月は無慈悲な夜の女王 (TRPGリプレイ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 05:29 UTC 版)
ボイスドラマ
付属の音楽CDに収録されたボイスドラマ「無常の月」は今作リプレイを原作としている。 リプレイでは描写の少なかった8年前にもスポットがあてられている。
キャスト
- 月代一臣(古谷徹)
- 蘭堂舞(宮崎羽衣)
- 朔野美景(清水香里)
- 神宮寺百合子(植田佳奈)
- 十文字冴絵(明坂聡美)
- リオン=グンタ(柚木涼香)
- ゴルス(矢薙直樹)
- ハーティ(村上歌菜)
- 凛華(清水香里)
- アンゼロット(小暮英麻)
- 神宮寺涼(影平隆一)
- 柊蓮司(矢薙直樹)
- 緋室灯(小暮英麻)
こぼれ話
- 月代一臣のCVに古谷徹がキャスティングされている理由としては、前々作のファンブック「パワー・オブ・ラブ」で池田秀一をキャスティングしたこと、F.E.A.R製のTRPG「トーキョーN◎VA」のドラマCDに出演した(ちなみに植田佳奈が前作ファンブック「リーチ・フォー・ザ・スターズ」でリプレイのプレイヤーとドラマCDの出演をオファーされた理由も、「トーキョーN◎VA」のドラマCDに参加したことが理由の一つとして上げられている)こと、かつて「おこんないでね」(著:田中としひさ/出版:アスキー)というTRPGのドキュメンタリーコミックの企画で機動戦士ガンダムのTRPGをプレイしたことがある(このときの古谷は「いいですよ。でも僕シャアやりますからね」と宣言し、実際にシャア・アズナブルのPLとしてプレイしていた)ことなどが上げられている。
- 朔野美景と凛華の武器がレーヴァテインであるため、CVとしてキャスティングされた清水香里から「剣の名前…レーヴァテインって言葉でいいんですよね?」と質問された菊池たけしが動揺したと収録のレポートマンガ(作:みかきみかこ)に描かれている。これは「魔法少女リリカルなのはシリーズ」において、清水がCVを勤めるシグナムが同名異音の武器「レヴァンティン」を使用するためである。この一件はふぃあ通でも話のネタにされ、菊池は当惑していた。後に菊池はこの事に付いて「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」の注釈で「わかる人にはわかる惨劇」「ほんとに恥ずかしかった」と振り返り、ファンブック「オペレーション・ケイオス」の後書きでも、冥刻王メイオルティスのCVに田村ゆかりを起用した経緯に触れたくだりで(清水及び「なのは」の名こそ伏せているものの)この出来事に触れている。
スタッフ
- 原作・監修 - 菊池たけし(F.E.A.R.)
- 脚本 - 丹藤武敏、伊藤和幸(F.E.A.R.)
- 音響監督 - 関根奈美(ドリーム・フォース)
- エンジニア - 成田一明
- 音響効果 - 野崎博樹(ちゅらサウンド)
- 録音助手 - 田中亮(整音スタジオ)
- 録音スタジオ - ワンダーステーション青山、整音スタジオ
- マスタリングエンジニア - 小林良雄(ハイブライト)
- マスタリングスタジオ - ハイブライト
- 音響制作担当 - 北垣貴司(ドリーム・フォース)
- 音響制作 - ドリームフォース
- プロデューサー - 菊池たけし(F.E.A.R.)、矢薙直樹(フリーマーチ)
- 進行管理 - 菊池たけし(F.E.A.R.)
- 製作 - ファーイースト・アミューズメント・リサーチ
主題歌
- オープニングテーマ『FLY INTO THE NIGHT』
- 作詞:江幡育子(ZIZZ STUDIO)/作曲:磯江俊道(ZIZZ STUDIO)/歌:小暮英麻
- エンディングテーマ『月衣』
- 作詞:いとうかなこ/作曲:磯江俊道(ZIZZ STUDIO)/歌:いとうかなこ
- ^ 『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』収録のシナリオによれば、神宮寺家は陰陽師の家柄で、婿養子の父は魔剣使いであった。また百合子には「赤貧生活にあえいでいる」という設定があるが、ボイスドラマでは「両親の遺した遺産を投じて侵魔召喚の魔道書を購入したため」とされている。
- ^ 額に傷を負った経緯はリプレイ「赤き薔薇の女王」(「モノクロームの境界」第二話)で明らかになる。
- ^ ファミ通文庫『愛はさだめ、さだめは死』p45。
- ^ ファンブック『スターダスト・ティアーズ』p30。
- ^ この時の「世界の守護者」がアンゼロットであるか否かについて、GMの伊藤は「45億5千万年という時の流れの中、守護者に関する情報は欠損してしまっている」と述べている。
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