人魚シリーズ 用語

人魚シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 06:48 UTC 版)

用語

人魚
本物語におけるテーマである、不老不死に振り回される人間をもたらす原因。人魚自体が登場することは少ない。人魚の肉は非常に毒性が強く、それを食べて不老不死になれる者は僅かである[8]。人魚自身は老化する。人魚が若返るためには人魚の肉を食べ不老不死になった人間の肉が必要。人魚の灰は、地面に撒けば一年中花を咲かすことが出来るうえ、死体さえも蘇るが精神までは完全に再生することはない。頭を打ち落とされなければ、身体に杭を打ち込まれ絶食状態になってミイラのようになっても生存している。
人魚は人間の姿をとって集落を作ることがあり、その際人間の子供を拉致して監禁し、後述の「不老不死」状態の人間を作り出そうとする。不老不死となった人間の肉を食べることでその人間と同じ姿となる。その際に使う人魚の肉は仲間内で最も長く生きた者を殺して肉を採取する。
他にも「陸の人魚」「海の人魚」がいるようであるが、詳細は不明。「陸の人魚」にとって「海の人魚」は捕食対象であり、子供を産む時の栄養源となる模様。
上半身が人間の容姿のときは、人間に化けられ人間と同等の知性を持つが、上半身が醜い化け物の容姿になると知性を失い、不老不死になった人間の肉を食べない限り人間の容姿に戻れなくなる様子。
なりそこない
人魚の肉を食べた人間で不老不死になれなかった者は、死亡するか[9]、生き残っても知性や理性を失い「なりそこない」と呼ばれる半魚人のようなあさましい姿の化け物になる。食べた人間の体質によって、変化の程度はさまざまで、知性や理性をごく僅かだが保つ者もいる。寿命は永遠のようだが、延髄を貫かれるなどで絶命する。人間だけでなく犬や金魚も不気味な姿へと変貌する。原作の初期の描写は3本指であったが、アニメでは5本指に手直しされている。
また、本来不老不死になれない者が人魚の肉ではなく血を飲んだ場合、飲んだ時点の姿と知性と理性はそのまま保つが、凄まじい苦痛の末、髪が白髪化し、肉体の一部がなりそこないと同じ状態になり、不老不死にはならず、外見上はそのままの姿でも、徐々に体力が衰え普通の者と同じく寿命により死亡するなど大きな副作用が起きる[10]
不老不死
湧太や真魚など人魚の肉を食べて不老不死になった人間。事故や殺害されても驚異的な回復力で甦ることができるがそのつど痛みや苦しみを感じる。本作での不老不死とは肉体の老化がなくなり回復力が飛躍的に向上するということであり、首を切断するか、回復する間もないぐらいに体を焼かれると、甦ることはないとみられる。それ以外にも人魚の肉を腐らせて作った毒薬により命を失う。首以外の部位なら欠損しても他者の身体を奪うことで補うことができ、特に同じ人魚の肉を喰った者の身体は馴染みが良い。






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