リアル鬼ごっこ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/15 06:06 UTC 版)
スピンオフ小説
江坂純の著により、山田悠介の監修で、小学館ジュニア文庫から刊行された。なお、小学館ジュニア文庫では原作も挿絵を入れて2014年に刊行している。セブンルールズのほうはちゃおWeb漫画サイトちゃおコミにて(漫画 名束 くだん、イラスト さくしゃ2)コミカライズされている。
スピンオフ小説は、いずれも原作のリアル鬼ごっこから20年ぶりに行われるという設定で、佐藤性以外の苗字も参加する。参加者の苗字は全員かぶらないようになっている。しかし両作に繋がりはない。
リアル鬼ごっこ リプレイ
原作発売から20年目の2021年という節目に刊行。著:江坂純、監修:山田悠介。
『リアル鬼ごっこ リプレイ』さくしゃ2 絵、小学館〈小学館ジュニア文庫 ジや-5-5〉、2021年7月。ISBN 978-4-09-231380-4。 - 挿絵付き
ストーリー(スピンオフ小説第1作)
平和なスポーツの祭典として蘇ったはずの「リアル鬼ごっこ」に、日本政府が抽選した100人が参加することになり、桐野蒼太も選ばれたが、始まった鬼ごっこは追いつかれれば即殺されるゲームだった。
登場人物(スピンオフ小説第1作)
- 桐野 蒼太(きりの そうた)
- 主人公。パルクールの世界で有名な少年。
- 杉宮 真理穂(すぎみや まりほ)
- アーチェリーで世界1位の美少女。
- スウジ
- 影が薄いが、手先が器用な少年。
リアル鬼ごっこ セブンルールズ
著:江坂純、監修:山田悠介。
- 『リアル鬼ごっこ セブンルールズ』さくしゃ2 絵、小学館〈小学館ジュニア文庫 ジや-5-6〉、2022年1月。ISBN 978-4-09-231404-7。 - 挿絵付き
ストーリー(スピンオフ小説第2作)
スポーツ大会という名目でリアル鬼ごっこが復活し、国枝蓮にも参加権を与えられたので、逃げ切ると得られる賞金のために参加するが、会場の遊園地ドリームパークを舞台に行われるそれは七人の鬼にタッチされたら死ぬというデスゲームだった。
登場人物(スピンオフ小説第2作)
- 国枝 蓮(くにえだ れん)
- 主人公。カラースプレーでストリートアートを描くのが趣味。親は離婚しており、母親との生活から抜け出したくてゲームに参加。
- ナナ
- クマ耳カチューシャを頭につけている少年。
- 浅葉(あさば)
- 観察力がするどい少女。少し足が悪く走るのが苦手。
リアル鬼ごっこ リバースウイルス
著:江坂純、監修:山田悠介。
- 『リアル鬼ごっこ リバースウイルス』さくしゃ2 絵、小学館〈小学館ジュニア文庫 ジや 5-7〉、2022年10月。ISBN 978-4-09-231436-8。 - 挿絵付き
ストーリー(スピンオフ小説第3作)
公正なルールで行われる安全なスポーツとして再び開催されることになった「リアル鬼ごっこ」に、冴木玲央は両親を殺したやつらへの復讐を目的に参加するが、脱落者には死が待ち受けていた。
登場人物(スピンオフ小説第3作)
- 冴木 玲央(さえき れお)
- 主人公。両親は「リアル鬼ごっこ」再開計画のキーパーソンだったため幼いころ殺されている。リアル鬼ごっこの黒幕が仇と知ってゲームに参加する。
- 近藤 清人(こんどう きよと)
- 玲央の従兄弟。相棒として玲央の復讐を手助けしたいと付き添う。
リアル鬼ごっこ ラブデスゲーム
著:江坂純、監修:山田悠介。
- 『リアル鬼ごっこ ラブデスゲーム』さくしゃ2 絵、小学館〈小学館ジュニア文庫 ジや 5-8〉、2023年9月。ISBN 978-4-09-231467-2。 - 挿絵付き
ストーリー(スピンオフ小説第4作)
リアル鬼ごっこガールズ部門が開催されることになった。鬼の恋人にふさわしいと思う女性が一人だけ選ばれるというルールだったが、脱落者は命を落とすことになるデスゲームだった。
登場人物(スピンオフ小説第4作)
- 日渡 一葉(ひわたり いちは)
- 主人公の少女。父は亡くなり、年下の姉弟・姉妹が6人もいる貧困家庭で、進学の学費のために賞金目的で内容も確認せずゲームに応募した。走ることが苦でなく陸上部でいい結果も出している。
- 八尋(やしろ)
- ゲームの鬼の役。モデルで、俳優で、インフルエンサーであり、実家も裕福で、海外の一流大学にも合格している男性。態度は高慢。
注釈
出典
- ^ 「累計200万部を突破した、超ベストセラー「リアル鬼ごっこ」のスピンアウト小説『リアル鬼ごっこ リプレイ』が発売!!」『PR TIMES』、小学館、2021年7月16日 。2021年7月28日閲覧。
- ^ 山本弘「山田悠介『リアル鬼ごっこ』――何の間違い? トンデモ小説がベストセラー」『トンデモ本の世界 S』太田出版、2004年6月、259-265頁。ISBN 978-4-87233-848-5。
- ^ “『告白』2日で2億超えでどっかーんとトップに降臨!『アリス』が首位から陥落【映画週末興行成績】”. シネマトゥディ (2010年6月8日). 2010年6月8日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2016年3月下旬号、70頁。
- ^ a b “園子温版『リアル鬼ごっこ』主演はトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜!キャストは全員女性”. 映画.com (2015年2月9日). 2015年3月5日閲覧。
- ^ “「原作読まずに映画撮っただって!?」園子温版『リアル鬼ごっこ』が大炎上! 一部では“逆に”期待の声も”. おたぽる (2015年7月11日). 2015年7月11日閲覧。
- ^ a b “斎藤工、初の老爺役!4時間半の特殊メイクで『リアル鬼ごっこ』に出演していた!”. シネマトゥデイ (2015年7月14日). 2015年7月14日閲覧。
- ^ “園子温版「リアル鬼ごっこ」 高橋メアリージュンら総勢34人の追加キャスト一挙発表”. 映画.com (2015年3月5日). 2015年3月5日閲覧。
- ^ “全国のJKを一斉間引き!園子温版「リアル鬼ごっこ」で制服が血しぶきに染まる”. 映画ナタリー (2015年4月23日). 2015年4月24日閲覧。
- ^ “トリンドル玲奈に最優秀女優賞!初主演『リアル鬼ごっこ』が作品賞含む3部門受賞の快挙!”. シネマトゥデイ (2015年8月6日). 2015年8月6日閲覧。
- ^ “園子温作『リアル鬼ごっこ』、スペイン映画祭で日本映画初グランプリ受賞!”. マイナビニュース (株式会社マイナビ). (2015年12月16日) 2015年12月17日閲覧。
- ^ “高尾が「CRリアル鬼ごっこ」をお披露目”. パチンコビレッジ (2015年6月19日). 2021年10月11日閲覧。
- ^ “高尾が「『Pリアル鬼ごっこ2 全力疾走チャージ』オンライン説明会」を開催”. パチンコビレッジ (2021年9月8日). 2021年10月11日閲覧。
- ^ “Pリアル鬼ごっこ2 全力疾走チャージ王様Ver.機種情報”. 777パチガブ (2022年6月6日). 2023年1月27日閲覧。
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