力学的エネルギー 力学的エネルギーの散逸

力学的エネルギー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 04:23 UTC 版)

力学的エネルギーの散逸

保存力でない力を非保存力という。非保存力が仕事をする場合、力学的エネルギーは保存しない。 具体的な非保存力の例は、

動摩擦力
粘性抵抗力
慣性抵抗力

ただし、である。

一般に非保存力fとして、

と表される。

運動方程式

である。 この式の両辺に速度をかけると、

力学的エネルギーの時間変化率は、である。非保存力が仕事をすると、力学的エネルギーは必ず減少する。 非保存力により力学的エネルギーが減少することを散逸という。


  1. ^ 原康夫『物理学通論 I』 学術図書出版、2004年、p58
  2. ^ 原康夫『物理学通論 I』 学術図書出版、2004年、pp92-93


「力学的エネルギー」の続きの解説一覧




力学的エネルギーと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「力学的エネルギー」の関連用語

力学的エネルギーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



力学的エネルギーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの力学的エネルギー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS