免震 免震の概要

免震

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/20 08:26 UTC 版)

免震装置(昭和館 (栃木県庁舎)

比較すべき概念としてまず挙げられるのが耐震である。耐震は、地震力を受けても破壊しないという意味であり、構造的に頑丈であること・偏心が小さいことなどを目指して安全をはかることである。簡単にいえば耐震地震力を受けても壊れない(耐える)ことを指し、免震地震力をなるべく受けない(免れる)ことを指すのである。この他にも制振という概念があり、これは構造体内部に震動を吸収する装置を組み込むことで構造物の破壊を防止することをさす。特に近年の大型建築物などでは、免震・制振・耐震すべてを考慮し、技術を組み合わせることで安全性を高めている。


  1. ^ 古くは神社仏閣等で敷石上に柱を配置することで縦揺れで跳ね上がる事により地表の揺れから絶縁される例がある。また、現在では空気浮上磁気浮上で浮上する方法が開発されている。
  2. ^ したがって、このAIR断震を採用した建築物は違反建築物となる(そもそも建築確認の段階で不適合となり、確認済証の交付が受けられないため、工事に着手することができない)[要出典]
  3. ^ 近年では縦揺れにも効果のある空気浮上式磁気浮上式免震もある。


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