神奈川県議会 組織

神奈川県議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 07:49 UTC 版)

組織

議長・副議長

  • 議長:しきだ博昭(自由民主党、横浜市都筑区選挙区選出)
  • 副議長:曽我部久美子(かながわ県民・民主フォーラム、横浜市戸塚区選挙区選出)

議会局

2006年(平成18年)4月1日、事務局が議会の政策立案機能等を補佐する機関であることを明確に位置付けるため、事務局の呼称を議会局とした。2007年(平成19年)6月1日、議会局の政策立案機能等の強化を明確に位置付けるため、調査課を政策調査課に、また、同課内の法制班を政策法制班に名称変更した。

2015年(平成27年)5月22日現在

  • 議会局
    • 総務課 - 総務グループ
    • 経理課 - 経理グループ
    • 議事調査部
      • 議事課 - 議事グループ、委員会グループ
      • 政策調査課 - 調査情報グループ、広報グループ、政策法制グループ

議会図書室

議会図書室は、神奈川県庁新庁舎5階にあり、蔵書数は10,476冊(2012年(平成24年)3月31日現在)。

運営

県議会の定例会は、2010年(平成22年)から従前の年4回を年3回に変更する一方、会期日数は200日程度と従前の2倍に増やしている。第一回定例会は、2月から3月にかけ新年度予算の審議など30日から40日程度、第二回定例会は5月から7月にかけ50日から60日程度、第三回定例会は9月から12月にかけ100日程度としている。これに伴い従前招集されていた臨時会は近年招集されていない。

議会 開催期間
第一回定例会 30日から40日間
第二回定例会 50日から60日間
第三回定例会 100日間程度

本会議は、午後1時に開き、午後5時に閉じるのを原則とする。また、審議の順序は、原則として「議案上程→提案説明→(議案説明会)→質問・質疑→委員会付託→(委員会審査)→委員会報告→討論・採決」であるが、一部を省略することもある。

委員会

2022年5月現在[9]

議会運営委員会

議会運営員会は議会の運営、会議規則や委員会条例に関することなどを協議・審査する。定数は15名である。

役職 氏名 会派
委員長 加藤元弥 自由民主党

常任委員会

常任委員会は常設されている委員会で、それぞれの所管事項について調査、本会議から付託された議案や請願・陳情を審査する。現在は、条例によって8つの常任委員会が設置されており、議員はこのうちいずれか1つの委員会に所属している。

委員会名 定数 所轄事項 委員長
総務政策常任委員会 13人 県行政の総合的企画、ヘルスケア・ニューフロンティアの総合的企画、調整及び推進、広報、市町村その他公共団体の行政一般、基地、統計及び情報化、組織及び職員、予算、県税その他の財務、県有財産、文書、そのほか政策局、総務局、会計局などの仕事について審査 高橋栄一郎(自由民主党)
防災警察常任委員会 13人 危機管理の総合調整、安全・安心まちづくり、災害対策及び消防、高圧ガス等の保安、警察の管理運営、生活安全、地域、刑事、交通及び警備警察、そのほか安全防災局や警察本部などの仕事について審査 川本学(自由民主党)
国際文化観光・スポーツ常任委員会 13人 広聴、国際交流及び国際協力、私学、次世代育成、消費生活及びその他県民生活、スポーツ、ラグビーワールドカップ2019、第32回オリンピック競技大会及び東京2020パラリンピック競技大会、そのほか県民局やスポーツ局の仕事について審査 栄居学(立憲民主党・民権クラブ)
環境農政常任委員会 13人 公害の防止その他環境の保全、農業、林業及び水産業、そのほか環境農政局などの仕事について審査 芥川薫(自由民主党)
厚生常任委員会 13人 保健衛生、社会福祉、社会保障、そのほか保健福祉局の仕事について審査 新堀史明(自由民主党)
産業労働常任委員会 13人 産業、観光、労働、そのほか産業労働局などの仕事について審査 綱嶋洋一(自由民主党)
建設・企業常任委員会 13人 都市計画、道路、河川その他土木、住宅及び建築、水道事業、電気事業、公営企業資金等運用事業、相模川総合開発共同事業、酒匂川総合開発事業、そのほか県土整備局や企業庁などの仕事について審査 米村和彦(立憲民主党・民権クラブ)
文教常任委員会 13人 県立学校等、市町村立学校等、生涯学習、スポーツ及び文化財、そのほか教育委員会の仕事について審査 小林大介(立憲民主党・民権クラブ)

特別委員会

必要に応じて、特定の案件を審査・調査するため、臨時に設置される委員会。 決算を審査するための決算特別委員会は、毎年設置されるのが通例となっている。

委員会名 定数 所轄事項 委員長
共生社会推進特別委員会 新堀史明(自由民主党)
安全安心なまちづくり特別委員会 13人 地震・災害対策、交通安全対策、米軍基地問題、サイバー犯罪について調査 綱島洋一(自由民主党)
産業振興・環境対策特別委員会 13人 芥川薫(自由民主党)
社会問題・健康医療対策特別委員会 13人 市川和広(自由民主党)
決算特別委員会   決算認定議案が提出された時に設置され、一般会計、特別会計、公営企業会計、病院事業会計の決算を審査

予算委員会

予算委員会は、予算及び予算関係の議案で、2以上の常任委員会に関係するものを審査するため開催される。予算委員会は他の委員会と違い新庁舎ではなく、本庁舎3階の大会議場で行われる。定数は40人で、その内1人が委員長、2人が副委員長、6人が理事である。(2022年5月現在)

役職 氏名 会派
委員長 柳下剛 自由民主党

  1. ^ 以下、「議会の概要 2012」(神奈川県議会)を参照。[リンク切れ]
  2. ^ 1区15郡とは、横浜区と、久良岐郡橘樹郡都筑郡西多摩郡南多摩郡北多摩郡三浦郡鎌倉郡高座郡足柄上郡足柄下郡大住郡淘綾郡愛甲郡津久井郡の15郡。
  3. ^ 1884年(明治17年)の神奈川県の人口は823,200人(参照:明治期と現在の都道府県別人口一覧、総務庁統計局「日本長期統計総覧」、1987年。)。
  4. ^ 県議会定数見直し、12年ぶり検討委設置へ”. 神奈川新聞 (2010年9月16日). 2012年11月25日閲覧。
  5. ^ 神奈川県議会、共産に代表質問させない? 不手際で混乱 朝日新聞 2016年5月12日
  6. ^ ツイッターで「神奈川県議会」、1日で2.8万件 なぜ 朝日新聞 2016年5月28日
  7. ^ 神奈川県議会5会派、共産に猛省求める決議案 「議会運営に混乱」本会議提案へ 産経ニュース 2016年5月14日
  8. ^ 県議会 共産猛省決議問題 相次ぐミスで批判誘発 東京新聞 2016年5月24日
  9. ^ 神奈川県. “神奈川県議会 議員の紹介 委員会でさがす”. 神奈川県. 2022年5月27日閲覧。
  10. ^ 神奈川県. “神奈川県議会 議員の紹介 選挙区でさがす”. 神奈川県. 2020年6月19日閲覧。
  11. ^ a b c 「県議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例第2条」 を参照。
  12. ^ 「神奈川県議会政務活動費の交付等に関する条例第4条」 を参照。
  13. ^ a b c d 「県議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例別表」 を参照。
  14. ^ 「県議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例第6条」 を参照。






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