持ち主以外には使い道がなかった。
《金烏(きんう)》
《玉兎》と対になる《金剛通》の上級技。
通力を体の一点に集中して極限の防御力を得る。あまりに難しく使いこなす者はほとんどいない。
《玉兎(ぎょくと)》
《金烏》と対になる《金剛通》の上級技。
全通力を一気に放出することで一瞬の刹那の間だけ無敵になる。
あまりに難しく、使用者が限られている。
《剛力通(ごうりきつう)》
光技の基礎技の一つ。
手や足に通力をまとうことで通常では考えられない膂力を得る。
《崩拳(ほうけん)》
《剛力通》と《金剛通》の併せ技で、強度を高めた拳を叩きつける。
《天眼通(てんげんつう)》
光技の基礎技の一つ。両目に通力をまとうことで視力および動体視力を上げる。
《天耳通(てんにつう)》
光技の基礎技の一つ。
聴覚を強化する。戦闘には寄与し難いため、積極的に鍛える人は少ない。
《内活通(ないかつつう)》
光技の基礎技の一つ。
肉体の治癒力を高める。通力が豊富な人は骨が折れても数日で完治するほか、気絶しても内活通で傷を治す者もいる。
《神足通(じんそくつう)》
光技の基礎技の一つ。
両足に通力をまとうことで速度や跳躍力を強化する技で、他の光技と併用されることが多い。
ただし、《巨門》+《文曲》などのように《神足通》を極めると《神足通》同士の併用により異次元な動きができ、対救世主戦では相手をスピードで翻弄することができる。
訓練次第で上手くなっていき易いが、火力が重視される異端者戦において最低限使えれば事足りるため、そこそこ鍛えたらそこで止める者がほとんど。
《神足通》の派生技および上位技は下記の七種であり、いずれも名前は北斗七星に由来する。
《貪狼(どんろう)》
瞬間的に分身したかと見紛うほどの速度で多方向から撃つ。全力全速の爆発的なスピードが必要で、足場が悪いと減速して失敗したり、使用後に隙ができてしまう。同じ最大速度でも体重が軽いと分身人数が多くなる。
《巨門(こもん)》
緩急をつけることで残像を生み出す歩法。《貪狼》と違い《巨門》は使った後も隙ができない。
派生技のなかでもっとも簡単であるが、ダブルやトリプルは格段に難しくなる。
ダブルの応用で二つ同時に作るのはもっと難しい。これを出来るようになると《貪狼》と見分けがつきにくくなる。
《禄存(ろくぞん)》
《廉貞》の応用技で、相手の攻撃を全力で回避し、視線から外れ、意表を衝き、完全に気配をくらませて、間合いを切る。異端者戦においてあまり有効でないため、わざわざ鍛えている者は少数派である。
《文曲(もんぎょく)》
トップスピードは激減するが、如何なるものも足場に変え、舞い散る木の葉を足場にしたり、水の上を駆け、壁や天井を走ることができる。最低限使用できれば、異端者戦においては事足りるため、一定以上鍛えている者は少数派である。
《廉貞(れんてい)》
音と気配を絶つ歩法で、前世が暗殺者である者は特に上手い。異端者戦においてあまり有効でないため、わざわざ鍛えている者は少数派である。
《武曲(ぶきょく)》
《剛力通》によるパワーで強引に加速できる反面、途中で止まることや横に移動することが困難になる。
《破軍(はぐん)》
《神足通》の最上級派生技で、他の派生技すべてを同時に行うことにより、瞬間移動をしたかのような速さで動くことができる。
使える者はほぼいないほど難しい。また、避けられた場合、大きく体勢を崩して隙ができるので諸葉は好まない。
五星技(光技の応用又は上位技)
《太白(たいはく)》
攻撃光技の基本で、器に通力を流し込むことで破壊力が増し、相手の体内に毒のような効果をもたらす。
武器に通力を集中させることで威力が格段に上昇するため、通力の量が多くても集中が不完全だとランクAの白鉄よりも攻撃力が落ちる。
普通の武器ではすぐに自己崩壊してしまうので聖剣や名剣などでなくては通力を大量に流すことができない。スピード型の《太白》であっても、《金剛通》で防ぐことはできない。
《辰星(しんせい)》
通力を武器に通わせて自在に操る(念動力)。
使い手によっては水で竜を作ることや鎖を蝶結びなども可能なほどで、使いこなすにはセンスと習練が要る。
異端者戦においてあまり有効でないため、わざわざ鍛えている者は少数派である。
《鎮星(ちんせい)》
肉体を傷つけず精神のみを攻撃し、意識を刈り取る。
自他の通力差を完全に把握していれば、気絶時間を調節できる反面、よほど通力量に差がなければ効果を及ぼすことができない。
《太歳(たいさい)》
通力をためて放出し暴風を起こす。通力が多い者にしか使えない分、通力をありったけ流せば良いのですぐに使用できる。素手で使用するよりも武器で使用した方が拡散し難く、威力が高くなる。
《熒惑(けいこく)》
通力を己の根源たる象へと近付けて、変化させる技であり、多種多様な能力がある。この光技だけは、魂の質に左右されるため誰もが使えるわけではない。また、一部の例外を除き長時間使い続けることはできない。
一部《熒惑》には副次効果ような力があるものがあり、《熒惑》を使ってなくても力が発揮されている。

闇術(あんじゅつ)

魔力(マーナ)を使うことで自然界のエネルギーを吸い込み、己の望むエネルギーに変換する技術。闇術の使用者を《黒魔》(くろま)と呼ぶ。7巻やコミック、アニメで名称が変更されたものもある。 使用には、通常、宙に文字を書く「スペリング」と詠唱が求められる。詠唱なしでも発動できるが、その際は威力が弱くなる。詠唱する際は「綴る」と言わなければならない。また、詠唱とスペリングの際に強くイメージすればするほど威力が増す。 闇術はアレンジが可能で威力を抑えたり、呪祖を追加して威力を上げたりすることもできる。 闇術は破壊を得意とし、治癒や修理は不得意である。ただし、ごく稀に治癒術が得意な者がいる。 スペリングの行数によって第n階梯と分類する。行数が増えると成功難易度と威力が格段に増加する。 通常の闇術は第九階梯までであり、普通の黒魔は第九階梯を目指して鍛練するその先は第十三階梯の禁呪(使用する際に代償を伴うもの)となる。 詠唱に関しては、原作やコミック、アニメでも一部しかないため、ここに表記することは控える。 特別な効果の闇術でなくとも、高階梯の闇術は使い手が一人しかいないこともあり、その場合は二人目の使用者が現れるまでは、固有秘法(ジ・オリジン)とされる。具体的には、《稲妻の螺旋》と《稲妻の魔竜》は、諸葉が使うまではヴァシリーサの固有秘法とされ、《霜の巨人》と《霧氷鱗の魔竜》は、諸葉しか使えないため、諸葉の固有秘法とされている。

1 《火炎(フレアー)》
2 《猛火(ブレイズ)》
3 《火葬(インシネレート)》
4 《炎の大嵐(ブレイズストーム)》
5 《黒縄地獄(ブラックゲヘナ)》
6 《紅蓮地獄(ブライトレッドフレイム)》
7 《大焦熱地獄(インフェルノ)》
1 《氷の吐息(ホワイトブレス)》
3 《凍てつく影(フリージングシェイド)》
4 《凄まじき吹雪(ドレッドフルブリザード)》
5 《吹雪の死霊(ブリザードスペクター)》
6 《氷結地獄(ブライトホワイトフロスト)》
7 《氷の牢獄(ヨトウンヘイム)》
8 《霜の巨人(フロストジャイアント)》
9 《霧氷鱗の魔竜(フロストウィルム)》
1 《水流破(ハイドロブラスト)》
5 《流水の海蛇(ハイドロサーベント)》
1 《稲妻(ライトニング)》
2 《四筋の稲妻(フォーウェイライトニング)》
3 《狂乱する球雷(ブリッツボール)》
5 《雷雲の精霊(サンダースピリット)》
8 《稲妻の螺旋(サンダーストームヘリックス)》
9 《稲妻の魔竜(サンダーボルトドラゴン)》
1 《引き裂く突風(ブリーズブレイド)》
2 《吠えたける強風(ブリーズメイス)》
3 《切り裂く風(ブリーズシャムシール)》
5 《嵐の精霊(テンペストジン)》
《閃光(フラッシュ)》第一階梯
一瞬だけ強い光を放つ。
《精神の剣(マインドソーズ)》第一階梯
精神力を斬る力に変化して放つ闇術。
アニメでは魔力を丸鋸の形状にして飛ばしていた。
《精神の槍(マインドスラスト)》第一階梯
精神力を貫く力に変化して放つ闇術。
アニメでは魔力の竜巻となっていた。
《精神の鎚(マインドビート)》
精神力を叩く力に変化して放つ闇術。
《束縛(バインド)》第一階梯
鎖を作り相手を束縛する。
《魂の紐(スピリットストリングス)》
半透明の紐でできており、《束縛》の鎖に比べて耐久度はないが、しばらく間は消滅せずどこまでも伸びる特性がある。
使い手によっては一時間も消滅せず保つことができる。
《万の眠り(スリープニアデス)》第三階梯
相手を深い眠りに落とす。
《護法印(ヘクス)》
属性に特化した防御術を上げる。使いやすい一方、違う属性に対する効果は薄。
《青の護法印(ブルーヘクス)》第一階梯
四方を囲む青い障壁を作り出す(風や水属性に有効)。炎や熱、全体攻撃は防げない。
《赤の護法印(レッドヘクス)》第一階梯
炎や熱を遮断する赤い障壁(炎や雷属性に有効)。風や水属性、全体攻撃は防げない。
《上天の障壁(エイジャー グリッド)》
闇術の強力な防御技(上空に各属性に耐える防御壁を作る)。
ランクB上位やランクA以上の黒魔が複数人いないと使えない。
《傷跡の治療(ヒーリング)》第一階梯
素肌の上に直接魔法文字を綴り該当箇所を治癒する。
対象は安静にしていなければならず治癒にも時間がかかる。
資質に関係なく使えて術者の魔力の大小によって回復するので大抵の術者は効率を考えてこの闇術を使う。
アニメでは傷に手を当てて治療していた。
《神秘の回復(ミステイカルリカバリー)》第三階梯
かけられた者の自然治癒能力を前借し、瞬間的に傷や病を治すことの出来る不思議な効力を持つ回復闇術。
ただし、前借した期間は負った怪我や病は治らなくなる強力な副作用もある。
この闇術は大抵の術者では一日分の前借しか出来ないのであまり効果はない。だが、カルガ・リンは1ヶ月前借できる。
《蘇生の天使(エンジェリックレストア)》第五階梯
魔力と資質を治癒力に換えて他者を治す回復闇術。
反魂を用いると生命力を直接奪う最悪の闇術になる。
《羽毫の体現(デクリーズウエイト)》第一階梯
自身の体重を限りなくゼロにすることができる。
《幻影の像(ファンタズマルヴィジョン)》第一階梯
光学的幻影(分身)を作る闇術。自分のイメージによって幻影は作れるためイメージが強ければ何でも幻影で作れる。
《遥か見(マギスコープ)》第一階梯
《天眼通》と同じ効果を得る闇術。
魔力に自信がある人なら一キロ先まで見えてランクSなら五キロ先を楽に見える。
作者のTwitterにて名称が変更される。
《抑制の場(サプレッションフィールド)》
結界系の闇術で、魂の無い存在を弱体化させる。
雷の禁呪の雷獣を白鉄に例えると、ランクBとCの中間くらいの雷獣を、ランクCとDの中間くらいまで弱体化させる大魔法。
しかし、使用者は発動中、身じろぎも出来ず他の闇術も使用することは出来ないことと、効果範囲が広いため調整が出来ないという欠点がある。
《月銀の槍(ムーンライトジャベリン)》第五階梯
月光のような輝きを放つ槍を展開させ、相手に向けて飛ばす。
飛距離はあるが、命中率はそれほどでない。しかし、7巻で諸葉は側にいたシャルルを避け、魔神級異端者の核を正確に撃ち抜いた。
《霧消の場(ヴァシングフィールド)》第六階梯
術者の周囲にしばらくの間、不可視の障壁を作り、術者に害を及ぼそうとする闇術を完全に無効化する。
強力で便利そうな防御闇術に思えるが術者の魔力や練度が加害者の魔力や練度を圧倒してなければ無効化できない。
もし術者の力及ばなかった場合はダメージの軽減すらされないため、普通に攻撃闇術を撃ち合った方が良いので相手を圧倒する力がないとあまり意味の無い闇術である。
ゴーレム
黒魔が認識票によって顕現させる前世で作り出した使い魔。闇術を行使する際のサポートを行う。
身体能力的に常人と変わらない黒魔が、問答無用の直接攻撃に対抗するため、長い時間をかけて創り出した。
フランス支部では現代の材料で作製する技術が存在するが、初代PSGと九代目PSG以外現代の物質だけでゴーレムを生み出した者はおらず、必ずどこかには認識票を使用する。
反魂(はんごん)
詠唱はそのままだがスペリングが右から左ではなく、左から右へ鏡文字を綴ることで本来あるべき性質を反転させる法(言魂ヲ反転サセル法)。
威力は甚大だが、人為的に暴走させた魔力の一部が逆流し使い手を傷付ける。
暴走させた魔力すらも完全にコントロールすると使い手を傷付けず、性質反転と威力上昇の利点のみを受けられる。しかしそのためには髪が白髪となるほどの荒行を必要とする。
突き詰めれば人間の限界を超えることも可能で、それが禁呪であり、反魂は禁呪に至る鍵となる技術でもある。
禁呪
通常の闇術とは比べ物にならないほどの威力を持つ最高位の闇術。
第十三階梯まで綴りスペリングする必要はあるが、威力は折紙付きで使用すればその土地の地形を変えてしまうほど。そのため使用には政府の許可が必要となる。
2巻にて諸葉がエドワードを破るために禁呪をぶつけ、《夢石の面晶体》に囲まれているにも拘らず漏れ出た余波で地域全体に雪を降らせた。
また、5巻にて諸葉がヴァシリーサの禁呪を破るために禁呪をぶつけた際に、エカリテンブルクが内海に変わってしまいロシア政府も頭を抱えてしまうほど。
個人にしか使えないため固有秘法となっており、使える者は禁呪保持者(グリモアホルダー)と呼ばれる。
禁呪を使うには人の限界を超える魔力が必要となる。
元より人の限界を超える魔力を持つ規格外の存在を除き、反魂を用いて発動に足る魔力を絞り出す必要がある。しかも反魂を用いて禁呪を使用した場合、禁呪の成功・失敗に関係なく術者は必ず死に至る。
そのため実験も出来ず、発動は非常に困難で諸葉と静乃の前世では、砂漠化に悩まされていた国で水の禁呪により湖を作り出そうとする計画が立てられたが、第七階梯すら自在とする大魔術師が十人以上も挑戦し全員が失敗して命を散らせる結果に終わったという記録が存在する。
名称不明
諸葉と静乃が前世で編み出した技術。
二人の魔力を絡み合わせ、手を重ねて同時に詠唱、スペリングすることで、闇術の威力や射程を激増させる。
反魂の比ではない強化で、7巻で第五階梯闇術《月銀の槍》を二人でスペリングした時には、眩いほどの輝きを放つ巨大な槍となり、第八階梯以上の威力を発揮した。

太極(インヤン)

光技と闇術を併用する諸葉独自の術理。魔力が通力を喰らって高まり、それに反発して通力が高まることで際限なく威力が上昇し、弩級の異端者を倒すほどにも至る。 11巻で六翼会議のレナード・ヴァン=パーシーが、アーリンの手によって作成された魔法道具によって使用していると思われていたが、18巻にて正確には太極とは違う技だという事が判明。名前が付いていないものもある。

《天をも焦がす降魔の黒剣(クリカラ)》
光技の《太白》に、炎の第五階梯闇術《黒縄地獄》の掛け合わせた技。
一撃で川の水を蒸発させてしまう熱量を有する。
《万象咬み潰す九頭の皓剣(ハイドラ)》
第一階梯闇術《羽毫の体現》と光技《貪狼》、《熒惑》を掛け合わせ技。
《羽毫の体現》によって重力を軽減し、《貪狼》を9人に分身、体重低下による威力低下を森羅万象すらも切断する《熒惑》を使用することで解決した。九つの斬撃によって、相手をバラバラに斬り裂く。
《日天呑み降す常夜の白剣(エクシュキシュ)》
光技の《太白》に氷の第六階梯《氷結地獄》を掛け合わせた技。亮と宇佐子の熒惑《赤鬼》に対抗して使用し、引き分けても余波で雪を降らせた。
11巻にて直撃でなくとも、広範囲に広がる通力を伴った冷気によってダメージを与えることが判明。
《鳴神まつろわす霹靂の蒼剣(ナム・ドウルツク)》
光技《太白》に雷の第八階梯《稲妻の螺旋》を掛け合わせた技。百雷が束ねられ、天をも穿つ刀身となった神威の剣。
アニメ第一話で使用されたが、原作には12巻にて初めて使用された。
ヴリトラ
光技の太白に炎の第八階梯を掛け合わせた技。クリカラの上位にあたる技。アニメオリジナル。
剣聖フラガと冥王シュウ・サウラの力を一つの体に顕現させ、サツキと静乃がそれぞれ本当の力を覚醒し、三人の力を一つに纏めて放つことで謎の異端者エンシェントドラゴンを一撃で倒すことができた。
青白い炎をまとわせた剣を超巨大化させエネルギーを放ち攻撃をする。
作者のTwitterからの情報にて、作者が必要部分だけ決めただけらしく詳細については不明[11]

固有秘宝 / 固有秘法(ジ・オリジン)

その者にしか使えない唯一無二の武具や闇術の総称。基本的に二人目が現れると外されるが、一部そのままになっているものもある。

《聖剣サラティガ(せいけんサラティガ)》
使用者:灰村諸葉、嵐城サツキ
諸葉が前世で使用していた武器で、鏡のような刃が特徴である。正真の聖剣。前世の世界の古語で『聖なる(サ)/輝きの(ラ)/刃(ティガ)』という意味。
コンドラートが操るレーシャを救うために、大量の通力を流し込んで無理やり顕現させた際は一撃を与えた後に自己崩壊してしまった。
諸葉は、聖剣の巫女であるサツキの通力に常に流されていたIDタグを使うことで自己崩壊することなく使用を続ける事ができる。
《魔剣レプラザン》が力を喰らいきれず崩壊させるほどの通力であっても問題なく使用でき、莫大な量の通力を注ぎ込んだ時にだけ神通力(アルスマグナ)に昇華させる能力を持つ。
諸葉のように絶大な通力量を持っていなければ神通力に昇華することができないため、他の白鉄が使うとあまり意味を為さない。ただし、7つの門を完全に開いたサツキは通力を神通力に昇華することが出来る。
貝利との戦闘では、諸葉が無理やり七門から直接引き出した神通力を濾過し、究極の力へと昇華させた。
《巫剣アーキュール(かんなぎのつるぎアーキュール)》
使用者:嵐城サツキ
《聖剣サラティガ》と同じく王家に伝わる宝剣。サツキの有り余る通力に耐えることができ、名剣の本領を発揮させて破壊力を収束させるための器として素晴らしく機能する。
原作1巻から登場していたが、7巻にて名称が判明。
《魔剣ガルガーンティガ(まけんガルガーンティガ)》
使用者:駿河安東
《聖剣サラティガ》と対となる正真の魔剣。前世の世界の古語で『光呑む(ガルガ)/邪悪の(アン)/刃(ティガ)』と言う意味。
この魔剣は危険過ぎてとある王家の墓に長年封印されていたが皇帝が強奪した。
この魔剣の特性は通力を走らせたら最後持ち主の意思に関わらず通力を吸い上げて無理やり神通力に換えてしまう、そして吸収量は莫大で大抵の持ち主は一瞬で干からびて絶命するため膨大な通力を持っていなければならない。
しかし、安東の場合は、多すぎる通力によって逆に《魔剣ガルガーンティガ》に限界が訪れ、何れ自己崩壊してしまう。
《魔剣レプラザン(まけんレプラザン)》
使用者:レーシャ
周囲にある通力と魔力を喰らい無効化する。
使用者の意思で能力のオンオフを切り替えることができる。能力がオンになっている間は周りの通力、魔力を無差別に食らうため本人も通力を使うことができない。オフの状態では刃に触れているもの、切ったものの通力、魔力を食らう。そのため使用者は《太白》などの刀身に通力を纏わせて使う光技は使うことができない。
喰らいきれない量の通力、魔力は無効化できない。
16巻にて、レーシャが自身の通力を吸わせることで呪力も喰らうことができる『正真の魔剣』となり、その威力は一突きで魔神級の呪力を吸いきり、屠るほどであるが、発動には時間がかかる。
《竜杖ナーグラヴィッツ(りゅうじょうナーグラヴィッツ)》
使用者:漆原静乃
静乃が前世で使用していた杖で、氷と冷気と水晶でできた竜の形をしたゴーレムに変化する。
静乃が反応できないような高速の攻撃でも自動的に防ぐ。ランクAの白鉄を倒すことができるほど強い。
前世にいた氷の蛟竜をシュウ・サウラとともに捕まえて素材に使った傑作のゴーレムである。
原作4巻にて登場したが、アニメでは第二話から顕現させている。
《饕餮カラスボラス(とうてつカラスボラス)》
使用者:漆原静乃
諸葉が前世で従えていた四体のゴーレムの内の一体を静乃が諸葉のIDタグを用いて顕現した。
見た目は胴体が五メートル近い巨体の毛むくじゃらの雄牛型のゴーレム。
巨体ではあるが器用で俊敏性も高く使用者を守る性能も高い。
普通のゴーレムとは格が違い強さは別格でシュウ・サウラが造り出した四凶と畏れられた傑作。
《共工エイジャエイジャ(きょうこうエイジャエイジャ)》
使用者:漆原静乃
諸葉が前世で従えていた四体のゴーレムの内の一体を静乃が諸葉のIDタグを用いて顕現した。
見た目は薄気味悪い人面の大蛇で、象でも絞め殺せそうなほど巨体をしている。
シュウ・サウラ曰く、魔術合戦用のかりっかりの特化ゴーレムで第五階梯以下の闇術を完全に無効にする。
並の黒魔ではこのゴーレムがいるだけで闇術が使えなくなり一方的に攻撃することができる。それゆえにシュウ・サウラが造り出した四凶と畏れられた傑作。
《混沌ルズガズリンケンス(こんとんルズガズリンケンス)》
使用者:カルガ・リン
諸葉が前世で従えていた四体のゴーレムの内の一体で、今はカルガ・リンが所持している。
諸葉の前世の世界から持って来た物であり、今世で顕現させたわけではないため、厳密には固有秘宝(ジ・オリジン)ではない。
見た目は黒犬のようであるが虎に負けないほどの体躯で七匹で一つのゴーレムで普段は使用者の影のなかにいる。
シュウ・サウラが幼少期に造り上げて、彼曰く偶然と幸運の産物で再現が二度と出来ない最初にして最強のゴーレム。かりっかりの戦闘用ゴーレムで自律的に学習して効率的な戦術を編み出す。そのため、シュウ・サウラが造り出した四凶と畏れられた傑作中の傑作。
カルガ・リンが持つ経緯はシュウ・サウラが、最強に最強の取り合わせは面白かろうと言ういたずら心。
《窮奇レンヅァイツヴァイ(そゅうきレンヅァイツヴァイ)》
使用者:カルガ・リン
諸葉が前世で従えていた四体のゴーレムの内の一体で、今はカルガ・リンが所持している。
諸葉の前世の世界から持って来た物であり、今世で顕現させたわけではないため、厳密には固有秘宝(ジ・オリジン)ではない。
見た目は有翼の虎で人を乗せることができるほどの大きな体躯を持ち、かつ飛翔能力を持つゴーレム。
人を乗せる飛翔能力を持つゴーレムの製作は誰もが夢見るがカルガ・リンが知る限り《窮奇レンヅァイツヴァイ》以外不可能である。
不可能を可能にしたこのゴーレムは代償に燃費が悪くて魔力を大量に使い魔力に自信があるものでもわずかな時間しか飛べないが常識はずれの魔力量を持つシュウ・サウラのために造ったゴーレム。制空権を取れるためシュウ・サウラが造り出した四凶と畏れられた傑作。
カルガ・リンが来世へと旅立つに当たり、シュウ・サウラが餞別代わりに授かったが彼自身が使うために造ったため、彼女が使うと少しの間しか飛べない。
《銀嶺アーガステン(ぎんれいアーガステン)》
使用者:エドワード・ランパード
白銀の甲冑。《天をも焦がす降魔の黒剣(クリカラ)》で攻撃し続けてもヒビを入れることしかできないほどの圧倒的な防御力を誇る。
物理、魔法、呪力、全てに絶対的な防御力を持つだけでなく、鎧の隙間から入ってきそうな液体や気体による攻撃も完全に防ぐ。
それでいて、自分は息ができる模様。
アニメでは盾と槍も合わせて顕現させており、Twitterにて三つあわせて銀嶺アーガステンであることが判明。
《移ろいの門(トランスポータル)》
使用者:四門万里、四門摩耶
数百キロ離れた場所に多数の人間を瞬時に転移させることができるが、色々と制約がある(一日に一回しか使用できない。繋ぐ場所をはっきりと思い浮かべなければならない等)。
摩耶が使用に成功したことから固有秘法から外されたが、その戦略的価値は些かも減じていない。
《帽子の下の小鬼(スプリガン)》
使用者:四門万里
一寸法師のような小さな鬼のゴーレム。
いつもは万里のトンガリ帽子の中にいて主の危機に帽子から出てきて、口を開けて深く息を吸い込むと魔法のように体積を膨張させて身の丈八寸の大鬼に変化させることができる。
《夢石の面晶体(フィールドオブドリーム)》
使用者:四門摩耶
現実世界の位相をずらすことで別の空間を作る結界闇術。
この結界の中で壊れた物はしばらくすれば、負傷した人は結界の外へ出れば元通りになる。ただし、結界の範囲を広くした場合は生物は元通りにならない。
結界を作成するには時間がかかる。多少の攻撃で壊れたりはしないが、諸葉の《エクシュキシュ》と熾場の《赤鬼》のぶつかり合いで崩壊した。
上記のように結果のキャパシティを超えてしまうと結界が壊れてしまい事象のリセットできず外に影響を及ぼす。
《摩訶鉢特摩地獄(コキュートス)》
使用者:灰村諸葉、漆原静乃(ただし、静乃は反魂を用いる必要があり使用すれば死に至る)
広範囲に渡り極寒地獄を作り出す氷の禁呪。
諸葉が使用した時は摩耶の結界の範囲を超えて作用したため、夏にもかかわらず街に雪を降らせてしまった。あまりにも強力で結界がなければ永久凍土と化してしまうほど。
その後、使用には日本支部の許可が必要になった。
シュウ・サウラの時も使用したことがあり、こちらは結界もなく使用したため辺り一面が永久凍土と化し、未来永劫雪に閉ざされた状態となっている。
18巻では静乃が使用し六翼会議の拠点「この世ならざる音楽室」の内部を極寒地獄に変えた。
《世界喰らいの蛇(ウロボロス)》
使用者:灰村諸葉
すべてを飲み込む魔海を作り出す水の禁呪。
《無間地獄(ジ・アビス)》
使用者:灰村諸葉
一切の光も影もない色という概念すら存在しない深淵(せかい)を作り出す炎の禁呪であり、諸葉の魔力でも反魂を使用しなければ発動しない。
三次元宇宙にありえない色なので、人の目には灰色の炎に見える色あせた炎で永劫に燃え続ける。
《天界十字軍(クリューセルクルセイダー)》
使用者:ヴァシリーサ・ユーリエヴナ・モストヴァヤ
空を暗雲で覆い尽くし、そこから無数の雷獣と雷の巨人一体を召喚する雷の禁呪であり、発動の代償は広大な土地である。
《鳳扇ツァザルエー》
使用者:ヴァシリーサ・ユーリエヴナ・モストヴァヤ
前世で三つの邑を滅ぼした魔鳥の魂を使って作製したゴーレム。炎を纏って神足通と同等のスピードで飛ぶ。
《一千六十三フィートの高座(オーヴァロード オーヴァウォッチ)》
使用者:シャルル・サン=ジェルマン
空を縦横無尽に飛行することができる闇術。《羽毫の体現》や《神足通》でさえ不可能な高度を飛行するため、救世主同士での戦闘では一方的な攻勢になる。
《霜の巨人(フロストジャイアント)》
使用者:灰村諸葉
氷の第八階梯闇術で、極低温の冷気が巨大な拳の形をとって対象へ飛んでいき、凍結破壊する。諸葉以外に使える者がいないため、固有秘法とされた。
《霧氷鱗の魔竜(フロストウィルム)》
使用者:灰村諸葉
氷の第九階梯闇術。
極低温の冷気が束ねられ、軌道上の大気が凍り付き、光輝く細氷の鱗を持つ魔竜のごとく対象に襲い掛かり、着弾点から半径10メートル以内の何もかもを凍結させる。諸葉以外に使える者がいないため、固有秘法とされた。
《この世ならざる音楽室(ティル・ナ・ノーグ)》
使用者:ルイーズ・サン=ジェルマン
どこか閑散とした境界を思わせる空間にパイプオルガンが置かれた空間。次元のずれた場所に存在し、演奏中は別の空間へと繋げることができる。
実は素体に要塞級異端者を丸々一体を使い作り上げたゴーレム。
《稲妻の螺旋(サンダーストームヘリックス)》
使用者:ヴァシリーサ・ユーリエヴナ・モストヴァヤ、灰村諸葉
雷の第八階梯闇術。
稲妻の槍が百本以上現れ、時間差で螺旋状に降り注ぐ。
元々はヴァシリーサしか使えなかったため、固有秘法とされてきたが、5巻で諸葉が使用し、固有秘法から外された。
《稲妻の魔竜(サンダーボルトドラゴン)》
使用者:ヴァシリーサ・ユーリエヴナ・モストヴァヤ、灰村諸葉
雷の第九階梯闇術。
無数の雷光がより集まって、蒼電の竜となり、対象に襲い掛かり焼き尽くす。
5巻で諸葉が《稲妻の螺旋》を使用したことを受けて、ヴァシリーサが使用し、固有秘法とされた。
9巻で要塞級異端者へ向けて諸葉が使ったことで固有秘法から外された。

裏光技(うらこうぎ)

通力でなく呪力を使い普通の光技と異なる効果や特質を変化させた光技。 裏光技には向き不向きがあることに加え、一つの技を習得するのに膨大な修行が必要であり、二つ以上習得するのは難しい。ただし、迅は全ての光技を一通り裏でも使用でき、ヂーシンからは「呪力をまるで通力のように扱う」と称されている。

裏《金剛通》
通常の《金剛通》とは比べ物にならない強度を誇る。
窮めると、石動迅の裏《太白》すらも無傷で防ぐことができる。
裏《耐魔通》
通常の《耐魔通》を遥かに越える魔力攻撃、呪力攻撃への耐性を得ることができる。
窮めると魔力攻撃、呪力攻撃を無効化する。
裏《剛力通》
通常の《剛力通》を遥かに越えるパワーを得ることができる。
裏《崩拳》
裏《金剛通》と裏《剛力通》の合わせ技。
裏《天眼通》
通常の《天眼通》よりもスローで見える。
窮めると、0.1秒先の未来が見える。
裏《天耳通》
通常の《天耳通》よりも耳が良くなる。
窮めると相手の心の声を聴くことができる。
裏《神足通》
通常の《神足通》を遥かに越える速度を出すことができる。
裏《貪狼》
裏《巨門》
限りなく本物にしか見えない残像を生み出す。
窮めると一定時間の間本物のように実体を持った残像を生み出せる。
裏《禄存》
光技、闇術、呪力攻撃を透過する。
最強の裏光技であり、諸葉や熾場亮のような概念の《熒惑》か、レーシャの覚醒した《魔剣レプラザン》や裏《内活通》による吸収攻撃以外に対し無敵。
裏《文曲》
窮めると何もないところを踏んで跳躍できる。
裏《廉貞》
窮めると物質を透過できる。
光技、闇術、呪力攻撃は透過できない。
裏《武曲》
ミサイルのごときスピードで直進できる。
裏《破軍》
裏《内活通》
他者から生命力や通力、呪力を吸収し、自身の傷等を急速に回復する。
裏五星技
裏《太白》
裏《太歳》
窮めると風に呪力を纏わせ、形、範囲を自由自在に操る。
裏《熒惑》
通常の《熒惑》よりも効果も規模も跳ね上がる。
石動迅は黒雷を操る。

異端者(メタフィジカル)

どこからともなく現れる人間世界に害をなす異形異端の生物。頭の数が多いほど強い多頭種や、尋常ではない生命力を持つ海魔種、光技が効き辛い邪霊種、《子》(バグ)と呼ばれる生物兵器を搭載する巨蟲種など、色々な種類が存在する模様。等級が存在しており、ランクSなしに倒せない弩級(ドレッドノート)や要塞級(フォートレス)も存在し、その上に存在する魔神級(アークフィンド)はランクSですら苦戦させられる。大きさに比例して強いとされていたが、魔神級は人間とほぼ変わらない。

正体は不可視によって誘拐され、《源祖の業》によって変化させられた人間の魂。要塞級までは人間の魂によって作られるが、魔神級は救世主の魂を使って作られる。魔神級の自己回復力は「妄執」の強さに直結するらしい。異端者化は一人一度しかなれないので同じ人から何度も異端者は作れない。また、一部の例外を除き《異端者》は同時に二体は操れず、無理すればどちらも暴走し二度とコントロールできなくなるというルールがあるため、一体ずつしか生み出せない。

弩級(ドレッドノート)
大きさが10メートル前後の異端者。ランクSなしには倒せないほど強い異端者であり、要塞級(フォートレス)が出現するまでは最強の異端者の分類であった。
要塞級(フォートレス)
実戦部隊の合宿時に初めて確認された異端者。大きいもので数百メートル、小さいものでも30メートルとそれまで出現していたものとは段違いの巨体を誇る。
さらに巨蟲種と多頭種とのハイブリッドや蛇霊種のバグを生み出すものなどこれまでに無い特徴を持つものも存在している。
ランクSなしには倒せない異端者であり、特に攻撃範囲が広いため、通常の異端者のようにただ数を揃えるだけでは討伐できず、討伐には、ランクAが前線で戦い、それ以外は黒魔をガチガチに守る布陣を敷く必要がある。
群体要塞級(ストロングホールド)
要塞級が複数体集まっている特殊な要塞級。
中心となる要塞級を護るように複数の要塞級が存在し、その内一体を倒しても中心となる要塞級や他の要塞級から呪力が倒された要塞級に送られ即座に復活する。
これが本来の要塞級の在り方ではないかとエドワードは推察している。
魔神級(アークフィンド)
救世主の魂を使って作られた異端者。
大きさや全体的な造形は人間と変わらないが、他の異端者と同じくその姿は醜悪である。
火力、機動性が今までの異端者とは段違いに高く、高い自己回復力を持っている上、特殊能力を持っている個体も存在する。しかも使用された魂の願望を歪めた形で喋る(正確にはテレパシーで伝える)ので、使用された魂の関係者に心理的な圧力がかかってしまうこともある。
機動性がこれまでの異端者より遥かに優れているため、これまでの対異端者戦術が役に立たない。
そして、心臓部分にある呪力できた黒い球体が半分位の薄さになると戦闘スタイルが変わりより強力な能力を使ってくる。
討伐には、ランクSがいないと話に成らず、他のメンバーもランクAのみで構成する必要があるが、それでも厳しい。
ただし、使用されている魂の強さが異端者の強さにつながることに加え、回復能力は魂の「妄執」の強さに左右されるため、個体差が大きい。
騎士級(ブラックナイト)
自らの意思で魂を捧げ、長い時間をかけて調整を施して《異端者》になった《救世主》たち。暗黒騎士とも。
理性と知性を持ち、会話も可能で、ランクAを越える実力を持つ。個体としては弱いが、各々の能力を活かして集団で戦えばランクSにも届き得る。
見た目は頭が動物で身体は人間の半獣半人で、戦闘服を身に付け、IDタグで業物の武具を顕現させる。
サツキが名前を知っていたことから、フラガの居た世界の皇帝の戦士たちであると推測される。
自律行動しているためか、「《異端者》は同時に二体は操れない」というルールに抵触しない
通力と呪力の両方を纏い、《源祖の業》を使わない武術、剣術を極め、それにより強力となった通常の光技、更に呪力を使った裏光技を1つ窮めた《異端者》で普通の光技とはまるで違う性質がある。(石動迅以上の裏光技)
魔神級異端者を粗悪品と呼んでいるが、実際には強さ、再生能力、特殊能力全てにおいて魔神級に劣る。
天使級(フォールエンジェル)
他の《異端者》たちとあらゆる要素において別格で、本人そのままの人格と自意識を持ち造物主の命令すら受け付けず、どんな攻撃でもたちまちに復活してしまう最強不死身の《異端者》。
普通は何十年もの修行して肉体を捨てた仙人がこの境地に至るが、《異端者》の種を用いることでわずかの間で仙人になることができる(ただし、誰でも成れる訳ではなく魂が強い人間に限られる)。
未だに二体しか産み出せておらず、顕現条件も不明(最低でもランクS並の最高ランクの魂の強さを持たないといけない)。
天体級(ルナティック)
ランクS並みの最高クラスの魂を元に『群体要塞級(ストロングホールド)』の要領で生み出すことで生まれる最大の異端者。
強い弱いの枠を越えて、その大きさは星と言っても良く、《異端者》を生み出し、操る中継点として使え、前述のルールを無視し、《異端者》の生産・操縦に制約がない。
エンシェントドラゴン
アニメオリジナルの新種の異端者。見た目はドラゴンそのものである。
能力は闇術の反転詠唱による無効と使ってきた闇術をそのまま返す能力と瞬間移動と諸葉が今までに戦った全ての異端者の能力を持っている。
この異端者は諸葉の二つの前世で大切な人を奪っていった異端者である。

その他

救世主(セイヴァー)
前世で英雄だった者が時間や場所を超え転生した人間を指す。主に《白鉄》と《黒魔》の二種類に大別され、それ以外の《救世主》は世界でも希少である。
機関の仮説によると魂の転生には数千万年単位の時間を要し、その長い時を経ても摩耗しない強靭な魂だけが救世主になると考えられている。そのため、基本的に前世の記憶は一人分であり、諸葉が現れるまでは二つ以上の前世を持つ救世主は観測されていなかった。
日本では中学3年生に目的非公開のテストを受けさせられる。これにて前世の能力を使うことができると判明した者は、『異端者』と戦う戦士候補として亜鐘学園にスカウトされる。この際、救世主と判明した者にはリスクとリターンが詳細に説明され、亜鐘学園への進学を決めると両親には素晴らしい進学校と説明が行く。
基本的に強い救世主はより多くの記憶(前世)の覚えており強い力を使える(諸葉は前世の記憶をあまり覚えてなくても強い救世主やサツキのように前世は鍛えていない救世主など例外は数人いる)。
摩耶のように早くから救世主に目覚めてしまうこともある。
《最も古き英霊(エンシェント・ドラゴン)》
二つ以上の前世の記憶を持つ救世主(二重輪廻転生者)を指す俗称。現状確認されているのは諸葉のみだが、それまでは理論上のみの存在だった。
「エンシェント・ドラゴン」という呼び名はサー・エドワードがつけたもので、二重輪廻転生には理論上一億年たっても劣化しない魂が必要とされるため、「そこまで強い魂はもう人間が持ちうるものではない」という意味で総称されている。
亜鐘学園(あかねがくえん)
日本の救世主の育成機関。日本以外にも存在するがレベルは日本より低い。
目的非公開のテストで救世主と判明した者を育成する機関。通常教育の他に座学と実習を行う。特に公用語である英語に重きを置いており、卒業後は大学へ進学することも出来る。実習では白鉄と黒魔に分かれて行われる。全寮制(個室で生活に必要なものは全て揃っておりシャワー、トイレも完備)で授業料免除となっている。
通常の部活も存在するがランクC以上で構成された実戦部隊がある。
石動迅の考案でリーグ戦制度を設け、リーグを以下の4つに分けて、目標を明確にすることで、成長を促す制度にした。
  1. 黒魔が闇術のみで戦うメイジリーグ
  2. 《太白》を習得していない白鉄が戦うノーマルリーグ
  3. 何でもありのエキスパートリーグ
  4. 二学期から行われる、一年生のみが戦うノービスリーグ
これらのリーグは、ペア戦のポイント制で一定ポイントを達するとランクCやBに昇格でき、リーグで優勝したペアはランクAへの挑戦権があり、エキスパートリーグは石動迅が、メージリーグは静乃が相手して勝つことが出来ればランクAになることができる(ランクA以上の実力者は参加を禁止されている)。
白騎士機関(オーダー)
異端者と戦うために救世主が集う機関。イギリスに本部を構え、日本、ロシア、フランス、中国、アメリカに支部がある。
本部と各支部にランクSかそれ以上に相当する『六頭領』と呼ばれる者が本部長および支部長の座に就いており、白騎士機関は彼等を長として運営されている。
前世の記憶があるため『若いから見識がない』という常識は当てはまらず、若くして幹部になる者も多い。
世界支配に乗り出そうとする過激派もいる(ロシアとかつてのフランス)。
白騎士機関の結成には駿河安東の意見が多く反映され、組織の運営には本部長であるエドワードのご意見番としてカルガ・リンの意見が多く反映されている。
実は、白騎士機関は、諸葉の前世である冥王シュウ・サウラと駿河安東という二人のバケモノが黒幕であり、互いが互いの目的を達成するために結成されていた。駿河安東は前世で世界を支配する悪の皇帝が失敗したため、今世は英雄として立ち、世界中から『陽の娘』の転生者(サツキ)を探し出す目的で。シュウ・サウラは、自身の前世である剣聖フラガの宿敵(駿河安東)を今度こそ絶対に倒すため、自身の来世である諸葉と共に戦う仲間を育て上げる目的で。つまり、白騎士機関と異端者を巡る全ての戦いは、諸葉と駿河安東の前世より続く戦いであったと言える。
ランク
救世主は、対異端者における戦力を基準として、下からD・C・B・A・S・SSとランク分けされている。初期は、Aは各支部で10人ほど。Sは(諸葉を入れて)機関全体で7人。SSは日本支部長と中国支部長の2人だった。
最終的には、Sは7人(諸葉がSSに昇格し、雷帝が死亡したが、新たに石動と新イギリス本部長が加わった)、SSは諸葉と中国支部長の2人と人員は多少入れ替わったがランクS以降の人数は変化しなかった。戦闘能力はランクSS相当の貝利にランクが付けられたのかは不明。
ランク認定は学生は「弟子階級」のランクD、正式に認定を受けた人は「一般階級」のランクC、救世主の中でも秀でていると認められると「精鋭階級」のランクB、他の追随を許さない高みに到達した者は「真打階級」のランクA、正真正銘の救世主たちを「特別階級」のランクS、救世主の中の救世主と意でランクSSと大別している。
ランクSとランクAでは天と地の差がある。
ランクS以上は人の皮を被った化生(バケモノ)である。
ランク付けは異端者に対する戦力であるため、救世主の強さ=ランクとはならない。なぜなら、異端者は巨大且つ鈍重であることが多く、攻撃を当てることや敵の攻撃を避けることは難しくなく、寧ろゴリゴリとダメージを与えて短時間で討伐することが求められる。そのため、火力が何よりも重視されているが、救世主同士の戦闘では、通常通力の低い救世主の《太白》であっても《金剛通》で完全に防ぐことはできず、攻撃を避けることが基本となり、遅い高威力の攻撃よりも素早い低威力の攻撃の方が脅威となる。また、戦闘技術や経験も重要となる。
ちなみに亜鐘学園へ入学するとランクD。卒業試験に合格し、白騎士機関に入るための資格を得た者をランクCと定められているが既にそれ以上の実力があると認められた場合は学生であってもランクC以上に認定される。
認識票(IDタグ)
学生証の役割を果たし、アメリカ支部長によって作成されて支給される。アーリンしか作成できないためかなりボっており、その収入がアメリカ支部の資金源なっている。お得意先はシャルル率いるフランス支部。
通力や魔力と想いに反応して記憶を元に再現し、掌中に顕現する。普通は武器を顕現させるほどの確固な記憶を複数、イメージすることが難しいので自分が一番得意とする武器を1つ、そのイメージを日々練磨するのが普通である。諸葉曰く、複数の武器を顕現させるより最高に強力な武器を1つ顕現できるようにイメージを鍛える方が王道で複数の武器を顕現させるのは強力な武器を顕現できず、普通の武器のイメージしか鍛えることしかできないため邪道と言っている(前世で業物とか使わずに戦っていた救世主に見られる傾向があり、悲しい戦闘スタイルである)。
通力あるいは魔力を流すことで、前世で自分が使っていた武器やゴーレムを顕現させることができる道具。込めた想いが、記憶が強ければ、どんな奇跡の武具やどんなゴーレムだって創造できる。壊した場合は始末書を書かされ、小言も言われる貴重な物。アーリンの指示で壊れた認識表は回収されアーリンの保管庫に全て保管されており、お気に入りは諸葉とエドワードが戦った時に壊れた物。
戦闘服(せんとうふく)
白鉄であれば通力で、黒魔であれば魔力で強化するアメリカ支部長の作製した魔法道具の一つ。諸葉は前者を使用していたが、11巻にてアーリンが作製した専用の物を使用するようになり、それは通力と魔力の両方で強化される。
実戦部隊(ストライカーズ)
亜鐘学園の学生で構成される異端者と戦う部隊。正規隊員は14人。ランクC以上の力があると判断されれば正隊員として、ランクCに近い実力であれば予備隊員として認められる。名目上は奨学金だが、毎月大卒初任給を遥かに超える給料が支払われる。当代の《実戦部隊》は黄金世代と呼ばれ、学生でありながら日本支部屈指の戦績を誇る。黄金世代と呼ばれているほとんどはランクB。
11巻にて三年生の卒業により、戦力弱体化が懸念されている。特に黒魔の実力が下がってしまう(黒魔の力が半減以上になる)。
白鉄(しろがね)
光技を使う《救世主》の日本での呼び方。ライトセイヴァー。
白鉄はタイプがあり、スピード特化タイプやパワーとタフネスを持つ戦車タイプなどがある。諸葉、ヂーシン、馬迭戈のように強力な白鉄であれば隙がなくなっていくためタイプは関係なくなるが、非常にハードルが高くエドワードでさえ戦車タイプとされる。
対異端者戦闘では火力が重視されるため、一般的に白鉄の実力や才能はほぼ通力の大小で決まってしまう(色が同じなら通力が多い方が強い)。
ただし、救世主殺しの救世主は特殊な武器や特殊な源祖の業により通力が少なくてもランクAの人を簡単に倒してしまう実力がある(人喰いや不可視など)。
戦車タイプ
サツキ、ソフィア、エドワードなどが属するタイプ。
通力の量が多く、パワーとタフネスへの変換効率に秀でたタイプで、『攻撃は易し、防御は難し』の原則から、通常光技や闇術、異端者からの攻撃に対して防御という選択肢は最後の手段とされる中、普通に防御という選択肢が行える、対異端者、対救世主ともに非常に強いタイプ。
それでも《金剛通》でスピード特化タイプの《太白》すらも完全に防ぐことは不可能だったが、諸葉が編み出した《金剛通》と《玉兎》の間の応用技によって、一定以下の威力の攻撃であれば光技であっても完全に防げるようになった。
通力が多いため、使用者の少ない《太歳》を比較的簡単に使えたり、《天眼通》の見える距離も長くなるなど光技全般が強力になるが、《神足通》や《辰星》など素早く小器用なことは苦手なことが多い。
通力が多くなり過ぎると、余程の名剣等でなければ《太白》を使っただけでも壊れてしまうという欠点もあるが、現代には素材を吟味すれば前世の普通の武器よりも強固なものが存在するため、ソフィアなどはこちらにシフトしている。
スピード特化タイプ
春鹿、レナードなどが属するタイプ。
通力の量は少ないが、《神足通》が得意で、通力のスピードへの変換効率が高い。
対異端者戦闘では火力が重視されるため、通力が少なく攻撃力に乏しいこのタイプは才能がないとされるが、救世主同士の戦闘では、究極的にはスピードで翻弄し、一切触れられないまま一方的に攻撃して相手を倒すことが可能となる(戦車タイプであっても、普通の《金剛通》では、スピード特化タイプの《太白》すらも完全には防げないため、一方的に攻撃し続ければいずれは勝利できる)。
訓練量が大きく影響する《神足通》を突き詰めるだけでなく、思考の速度を鍛え、思考においても絶えず相手より先をいく必要があり、訓練が目に見える強さに直結し難いため苦労はするが、極めると強いタイプ。
暗殺者タイプ
太郎や初介などが属するタイプ。
通力の量が少なく、秀でたものがない最弱のタイプで、前世で英雄ではなく、暗殺者などをしていた人に多い。
《神足通》の中の《廉貞》《禄存》《文曲》《巨門》や五星技の《辰星》など才能ではなく、努力のみで高めることができる部分しか伸ばすことができない。
通力(プラーナ)
光技を使用する時に使う力。体内にある七つの門を開き、そこから汲み取った力。作者のTwitterにて通力の色が純粋なほど強く、色分けされているが、特に法則性はなく作者のイメージなどできめていることも明かされている。
どんな白鉄でも持ってる通力は必ず有限なので、攻撃にどれだけ回すか防御にどれだけ回すか速度にどれだけ回すかやりくりしながら戦う必要がある。
神通力(アルスマグナ)
《聖剣サラティガ》と《魔剣ガルガーンティガ》によって通力を濾過し、より純粋にした力。
三次元世界で最も美しい輝きを放つ。
これによって光技を使うと通力の時とは比べものにならない効果になる。
調息という特殊な呼吸法(連氣の極意)で、《内活通》を極め、天地自然の氣を取り込んで魂を純化することでも時間はかかるが通力を神通力にすることができ、これを繰り返すことで肉体を捨てた仙人になれる。
諸葉は貝利との戦いで《聖剣サラティガ》を使わず無理やり七門から直接神通力を引き出した。
使用者:灰村諸葉(《聖剣サラティガ》、無理やり七門から)、 嵐城サツキ(《聖剣サラティガ》)、 馬迭戈(調息) ルー・ヂーシン(調息)、 駿河安東(《魔剣ガルガーンティガ》)
黒魔(くろま)
闇術を使う《救世主》の日本での呼び方。ダークセイヴァー。
身体能力的には常人と変わらない。
第五階梯闇術は大魔法なので使える黒魔はランクAでなければ使うことすらできない(第五階梯以上の闇術となれば使い手はほんの一握りである)。
優秀な黒魔は少なくて、フランス支部以外の支部は黒魔不足で頭を抱えている(イギリスは一人、日本は二人しか居らず中国には一人も居ない)。
優秀な黒魔とはその場で最適な力を最適に使いこなせる者をいう。強力な闇術だけを使える者は優秀な黒魔とは言わない。
魔力(マーナ)
闇術を使用する時に使う力。世界に溢れている力を奪って変換した力。
魔力の色は全て黒で通力のように色の違いはない。ただし、魔力制御が高いほど美しく見える(諸葉のみ分かる)。
妖精力(レプラカーナ)
アメリカ支部長が、魔法道具(アーティファクト)を作る際に使用する力。また、戦闘時には自身の魔法道具にこめて使用している。
仙人(せんにん)
通力や魔力が豊かでよく練ることが出来る救世主が、特殊な修行法で突き詰めて肉体を捨て、昇仙した存在であり、迭戈と貝利のみが該当する。これによりなにも食べなくても何百年も生きていける。
方法は二つ存在する
  1. 調息という特殊な呼吸法(連氣の極意)で、《内活通》を極め、天地自然の氣を体内に取り込み、自らの魂を純化していき、通力を神通力に昇華させる。これを何度も繰り返すことで肉体を捨て、通力で自らの肉体を構成する解脱法。欠点は人の負の感情を溜めすぎると動けなくなることであり、迭戈はこれを死と同義としている。
  2. 解脱法とは逆に、呼吸を完全に止めて24時間《内活通》で生命活動を維持し、一切自然の氣を体内に取り入れないことで魂の根源の力を目覚めさせ、呪力を引き出す。これを長い間行うことで肉体を捨て、呪力で肉体を構成する尸解法。こちらは特に欠点がない。
太陽の揺篭
フランス支部の前身となった魔術結社で、救世主が政府に認知されるよりも遥かに昔から、闇術の修練とゴーレムの研究を行っていた。
所属黒魔は固体・液体・気体・力体・霊体によるゴーレム練成の秘儀に通じる『元素衆(レ・エレマン)』と呼ばれ、『=1(ル・ブルミエ)』は『=2』以下を従える幹部がいる。
初代PSGは現世に存在する物質のみを使いゴーレムを作ることができ、それが『太陽の揺篭』のゴーレムの基礎術式となっている。
他の魔術結社からすれば、魔術研究とはいわゆるオカルトの儀式を行うことであり、「本当に魔術が使えてしまう」『太陽の揺篭』は異端であり、そのトップであるPSGは『異端の魔術師』と呼ばれる。
呪力(サターナ)
異端者の力の根源。魂の力らしく、迅やルー・ヂーシン達が使用していた。
呪力によって森羅万象に干渉すると個々に特徴的な効果を発揮する。
また、呪力を光技に使用することもでき、その場合普通の光技と効果や特質を変化させるこの事を裏光技と名付けている。
中国支部長曰く、呪力は人間の負の力そのものらしい。

  1. ^ 名字が柴田に似ているため、名古屋の武将柴田勝家から名前を取ってつけられたらしい。またそのせいで名古屋の分局長に任命された。
  2. ^ なお、この題名は1巻第7章のサブタイトルとして採用された





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