リトルウィッチアカデミア
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その他
- 2015年10月9日に行われた「マチ★アソビ vol.15」のトークイベントで行われたキャラクター人気アンケートでは、アッコ35%、次いでスーシィ32%、アーシュラ先生20%、ダイアナ8%、ロッテ5%という結果だった。この反応に対し吉成は「人気があるのは意外だ」と答えており、大塚雅彦も「アッコが1位だとは思わなかった」とコメントした[5]。新キャラクターアンケートではアマンダが50%、コンスタンツェが31%、ヤスミンカ13%だった。
- TV版ではアマンダやコンスタンツェ、ヤスミンカの出番が少ない展開となっているが、吉成は「アマンダたちに関しても本当は色々な設定や背景を考えていて、彼女たちが中心になる回も作りたかったんですけど、基本的にアッコを中心にお話が広がっていくのでなかなか盛り込めなくて。やりたいことが多すぎて尺が全然足りない」と語っている[2]。
- ヤスミンカは公式からは主要人物の一人として扱われていたが、TV版では出番が冷遇されており、アッコの友人の中では唯一主役回が制作されなかった(アマンダは17話、コンスタンツェは18話で主役扱いとして活躍している)。アナウンサーでマンスリー上映会に参加した松澤千晶は「作り手の皆さんが作品を愛してやまず、こんな時間まで、ヤスミンカ回をなんとか作れないか、とか」とTV版のヤスミンカ回の有無について触れたtweetをしている[56]。また、アッコを演じた藩めぐみも電撃オンラインのインタビューで「ヤスミンカの当番回がないのが残念」とコメントしている[57]。これらの指摘に対し吉成は「ヤスミンカの回は……どうしましょうかね。エピソードの内容そのものは考えてあったんです」「全26話であれば入れたかった」と答えている[58]。なお、TV版コミカライズになる少年エース版の漫画では第12話で完全オリジナルのメイン回がある。
- 吉成は2020年のインタビューで、テレビ版以降も続編の制作を企画していたが2018年に頓挫したことを明かしている[59]。
- シャリオとクロワは、当初「シャリオ・フォントノーワ」「クロワ・デュ・スゥド」という名前で通販サイトのBD/DVDの予約ページに記載されていた[60]が、放送直前、名字が変更された。
- 魔法道具屋の店員はアメリカお宝鑑定団ポーンスターズのキャスト、チャムリーことオースティン・ラッセルにそっくりで、声優もポーンスターズと同じ松島昭浩が演じている。チャムリー本人はTwitterでこの作品を教えられ「SWEET!!!!(素敵だ)」と答えている[61]。文房具カフェの商品紹介ページでは魔法道具屋の店員は「チャムニー」と紹介している[62]。
- アニメミライ・劇場版とテレビ版の設定上の変更点として、魔法の表現がピンクから緑色に統一され、十時傷がある月が登場するようになった。一部の生徒はテレビ版で降板した。劇場版まではアッコの部屋に、ガリーに似た中学時代の友人と、シャリオ以外の魔法ショーにも感心していたと思われるポスターが貼られていたが、テレビ版で削除された。
- これまでのTRIGGER作品は性的な表現が多く見られたが、本作品は全年齢を対象にした作品であり、ほぼセクシャルな描写が排除されている。アニメミライ版からアッコのスカートの内部が赤一色で表現され、テレビ版ではアーシュラの胸の谷間が省略されるようになった。また、ハンナとバーバラの入浴シーンはカーテン越しであり、アッコのスカートは丈が短くならないよう堤尚子が監修した[63]。
- 2017年6月25日深夜にYouTubeで放送されたTRIGGERの生配信では、大塚雅彦をはじめスタッフたちがTV版の続編やOVA、新劇場版などの構想を意欲的に語る様子が流れた。一方吉成曜はTV版の制作が終わった心境について「無」であると答え、続編を出すなら5分アニメの形でやりたいと答えている。
- テレビ放送と同時に配信されていたネットフリックスの字幕には、当時公式から正式発表されていなかったシャリオのマネージャーの名前「アラン」、生徒「ガリー」「メアリー」の名前が表示されていたが、エンドロールでは名前が記載されていない。
- ルーナノヴァが創立された時期について公式サイトでは5世紀[64]、6世紀[65]と、あやふやに紹介されている。また、公式設定資料集『Little Witch Academia Chronicle ―リトルウィッチアカデミア クロニクル―』ではルーナノヴァの生徒の総数は全4学年で150人程と紹介されているが[66]、テレビ版1話、12話の講堂の場面では150人より倍の生徒が参列している。更にアッコの入学直後に「これから3年間」と在学期間を指した台詞があり、本編と資料の内容が矛盾している。
- ルーナノヴァの生徒達は一人一人色彩設定が決められているが[67]、髪の毛や肌の着色ミスが少なくなく、白人の生徒が黒人として描かれたり、黒人の生徒が白人になっている場面がある。着色ミスは円盤では修正されず、そのままの状態で収録されている。
- 2015年10月10日に開催された「マチアソビvol15」で、吉成曜がアッコの物語に「恋愛要素を入れてみたい」とインタビューで答えているが、現地の観客に意見を募った所「恋愛を観たい」という意見は皆無だった[5]。テレビ版の脚本会議でアンドリューの登場が決定し、吉成はアッコとアンドリューの恋を構想していたが、堤尚子を始め周囲から「(視聴者に)誤解を招く」「関係性を決めてしまいたくない」と反対され、議論の結果恋愛要素は排除、アッコは男性に一切興味を持たない性格となった[63][68]。
- TRIGGER製作のアニメ作品「宇宙パトロールルル子」では、第8話でスーシィが登場している他、最終回ラストでアッコが登場する。
- ポケットモンスター サン&ムーン第41話「ダッシュ!デンヂムシ」で観客の中にアッコに酷似した少女がいるカットがあり、ロッテとヤスミンカに酷似した人物も同一カット中に描かれている。
- SSSS.GRIDMANの第1話にアルコル人形が登場するカットがある。また、ツツジ台高校1年E組にアッコに酷似した女子生徒が在籍しており、設定では「女子A」と記載されている。第5話ではユートともアンドリューとも異なる野球少年「男子O」と水着で付き合う場面が描かれた[69]。
- BNA ビー・エヌ・エーではアッコ、ロッテ、スーシィ、バーバラが獣人の姿で背景に登場している。
- 吉成は、特に設定面で影響を受けた作品として「ミルドレッドの魔女学校」を挙げている[4]。
- ^ 漫画版(ウルトラジャンプ)では出身地が若干異なり「曾祖父がフィリピンのマンバ島出身」で、彼女の自宅はそこから遠いとされている。[24]
- ^ 漫画版(エース)ではルーナノヴァ入学理由について「金づるである政治家とのパイプのため一族に魔法使いが必要だが、今までやっていたばあさんが死んだのでその後釜。」として無理やり入学させられてたという描写があった。[29]
- ^ 漫画版(エース)では常時何か食べている理由について「小さいころ食べてしまった魔獣が今でもお腹の中にいるから」という説明を本人がしており[34]、飢餓状態になると黒い触手を生やした怪物(本体部分はTV版12話の「嘆きのバハロワ」のような姿)に変化し、食物以外に人間も構わず捕食するようになるという描写があった。
- ^ 漫画版でもウルトラジャンプ版から登場しているが、エース版(第1巻18P)のみ髪色が淡い表現になっている。
- ^ 漫画版(エース)では第15-17(最終)話で「よその学校の先生」として登場し、学校同士のホウキレース対抗戦をルーナノヴァに持ちかけてくるが、実際はアッコを試しに来た変装だった。(「よその学校」も存在しない)
- ^ ウルトラジャンプ版のアッコは通信教育で入学直後の時点でも多少は魔法が使えた。
- ^ 第1話と掲載が2年間近く離れている第2話冒頭では、アッコが入学を決意した経緯が回想シーンとして挿入されている。
- ^ P116のコマに描かれているだけでガーリィ・サービィ以外に7人確認可能。
- ^ 厳密にはこれ以外に第3話の最初のページ(P71)左下のコマで発言者は映ってないが、直前の場面の立ち位置からアリスらしい生徒が「図書室では静かに」と言っている。
- ^ 当時は色白顔。
- ^ a b 作者の説明によると、「トリガーさまの「自由にやってください」のお言葉に甘え本当に自由にやらせていただきました!」とのことである。なお、企画当初はメインのオリジナルキャラにもう一人「リリ」という女子キャラがいて、ユートは彼女の思い人キャラだったとのこと。(『月夜の王冠』単行本p.71・194作者コメント)
- ^ p.52でアッコがダイアナと出会った際「名前は知っているが隣のクラスのためどういう人なのか知らない」という描写がある。
- ^ 本作オリジナルの魔法学校、スーシィによると「おとなりの男子校(p.12)」で、p.47で1コマだけ校舎外見が描かれている。ユート以外には上級生2名(カールした髪のと坊ちゃん刈りの男子)がアカデミアコンテストの決勝に残っている。
校章は「十字状に棘が出た〇と先端が尖った×」を組み合わせた太陽のような形状。制服は表紙カバーのユートのイラストでは白と青を基調として、金もしくは黄色の校章がついた青いマント(もしくはマフラー)を着用だが、普段着(p.48で確認可能)は私服でよいらしく図書室で全員バラバラの描写がある。 - ^ なお、ウルトラジャンプ版では教員はアーシュラと第2話の火を起こす初級魔法の授業をしていた老人のみで校長らしいキャラは未登場、エース版はTV同様にホルブルックが校長として登場している。
- ^ 第1巻P155でアッコが「(アマンダは)ホウキレースの時に気になること言ってたけど~」と言っている場面など、明確にTV版第3話前提の会話シーンがある。
これ以外に第11話もパイシーズ先生救出(TV版第7話)の話が冒頭で語られている。 - ^ ただし、第5話と第14話は終盤が次回につながっているだけで本筋はほぼ次回と無関係。
- ^ TV版3話の物とは別。
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