メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ - システム

メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 02:27 UTC 版)

システム

ここでは、このゲームでの基本的なシステムについて記述する。

ユーザーステータス

プレイヤーに関しては、以下のようなデータ・ステータスが存在する。

名前
プレイヤー名
プレイヤー自身の名前。8文字以内で付けられる。1度変更すると、1週間は変更できない。
主人公名
ストーリーで適用される主人公の名前。ここで決めた名前がストーリーの主人公名が入る部分に代入される。何度でも変更でき、変更してもすぐに別のものに変えることができる。
所属ギルド
プレイヤーが所属しているギルド。ギルドについては後述する。
Lv.
プレイヤー自身のレベル。ゲーム開始時は必ず1から始まる。レベルが上がるごとに、後述するAPの上限が1増加し、APが全回復する。
Exp
プレイヤーが保持している経験値。パーセンテージ(%)と数値の両方で表される。クエストなどのクリアで上昇し、100%になるとLv.が1上がり、0%にリセットされる。
AP
クエストの開始時に消費するポイント。「Action Point」の略。「現在値/最大値」のように表記される。現在値が最大値未満のときは、3分に1ずつ回復する[4]。また、アイテム「元気の水」を使うことで100回復し、ダイヤを使うことで、APの最大値が200以上なら最大値分回復し、200未満なら200回復する。
BP
ギルドバトルや一部クエストの際に使用するポイント。「Battle Point」の略。レベルに関わらず上限は1000。APと違って、時間による回復はしないが、日付が変わった際にBPが100未満の場合のみ100に回復する。アイテム「勇気の水」で200、不思議な泉(後述)では貯まっている分が、ギルド所属時のみ貯水庫からは「1000-(現在値)」分だけ回復。現在値と回復値の合計が1000を超えたら、1000まで回復し、残りはギルド所属時かつ貯水庫が上限値以下であればそこに貯められる。
所持ダイヤ
プレイヤーが所持しているアイテム「ダイヤ」の個数。スカウトのうちの「ダイヤスカウト」「期間限定スカウト」のほか、APの回復、クエストやギルドバトル出撃の失敗時のコンティニューにも使用する。クエストの進行によって獲得できるほか、課金をすることによっても獲得できる(このゲーム唯一の課金アイテム)。
所持ゴルド
プレイヤーが所持している、ゲーム内での通貨「ゴルド」の所持数。スカウトのうちの「ゴルドスカウト」「レア以上確定ゴルドスカウト」のほか、ユニットの強化やメダルの交換にも使用する。クエストの進行のほか、ログインボーナスや不思議の泉からも獲得できる。

不思議な泉

プレイヤーのホーム画面から移動できる、アイテム収集のための場所。4時間に1回ずつ、「ゴルド」「資材」「BP」「メダル」が獲得できる。放っておくと、4時間ごとにアイテムの量が増加する。獲得できるアイテムの量は一定ではなく、多少の増減がある。また、メダルは確率的に獲得できるため、毎回獲得できるとは限らない。クエストを進行して達成度を上昇させると、アイテムの獲得量が増加する。

ユニット

ガチャ機能である「スカウト」(後述)やストーリーの進行途中から得られるキャラクターは「ユニット」と呼ばれ、クエストやギルドバトルで出撃させることができる。各ユニットには、以下のようなプロフィールや情報、パラメータがある。

プロフィール

大半がフレーバーテキストだが、「出身」「性別」「年齢」は一部のクエストで影響がある。

名前
ユニットのキャラクター名。最大で6文字までで、7文字以上のキャラクターがコラボユニットとして登場する際は名前が短縮されることが多い(「にゃんこ大戦争」の美女神アフロディーテ→アフロディテや「ラストピリオド」のラビュリントス→ラビュ、ツリー・オブ・ライフ→おかあさんなど)。レア度が2以上のユニットには「〇〇の××」「〇〇する××」などの二つ名がそれぞれに付けられている。
プロフィール文
ユニットのプロフィールを記した文章。ほかのユニットとの交友関係やイベント関連の記述がされることもある。
出身
ユニットの出身国。メフテルハーネには、「王国」「魔法の国」「お菓子の国」「西部の国」「死者の国」「エレキの国」「機械の国」「科学の国」「雪の国」「砂漠の国」「妖精の国」「動物の国」「植物の国」「常夏の国」「空の国」「少数民族の国」「和の国」「恐竜の国」の18の国が存在する。なお、後述のコラボ作品のユニットとエルピスはメフテルハーネのいずれの国にも属さない。同じ国出身のユニットを同じパーティに入れると、初期SPの増加ボーナスがある。
職業
そのユニットの職業。使用武器に関連するものが多い。現実世界では稼ぎが発生しないものでも、「世界の狭間の妖精」[注釈 41]「家事手伝い」[注釈 42]など、そのキャラの立場や役職が書かれることもある。
武器
そのユニットが戦闘で使う武器の名称。「共鳴心弓」[注釈 43]「煌礼魔解」[注釈 44]などのオリジナルのものから「槍」「大剣」などの一般的なもの、「嫁入道具」[注釈 45]「棺桶」[注釈 46]などの一般的には武器に転用しないもの、果てには「拳」「歌」などそもそも武器ですらないものまで様々ある。
性別
ユニットの性別。「男」「女」「不明」の3種類。
年齢
ユニットの年齢。おおむね数字で表現されるが、「?歳」といった、年齢不明・不詳のユニットも存在する。年齢は、後述する「連携」に影響を及ぼす。
趣味
ユニットの趣味。ストーリーに関連するものが多い。
性格
ユニットの性格。「れいせい」「むじゃき」など、ひらがなで表記される。
情報
レア
ユニットのレア度。星の数で表され、1から5まで存在する。「ゴルドスカウト」では1から3までが、「レア以上確定ゴルドスカウト」では2から4までが、「ダイヤスカウト」「期間限定スカウト」では2から5までが登場する。
Lv.
ユニットのレベル。「現在のレベル/最大レベル」のように表記される。ユニットのレベルは、クエストなどでは上がらず、プレイヤーがゴルドを消費することで上げられる。レベルが上がることにより、後述する「体力」「攻撃力」などが上昇する。入手時や進化後は必ず1。最初の最大レベルは、レア度1が30、レア度2が40、レア度3が50、レア度4が60、レア度5が70。この最大レベルは、アイテム「覚醒の書」やすでに所持しているユニットを再び手に入れたときに「覚醒」することができ、1回の覚醒につきレベルの最大値が5だけ上がる。覚醒は1ユニットにつき15回(レア度1は5回)行え、15回覚醒した後の最大レベルは、レア度1が55、レア度2が115、レア度3が125、レア度4が135、レア度5が145。
成長タイプ
ユニットのレベルアップによる成長の仕方の大別。「早熟」「平均」「晩成」の3タイプが存在する。早熟タイプは前半のレベルで、晩成タイプは後半のレベルでパラメータが上昇しやすく、平均タイプはレベルに関わらず一定の間隔で上昇する。また、クエスト中のGuts上昇に必要なSPコストも早熟タイプは少なく、晩成タイプは多いという特徴もある。また、ギルド施設(後述)の武器別の施設の効果を、早熟タイプを100%、平均タイプはおよそ67%、晩成タイプはおよそ50%得られる。
覚醒ランク
ユニットの覚醒の度合い。0から15までの16段階があり、覚醒をしていないときは0になる。覚醒をするごとに1ずつ上がる。同時にルーンスロットも各レア度によって上限は異なるが、一定数まで増える。
SPボーナス
そのユニットをパーティに入れたとき、初期値のSPにさらにプラスされる値。レア度が高いほど、覚醒ランクが高いほどSPボーナスは増える。
武器種別
上記の「武器」が種類としてどれに属するかを示したもの。どの武器も、「斬撃」「突撃」「打撃」「弓矢」「魔法」「銃弾」「回復」の7種類のいずれかに属する。クエストによっては、この種類によって与えられるダメージに補正がかけられる場合がある。また、武器種別にそれぞれ以下のような特徴がある。
斬撃
外皮が柔らかいモンスターが得意(多くダメージを与えられる)で、硬いモンスターは不得意(与えるダメージが少なくなる)。
突撃
得意や不得意は特になく、モンスターの硬さに影響されない。
打撃
外皮が硬いモンスターが得意で、柔らかいモンスターは不得意。
弓矢
外皮が柔らかいモンスターが得意で、硬いモンスターは不得意。
魔法
得意・不得意は特にないが、モンスターとの属性の相性に大きく影響を受ける。
銃弾
外皮が硬いモンスターが得意で、柔らかいモンスターは不得意。
回復
味方ユニットを回復させる。敵に攻撃することはできない。ただしセーバールーンを付ければ少ないダメージではあるが攻撃することができる。
同時攻撃数
ユニットが一度に攻撃することのできる敵の数。
多段攻撃数
ユニットが一度の攻撃を何回に分けて行うかを示したもの。仮にユニットの攻撃力が a で、多段攻撃数が b 段だった時、1段ごとに ab 分割した攻撃力が与えられる。
防護力
ユニットが受けるダメージを減らす割合。アシストユニット(後述)を設定することによって値が上昇する。仮にモンスターから a のダメージを受けるとき、ユニットの防護力が b %であったら、実際に受けるダメージは、ab %分だけ減少する。
パラメータ
属性
実際にはパラメータではないが、表示欄が同じためここに記述する。
ユニットの属性。「」「」「」「」「」の5つが存在する。色は、炎が、水が、風が、光が黄色、闇が。それぞれに相性の相関があり、「炎は風に強く水に弱い」「水は炎に強く風に弱い」「風は水に強く炎に弱い」(つまり、炎・水・風の3属性は3すくみの関係にある)「光と闇は互いに対して、与えるダメージは大きいが受けるダメージも多い」という関係がある[42][43]
体力
ユニットの体力。レベルアップにより上昇する。これが0になると撤退してしまう。「ライフルーン」で値の上乗せが可能。
攻撃力
ユニットの攻撃力。レベルアップにより上昇する。値が大きいほど高いダメージを与えられる。「アタックルーン」で値の上乗せが可能。
移動速度
ユニットがクエストなどで移動する速さ。値が大きいほど早く進む。「スピードルーン」で値の上乗せが可能。
攻撃間隔
ユニットが攻撃モーションを終えてから次の攻撃モーションを開始するまでの時間間隔。小数第2位の値までで示される(単位は秒)。値が小さいほど攻撃の頻度が高く、短時間でより多くのダメージを与えることができる。ユニットによっては、進化によって値が変化する。「クイックルーン」で攻撃間隔の短縮が可能。
リーチ
敵からどれだけ離れて攻撃ができるかを表した値。値が大きいほど遠くから攻撃できる。一般的に、リーチの値が50以下は「前衛」、51から150までは「中衛」、151以上は「後衛」と呼ばれる。ユニットによっては、進化によって値が変化する。ルーンによる変動はできないが、アシストユニットのカントリーマインドで±6まで変動させることができる。
タフネス
敵の攻撃にどの程度耐えられるかを示した値。各ユニットは、一定以上のダメージを受けるとのけぞって少し後退してしまう(ノックバック)。値を大きくすることによって、こののけぞりを少なくさせる。「タフネスルーン」によって値の上乗せが可能。あくまで防御力ではないため、どれだけタフネスを上げても受けるダメージは同じになる。
攻撃範囲
隠しパラメータとして存在するパラメータ。ユニットが攻撃できる範囲。リーチは「どこまで相手に近づいたら攻撃を開始するか」を示すのに対し、攻撃範囲は「リーチ圏内まで来て攻撃をしたとき、どの距離の相手にまで攻撃が届くか」を示す。
属性補正とアシストユニット
各ユニットには、「属性補正」というパラメータがあり、これによって、各属性の相手に対して、本来の攻撃力の何%分の攻撃力が発揮できるかを示している。攻撃力がそのまま反映される場合を100%として、パーセンテージで示している。
また、各ユニットにつき3人まで、「アシストユニット」としてユニットを補佐するユニットを選択できる。これを設定することで、上記ステータスのうちの「体力」「攻撃力」「防護力」が上昇する。これらがどれだけの上昇値になるかは、アシストする側のユニットの、プロフィールの「出身国」「年齢」および情報の「Lv」「武器種」「成長タイプ」「同時攻撃数」、そしてパラメータの「リーチ(前衛・中衛・後衛で区分)」「属性」から算出される「連携」に対応している。なお、年齢は、「~14歳」「15・16歳」「17・18歳」「19~22歳」「23歳~」「?歳」の6つの「年代」のうち、一致している場合、算出対象となる。
スキル
一部の☆4以上のユニットには「スキル」が実装されており、必要数の「幻想花」「ルーン結晶」「霊薬」「スキルポイント」を揃えて「スキル進化」することで解放される。☆5ユニットのスキル1はスキル名の後ろに「+」が付いており、付いていないものより効果量や発動確率が高い。「『慧暴併之魔王』リムル」以降に追加された☆4以上のユニットは全てスキル進化が実装されている。また、さらに前述の進化素材を集めることで、スキルLv.を上げることができる。スキルLv.を上げると、効果量や発動確率が上がる。最大でLv.10まで上げることができる。以下は実装されているスキルの種類。
パワーライズ/パワーライズ+
一定確率で対象の属性のモンスターに与えるダメージが上昇する。対象属性が多いほど発動確率と効果量は減少する。
レイジパワー/レイジパワー+
一定確率で対象の属性のモンスターに与えるダメージが上昇するが、パワーライズより発動確率と効果量が低く設定されている。ただし、残りHPが50%以下の時、発動確率と効果量が2倍になりパワーライズを上回る。対象属性が多いほど発動確率と効果量は減少する。
当初はHPが半分以下の時にのみ発動し、パワーライズよりも効果量が高かったが、アップデートによりHPが半分以上でも効果が一部発動するようになった。
クリティカル/クリティカル+
一定確率で、残りHPが50%以下の対象属性のモンスターを即座に癒す。対象の残りHPが低いほど発動確率は高くなる。対象属性が多いほど発動確率は低くなる。
ビアースパワー/ビアースパワー+
一定確率で自身の攻撃が貫通攻撃になり、同時攻撃数が増える。また、与ダメージが少し上がる。対象属性の指定はなく、全属性のモンスターに対してスキルは発動する。
ドミネーション/ドミネーション+
一定確率で「威圧」状態を付与する。威圧状態が付与されているモンスターは移動速度が低下し、被ダメージが上昇する。対象属性の指定はなく、全属性のモンスターに対してスキルは発動する。
ウィークネス/ウィークネス+
一定確率で「虚弱」状態を付与する。虚弱状態が付与されているモンスターは攻撃力が低下し、攻撃頻度が減少する。対象属性の指定はなく、全属性のモンスターに対してスキルは発動する。
リストリクション/リストリクション+
一定確率で「移動不可状態」と「被ダメージ上昇状態」を付与する。20秒まで効果時間は蓄積され、残り時間に応じて最大10%被ダメージが上昇する。効果時間は20秒の蓄積に加えてフィクセイトルーンの効果時間も合算されるが、被ダメージ上昇効果はフィクセイトルーンと重複する。対象属性の指定はなく、全属性のモンスターに対してスキルは発動する。
プロテクション/プロテクション+
自身より後ろにいるユニットの被ダメージを少なくする。自分は対象に含まれない。また、自分と同位置にいるユニットも対象外となる。
イベイジョン/イベイジョン+
自分への攻撃とスリップダメージを一定確率で回避し、自身より後ろにいるユニットへの攻撃とスリップダメージも半分の確率で回避させる。ドッジルーンと効果は重複しない。
カウンター/カウンター+
モンスターから攻撃を受けた時、攻撃範囲内の全てのモンスターに一定確率で自身の通常攻撃の一定の割合のダメージを与える。
エンハンス/エンハンス+
特定の条件を満たすパーティ内のユニットがモンスターに与えるダメージを一定の割合上昇させる。条件は「属性」か「出身国」か「武器種別」[注釈 47]
ディフレクト/ディフレクト+
特定の条件を満たすパーティ内のユニットが受けるダメージを一定の割合軽減する。特定の条件は「属性」か「出身国」。
チャージアタック/チャージアタック+
自身のHPが満タンの時、移動速度と与えるダメージが上昇する。
リジェネレート/リジェネレート+
一定間隔で自身のHPが一定割合回復する。バック中は無効。
ドレインライフ
攻撃時に一定確率で、与えたダメージの一定の割合分のHPが回復する。☆5ユニットでこのスキルを持つユニットは未登場。
「星焔導盛の仙舞」
『熙望の邦陽仙』ヨウキ」専用スキル。一定確率で「煉炎」状態を付与する。煉炎状態が付与されているモンスターは炎属性ユニットから受けるダメージが11〜20%上昇する(スキルLv.を上げることで発動確率と効果量が上がる)。
「眠りに溺れるように」
『總闇孵夜の翳』アントール」専用スキル。一定確率で「凍水」状態を付与する。凍水状態が付与されているモンスターは水属性ユニットから受けるダメージが11〜20%上昇する(スキルLv.を上げることで発動確率と効果量が上がる)。
「運命を変える者」
『禍殃撃覆の銃』ウェルテクス」専用スキル。一定確率で「颱風」状態を付与する。颱風状態が付与されているモンスターは風属性ユニットから受けるダメージが11〜20%上昇する(スキルLv.を上げることで発動確率と効果量が上がる)。
「ハカセ、やってみる」
『温衷贈る特輝』パルトネール」専用スキル。一定確率で「輝光」状態を付与する。輝光状態が付与されているモンスターは光属性ユニットから受けるダメージが11〜20%上昇する(スキルLv.を上げることで発動確率と効果量が上がる)。
「死神、力を貸して〜!」
『懇蔽焉の終熄』メルモルテ」専用スキル。一定確率で「影闇」状態を付与する。影闇状態が付与されているモンスターは闇属性ユニットから受けるダメージが11〜20%上昇する(スキルLv.を上げることで発動確率と効果量が上がる)。
「私はあなたのトラブルメイカー」
『虚湛揺る彩砲』ノーフィール」専用スキル。12秒毎にパーティ内の風属性ユニットに「高揚」状態を付与する。5回まで重ね掛けされ、高揚状態1回につき、与えるダメージが4.6〜10%上昇する。付与した相手が撤退すると高揚状態は解除される。自分が撤退した場合は、残っている全ての光属性ユニットの高揚状態が解除される。
「ほら、食べて元気だしなよ」
『柔陽憩う隣笑』シエット」専用スキル。12秒毎にパーティ内の光属性ユニットに「高揚」状態を付与する。5回まで重ね掛けされ、高揚状態1回につき、与えるダメージが4.6〜10%上昇する。付与した相手が撤退すると高揚状態は解除される。自分が撤退した場合は、残っている全ての光属性ユニットの高揚状態が解除される。
「高揚のダンシンググルーヴ」
『興舞導く踊炎』イズ」専用スキル。一定確率で「移動不可状態」または「麻痺状態」の相手に与えるダメージが上昇し、一定確率で移動中・攻撃形態中に関わらず相手を吹き飛ばす。

ルーン

このゲームには、ルーンという、特殊な効果を持つアイテムが存在する。これらは各ユニットに1~6個装備させることができる。ただし、同名のルーンは複数装備できない。

ルーンには魔力値と呼ばれるパラメータがあり、その値によって品質と呼ばれるステータスが変化する。2つの対応は以下の通り。

品質 魔力値
5.000~15.000
15.001~22.500
特良 22.501~27.000
極良 27.001~30.000
極優 30.001~33.000
超優 33.001〜35.000
36.000(獄・幻闘でのみ入手可能)

このうち、極良までは通常のクエストで、敵を癒すとドロップすることがある。ルーンは、以下の方法で強化させることができる。

  • 特良までの場合
    • 進化素材を使う。ルーンの種類によって使える素材の属性が異なる。使用する進化素材の種類は、並では「」、良では「つぼみ」、特良では「」。
  • 極良以上超優未満の場合
    • 極良以上のルーンを強化素材にして合成することで(使用したルーンは消滅する)ルーンの魔力値を上げることができる。「強化用ルーン」を使うか、同じルーンを強化素材にすると、そのルーンによる魔力値上昇量が2倍になる。極優ルーンの強化の場合、魔力値上昇量が半分になる。
  • 超優の場合
    • 超強化用ルーン」を使用することでのみ魔力値を上げることができる。そのルーンの属性と同じ属性の超強化用ルーンを使うと魔力値上昇量が2倍になる。

魔力値が大きいほど、プレイヤーにとって有利な効果をより表すようになる。以下に、ルーンの系統と名前を述べる。

パラメータ系
ライフルーン
装備したユニットの体力を上昇させる。素材の属性は水。
アタックルーン
装備したユニットの攻撃力を上昇させる。素材の属性は炎。
クイックルーン
装備したユニットの攻撃間隔を上昇させる。素材の属性は風。
スピードルーン
装備したユニットの移動速度を上昇させる。素材の属性は光。
タフネスルーン
装備したユニットのタフネスを上昇させる。このルーンのみ、ステータスの上がり幅がルーンの魔力値に応じた正比例ではなく、「ユニット毎に設定された数値」と「魔力値」の2つの要素で決定される。素材の属性は闇。
属性補正系
フレイムルーン
対炎属性補正値が上昇し、炎属性のモンスターに対しての攻撃力が上昇する。素材の属性は炎。
アクアルーン
対水属性補正値が上昇し、水属性のモンスターに対しての攻撃力が上昇する。素材の属性は水。
ウィンドルーン
対風属性補正値が上昇し、風属性のモンスターに対しての攻撃力が上昇する。素材の属性は風。
ブライトルーン
対光属性補正値が上昇し、光属性のモンスターに対しての攻撃力が上昇する。素材の属性は光。
ダークルーン
対闇属性補正値が上昇し、闇属性のモンスターに対しての攻撃力が上昇する。素材の属性は闇。
ガード系
フレイムガード
炎属性のモンスターから受けるダメージを減少させる。素材の属性は炎。
アクアガード
水属性のモンスターから受けるダメージを減少させる。素材の属性は水。
ウィンドガード
風属性のモンスターから受けるダメージを減少させる。素材の属性は風。
ブライトガード
光属性のモンスターからの受けるダメージを減少させる。素材の属性は光。
ダークガード
闇属性のモンスターからの受けるダメージを減少させる。素材の属性は闇。
ゼネラルガード
全属性のモンスターから受けるダメージを減少させる。ただし、他の5つのガード系に比べると、各属性に対する減少率は半分である。素材の属性は光。
職種限定系

「職種」とは、上の「ユニット」項で記した「武器種別」での7種類の武器のことである。

エグザントルーン
斬撃ユニット限定で装備可能。相手の体力が残り半分以下のとき、「相手の残り体力」「装備ユニットの攻撃力」「クエスト内での出撃してからの経過時間(出撃から100秒間カウントし、その後は100秒の状態を維持する。再出撃の際はカウントは0秒からに戻る)」「魔力値」の4つの値から計算し、まれに相手を即座に癒す。多段攻撃・複数同時攻撃のときは攻撃1回ずつを判定対象とする。素材の属性は炎。
同様の効果をスキル「クリティカル/クリティカル+」によって獲得できる。
リトラクトルーン
突撃ユニット限定で装備可能。移動中・攻撃態勢中に関わらず、「装備ユニットの攻撃力」「クエスト内での出撃してからの経過時間(エグザントルーンとカウント方法は同じ)」「魔力値」の3つの値から計算し、相手をまれにのけぞらせる(後退させる)。多段攻撃・複数同時攻撃のときは攻撃1回ずつを判定対象とする。素材の属性は水。
フィクセイトルーン
打撃ユニット限定で装備可能。まれに相手を最低5秒移動できなくさせ、かつユニットが与えるダメージを上昇させる。発動する確率の計算の要素は「クエスト内での出撃してからの経過時間(エグザントルーンとカウント方法は同じ)」「魔力値」、中衛ユニットに限り「リーチ」も含む3つ。中衛ユニットに装備させた場合、リーチが長ければ長いほど発動確率が下がる。相手の移動不可の状態は、20秒まで計算用の値として蓄積され、それに応じてユニットの与えるダメージも最大で10%まで上昇する。また、スキル「リストリクション/リストリクション+」と効果時間を合算する。多段攻撃・複数同時攻撃のときは攻撃1回ずつを判定対象とする。素材の属性は風。
同様の効果をスキル「リストリクション/リストリクション+」によって獲得できる。
アーチェルーン
弓矢ユニット限定で装備可能。まれにクリティカル攻撃として、本来の1.5倍のダメージを与える。発動する確率の計算の要素は「魔力値」のみ。相手が複数の部位(後述)を持っていた場合、その各々の部位で発動の判定が行われる。素材の属性は光。
ソーサリールーン
魔法ユニット限定で装備可能。まれに移動中の相手をのけぞらせる。発動する確率の計算の要素は「魔力値」のみ。のけぞらせている間に再びのけぞらせることも可能である。相手が複数の部位を持っていても、ルーンの効果は1体として発動される。素材の属性は闇。
ペネトレイトルーン
銃弾ユニット限定で装備可能。攻撃可能な範囲に複数の相手が存在した時、まれに攻撃を貫通させ、複数の相手に1体目と同等のダメージを与える。発動する確率の計算の要素は「魔力値」のみ。魔力値が高いほど、貫通する相手の数が増える。相手が複数の部位を持っていても、ルーンの効果は1体として発動される。多段攻撃・複数同時攻撃のときは攻撃1回ずつを判定対象とする。素材の属性は闇。
この効果に加えてさらにダメージ増加の効果をスキル「ビアースパワー/ビアースパワー+」によって獲得できる。
リバイヴルーン
回復ユニット限定で装備可能。ユニットが退却してきた際、装備ユニットとすれ違った時に、まれにその場で復帰させる。復活後の残りHPと発動する確率の計算の要素は「魔力値」によって行われる。素材の属性は闇。
イクリーズルーン
回復ユニット限定で装備可能。装備しているユニットの属性が優位を取れる属性(例えば、炎属性なら風属性、光属性なら闇属性)に対して、クエスト中の属性補正を上昇させる。同じ属性に対して、複数のユニットがこのルーンを装備していたとき(例えば、モンスターが水属性で、2人以上の風属性のユニットがこのルーンを装備していたとき)は、最大の効果を発動する1つのみが有効になる。素材の属性は光。
コレクト系
エクスコレクト
このルーンを装備させたユニットが出撃パーティにいると、獲得経験値が増加する。素材の属性は炎。
ゴルドコレクト
このルーンを装備させたユニットが出撃パーティにいると、獲得ゴルドが増加する。素材の属性は光。
ルーンコレクト
このルーンを装備させたユニットが出撃パーティにいると、ルーンがドロップする確率が上昇する。素材の属性は風。
シードコレクト
このルーンを装備させたユニットが出撃パーティにいると、モンスターがドロップする確率が上昇する。素材の属性は水。
特殊系
ナイトルーン
装備したユニットより後ろのユニットが受けるダメージを減少させる(つまり、装備したユニット自体に効果はない)。このルーンを装備しているユニットが複数いた場合、そのユニットがいる位置によって効果を累積する。素材の属性は炎。
ヒーリングルーン
装備したユニットを、意図的に後退(バック)させたときに回復する量が増加する。素材の属性は水。
ベルセルクルーン
装備したユニットの残りHPが少ければ少ないほど与えるダメージが上昇するようになる。倍率の計算の要素は「残りHPの割合」「魔力値」の2つ。素材の属性は風。
ドッジルーン
装備したユニットが、まれに敵の攻撃をかわすことができる。発動する確率の計算の要素は「装備したユニットの移動速度」「魔力値」の2つ。素材の属性は風。編成ボーナスの「スリップストリーム[注釈 48]の移動速度上昇とスキルの「チャージアタック/チャージアタック+」による移動速度上昇も計算に入る。
エンデュアルーン
タフネスに応じた確率で、本来倒れる攻撃を受けてもHPを1残して耐える。一定以上のタフネスがあれば確定で発動する。さらにタフネスが高い場合は、タフネスと魔力値に応じて多段発動する(残りHP3→2→1といった具合)。発動する確率の計算の要素は「装備したユニットのタフネス」「魔力値」の2つ。素材の属性は水。
ガッツルーン
装備したユニットのGuts(後述)が、最初から上がっている(最大として6まで)状態で出撃できる。発動する確率の計算の要素は「魔力値」のみ。素材の属性は炎。
強化用ルーン
極良以上のルーンの魔力値を上昇させる。このルーン自体は装備はできず、強化用の素材として用いる。普通のクエストなどでは入手できず、イベントなどの報酬として配布されることが多い。
超強化用ルーン
魔力値の上限が33から35に引き上げられたため実装。品質が超優のルーンの強化にのみ使うことができ、装備・強化は強化用ルーンと同様できない。
強化用ルーンと異なり属性があり、それぞれのルーンの強化素材と同じ属性の超強化用ルーンを使うと魔力値の上昇量が2倍になる。
上位ルーン

古代のルーン石」1個と指定された属性の「ルーン結晶」30個、魔力値30以上の指定されたルーン3つを合成することでのみ獲得できる特別で強力なルーン。モンスターを癒してもドロップすることは無い。パーティ内のユニットが装備すると特殊な効果を持ち、特定の条件を満たすユニットにしか装備できない。装備すると体力と攻撃力が少し上がる。救援時は特殊効果が発動しないが、体力と攻撃力の上昇は反映される。

フェンサールーン
斬撃職専用前衛上位ルーン。覚醒ランク10以上の前衛斬撃ユニットしか装備できない。装備したユニットには5つのゲージが表示され、攻撃すると一定確率で増える。ゲージが1以上の時、ユニットの足元にエフェクトが表示され、ゲージの数によって大きさが変わる。ゲージが1以上の時、エフェクトの上にいる全てのモンスターに一定間隔で攻撃を行う(この攻撃はエグザントルーンやその他スキルの発動対象になる)。この追加攻撃は同時攻撃数に関わらず、範囲内の全てのモンスターが対象である。
ゲージが1以上の時、自分を含めた味方ユニットがスリップダメージを除くダメージを受けた時、ゲージを一つ消費して2秒間、全員の被ダメージを、ゲージ数に応じた割合で軽減する(最大80%軽減)。ゲージは10秒間攻撃しなかった場合でも一つ消滅する。
スティンガールーン
突撃職専用前衛上位ルーン。覚醒ランク10以上の前衛突撃ユニットしか装備できない。装備したユニットには5つのゲージが表示され、攻撃すると一定確率で増える。ゲージが1以上の時、ユニットの足元にエフェクトが表示され、ゲージの数によって大きさが変わる。ゲージが1以上の時、エフェクトの上に立つ全てのモンスターに「威圧」状態を付与し、稀に貫通攻撃を放つ(同時攻撃数が1増える)。「威圧」状態は移動速度低下と被ダメージ上昇の二つの妨害効果を持つ。
 ゲージが1以上の時、自分を含めた味方ユニットがスリップダメージを除くダメージを受けた時、ゲージを一つ消費して2秒間、全員の被ダメージを、ゲージ数に応じた割合で軽減する(最大80%軽減)。ゲージは10秒間攻撃しなかった場合でも一つ消滅する。
ブレイカールーン
打撃職専用前衛上位ルーン。覚醒ランク10以上の前衛打撃ユニットしか装備できない。装備したユニットには5つのゲージが表示され、攻撃すると一定確率で増える。ゲージが1以上の時、攻撃時に一定確率で「虚弱」状態を付与し、稀に威力が上がった通常攻撃を放つ(アーチェルーンの効果と同じ)。「虚弱」状態は攻撃力低下と攻撃頻度減少の二つの妨害効果を持つ。
ゲージが1以上の時、自分を含めた味方ユニットがスリップダメージを除くダメージを受けた時、ゲージを一つ消費して2秒間、全員の被ダメージを、ゲージ数に応じた割合で軽減する(最大80%軽減)。ゲージは10秒間攻撃しなかった場合でも一つ消滅する。
ハンタールーン
弓矢職専用後衛上位ルーン。覚醒ランク10以上の後衛弓矢ユニットしか装備できない。装備したユニットには5つのゲージが表示され、攻撃すると一定確率で増える。ゲージが最大の時、攻撃時にゲージを全て消費して追加攻撃を発動する。追加攻撃は発動した時点で画面内にいた全てのモンスターに対して威力が大幅に上がった強力な攻撃を放つ。範囲内のモンスターが多いほど1体あたりのダメージは低くなる。この追加攻撃はアーチェルーンやその他スキルの発動対象である。追加攻撃を放った後はすぐにはゲージが貯まらず、クールダウンが必要になる(同時攻撃数が多いほど長くなる)。
10秒間攻撃しないか、スリップダメージを含むダメージを受けた時、ゲージが一つ減る。
フォーサールーン
魔法職専用上位ルーン。覚醒ランク10以上の後衛魔法ユニットしか装備できない。装備したユニットには5つのゲージが表示され、攻撃すると一定確率で増える。ゲージが最大の時、攻撃時にゲージを全て消費して追加攻撃を発動する。追加攻撃は自身の攻撃範囲内の全てのモンスターに対して拡散攻撃を行う。範囲内のモンスターが多いほど1体あたりのダメージは低くなる。この追加攻撃はソーサリールーンやその他スキルの発動対象である。追加攻撃を放った後はすぐにはゲージが貯まらず、クールダウンが必要になる(同時攻撃数が多いほど長くなる)。
10秒間攻撃しないか、スリップダメージを含むダメージを受けた時、ゲージが一つ減る。
シュータールーン
銃弾職専用上位ルーン。覚醒ランク10以上の後衛銃弾ユニットしか装備できない。装備したユニットには5つのゲージが表示され、攻撃すると一定確率で増える。ゲージが最大の時、攻撃時にゲージを全て消費して追加攻撃を発動する。追加攻撃は、全属性への属性補正が大幅に上昇した攻撃を行う(要は威力の上昇のみ)。この追加攻撃はペネトレイトルーンやその他スキルの発動対象である。追加攻撃を放った後はすぐにはゲージが貯まらず、クールダウンが必要になる(同時攻撃数が多いほど長くなる)。
10秒間攻撃しないか、スリップダメージを含むダメージを受けた時、ゲージが一つ減る。
エンハンサールーン
回復職専用上位ルーン。覚醒ランク10以上の中衛回復ユニットしか装備できない。パーティ内のユニットの全属性に対する属性補正が上がり、回復時にHP上限を超えて回復するとオーバーヒール状態にすることができる。HP上限を超えて回復した分のHPは緑色で表示され、HPに加算される。オーバーヒール状態のユニットは攻撃力が上がり、攻撃範囲が少し広くなる。
セーバールーン
回復職専用上位ルーン。覚醒ランク10以上の後衛回復ユニットしか装備できない。装備するとユニットの左上に小さい鳥のようなキャラクター「スピリット」が現れ、攻撃できない回復ユニットの代わりにモンスターを攻撃してくれる。攻撃力は装備者の40%で、残り体力が40%のモンスターを攻撃した際にごく稀に即座に癒してくれる。味方ユニットが戦闘不能になった際、スピリットが消滅する代わりに即座に復活する。消滅したスピリットは一定のクールタイムの後再び召喚される。

シードモンスター

クエストの最中に、敵を倒すとその敵がドロップアイテムとなり、「シードモンスター」として使用できるようになる。シードモンスターは各ユニットにつき1体のみ装備させることができ、クエスト中でSPを消費することでそのモンスター特有のスキルを発動できる。

シードモンスターにもユニットと同様に、1から4までのレア度が存在する。このうち、レア度3以上は「ボスモンスター」または「ボスシード」と呼ばれ、クエストでのドロップ率が、他に比べて極端に低くなる。また、ユニットと同じく、「同時攻撃数」「多段攻撃数」の情報、「属性」「体力」「攻撃力」「移動速度」「攻撃間隔」「リーチ」「タフネス」のパラメータが存在する。これらが意味するものはユニットと全く同じなので、ここでは割愛する。そのほかに、モンスター特有の情報として、以下のようなものが存在する。

サイズ
モンスターの大きさ。以下の4段階が存在し、サイズが大きいほど、パラメータが上昇したり、後述するスキルの効果が上昇する[40]
サイズ
標準 1.000~1.350
大型 1.351〜1.550
特大型 1.551〜1.700
規格外 1.701〜1.800
外皮
モンスターの硬さ。柔らかい順に「絶柔」「超柔」「特柔」「柔らかい」「通常」「硬い」「特硬」「超硬」「絶硬」の9段階が存在する。これは、武器種が違うユニットから受けるダメージの補正に影響がある。各武器種によって、得意・不得意な外皮がある(詳しくは#ユニットの「武器種別」を参照)。
部位
モンスターが攻撃判定を受ける部分の箇所数。ほとんどは1箇所であるが、イベントでは多数あるものも存在する。部位数が多いと、複数体攻撃のユニットがより多くのダメージを与えることができる。
召喚SP
モンスターのスキル(後述)を1回使用する際に消費するSP。
再召喚
モンスターのスキルを使用した後、再び使用可能になるまでの時間。

ギルド

プレイヤーは任意で「ギルド」と呼ばれるグループに加入、あるいは設立することができる。ギルド加入はプレイヤーLv.1から、ギルド設立はLv.20から可能。ギルドの最大人数は20人で固定されている。

階級
ギルドには、以下の3つの階級が存在する。
ギルドマスター
ギルドの設立者で、実質的なリーダー。7日以上ログインがないと、自動的にサブマスターやメンバーに引き継がれる。
ギルドサブマスター
ギルドマスターから任命されることで就任できる、サブリーダー職。
ギルドメンバー
ギルドに加入したときの階級。
それぞれの階級ごとに、可能なこと・不可能なことが存在する。以下にその一覧を挙げる。可能なことは「○」、不可能なことは「×」で示す。
階級 ギルドバトル参戦 施設への資材投資 ギルドログでの発言 救援の派遣 メンバー承認 ギルド名変更 ギルドバトルのエントリー設定 防衛シード設定 サブマスター任命 役職任命 メンバー除名 同盟申請
マスター
サブマスター × × × ×
メンバー × × × × × × ×
上の表の項目について補足を加える。なお、施設や役職については後述する。
救援の派遣
ギルドメンバー同士は、お互いのクエストやギルドバトルに「救援」を送ることができる。救援自体については#ルールを参照のこと。
メンバー承認
ギルドに加入したいプレイヤーが、加入の申請を出した時の対応。「自動承認」と「手動承認」のどちらかに設定できる。「自動承認」では、申請すると自動的に加入する。「手動承認」では、ギルドマスターおよびサブマスターが承認した時にのみ加入できる。上の表に○がついているのは、「手動承認」の設定の際にプレイヤーに対して承認の可否ができる役職である。
ギルド名変更
ギルドマスターおよびサブマスターに限り、ギルドの名前を変更できる。8文字以内で設定が条件となる。
ギルドバトルのエントリー設定
ギルドマスターおよびサブマスターは、曜日ごとにギルドバトルに参加するか否かを選択できる。設立後に変更も可能。
防衛シード設定
ギルドマスターおよびサブマスターは、ギルドのメンバーが候補として出してきたシードモンスターを、5体まで「防衛シード」として選んで設定することができる。防衛シードについては、#ギルドバトルを参照。
メンバー除名
ギルドマスターは、メンバーを強制的に除名することができる。また、「ギルド脱退」を選択することで、自ずからギルドを脱退することもできる。
同盟申請
ギルドマスターは、降臨イベントでの同盟の申請を、他のギルドのギルドマスターに出すことができる。降臨イベントおよび同盟については#イベントを参照。
役職
役職とは、ギルドメンバーが、ギルドバトルで特定の効果を得られるようになるものである。以下の6種類が存在し、メンバー1人につき1つ任命できる(もちろん「役職なし」の選択もできる)。なお、ギルドバトルやそれに関する用語は#ギルドバトルを参照。
役職名 任命上限数 効果発揮対象 任命前の効果 任命後の効果
チアリーダ― 2人 応援 SP+200 SP+300
チアメンバー 5人 SP+250
プライリーダー 2人 祈り 防衛シード2.0%強化 防衛シード3.5%強化
プライメンバー 5人 防衛シード2.5%強化
サリーリーダー 2人 争奪Pt 1.5%(ふつう)
2.0%(ムズ)
2.5%(激ムズ)
2.5%(ふつう)
3.0%(ムズ)
3.5%(激ムズ)
サリーメンバー 5人 2.0%(ふつう)
2.5%(ムズ)
3.0%(激ムズ)
ギルド施設
各ギルドには、以下に示す施設が存在し、メンバーはその効果を受け取ることができる。各施設は、「資材」によって強化でき、メンバーの資材の総投資数によってレベルが上昇し、受けられる効果が大きくなる。テランポリ施設を除いた全施設にレベル上限が設定されており、「祭壇」「医療所」「訓練場」「食堂」「貯水庫」が上限120、それ以外が上限100となっている。なお、用語などについては、#ユニット#ルール#ギルドバトルを参照。
祭壇
クエスト開始時のSPにさらにボーナスSPを加える。レベルが1上がるごとに25ずつ上昇。
医療所
ユニットの体力が上昇する。レベルが1上がるごとに0.25%ずつ上昇。
訓練所
ユニットの攻撃力が上昇する。レベルが1上がるごとに0.25%ずつ上昇。
食堂
クエストでの主人公の体力が上昇する。加えて、救援に来たユニットのGutsが上昇する。主人公の体力はレベルが1上がるごとに400ずつ上昇。救援ユニットのGutsは、Lv.1~25では1、Lv.26~50では2、Lv.51~75では3、Lv.76~99では4、Lv.100~110では5、Lv.111~119では6、Lv.120では7。
剣技場
斬撃ユニットの体力と攻撃力が上昇する。体力・攻撃力共に、レベルが1上がるごとに0.12%ずつ上昇。
鍛錬場
突撃ユニットの体力と攻撃力が上昇する。体力・攻撃力共に、レベルが1上がるごとに0.12%ずつ上昇。
武術場
打撃ユニットの体力と攻撃力が上昇する。体力・攻撃力共に、レベルが1上がるごとに0.12%ずつ上昇。
弓射場
弓矢ユニットの体力と攻撃力が上昇する。体力・攻撃力共に、レベルが1上がるごとに0.12%ずつ上昇。
研究所
魔法ユニットの体力と攻撃力が上昇する。体力・攻撃力共に、レベルが1上がるごとに0.12%ずつ上昇。
銃射場
銃撃ユニットの体力と攻撃力が上昇する。体力・攻撃力共に、レベルが1上がるごとに0.12%ずつ上昇。
礼拝所
回復ユニットの体力と攻撃力が上昇する。体力・攻撃力共に、レベルが1上がるごとに0.12%ずつ上昇。
貯水庫
メンバーが共有してBpを貯蓄・消費できる施設。不思議な泉でのBpの過剰回復分は、ここに送られる。また、クエストでも、過剰回復分の、49.80+(施設レベル×0.2)%(小数点以下切り捨て)が貯水庫に送られる。ギルドバトル時には、ここからBpを取り出して回復することも可能。ただし、ここから取り出したBpの分は、1日分のギルドバトル終了後に集計される「総消費BPランキング」には含まれない。初期状態の上限は9500で、レベルが1上がるごとに500上昇。レベル上限は120。
テンポラリ施設
特殊な施設。ダイヤかゴルドを消費することで、6時間だけ、Lv.40、55、70、85、100の効果を持つ施設を使用できる(ただし貯水庫は除外)。この効果は、ギルド全体に反映されるわけではなく、実際に使用した個人個人に反映される。

  1. ^ 上半身はワンピースを着ているが、脚から下は液体と同化している。
  2. ^ 主人公曰く、「買ってきたときはただの水同然だった」。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al 進化後の二つ名。
  4. ^ a b c d e 二段階進化後の二つ名。
  5. ^ 9周年イベントで交換できる☆5レアのアナザーユニットの二つ名。
  6. ^ オフィシャルビジュアルワークス4の購入特典の☆5レアのアナザーユニットの二つ名。
  7. ^ a b c d e f g h i j k アナザースカウトフェスで獲得できる☆5レアのアナザーユニットの二つ名。
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj ユニットスタイル使用時の二つ名。
  9. ^ お菓子の国は、国の中でもさらに、野生のお菓子の植生等でワールドと呼ばれる地区に分類されている。野生のチョコレートが採れ、チョコレートで街ができているチョコレート・ワールドや、ジャムの元になる野生のジャムや琥珀があるジャム・ワールドなどがある。それぞれのワールドは王・女王が統治している。
  10. ^ お菓子の国には野生のお菓子と呼ばれる、植物や自然物のように自生するお菓子があり、お菓子の国ではそれらを採取して加工し食品や資材にする。しかし、多く採取し過ぎてしまうと、その土地が土地自身を守るために特性を変化させ、採取しようと近づく人間を攻撃するようになる「異形化」が発生する。異形化した土地は異形化していない土地を侵食していく特性があり、特別な力でしか抑えることができない。
  11. ^ 西部の国では自然の中にある魔力のことを自然神と呼ぶ
  12. ^ 直接的には言及されていないが、描写からそのように取れる
  13. ^ 植物の国の非常に強大なモンスター
  14. ^ ナマールィが開発した、対降臨モンスター用の超高出力兵器
  15. ^ 他のパンドラシリーズは雫の国で「目覚めた」。
  16. ^ a b c d e f ダイヤスカウトで獲得できる☆4ユニットの二つ名。
  17. ^ a b ダイヤスカウトで獲得できる☆5レアのユニットの二つ名。
  18. ^ ヘキサルトのユニットスタイル名も「機械仕掛けの神」(使用するとハグルマになる)だが、関係性は不明。
  19. ^ フレーバーテキストの職業には「初代百鬼夜行頭領」と書かれている。
  20. ^ 空の国に住む人々は神への信仰が篤く、背中に生えた翼は「神が罪を赦した証」であり、「地上の民は罪を赦されていない者」と考えている。そのため、原因が病気や事故でも「神に赦されぬ罪を背負った」として追放処分が下される。
  21. ^ a b フレーバーテキストの「職業」の項目には「賞金首ハンター」と書かれている。
  22. ^ a b 読み方は「マニトウ」。
  23. ^ a b 読み方は「レガリア」。西部の国と砂漠の国では高艶魔宝石のことを自然秘石と呼ぶ。
  24. ^ 風属性の高艶魔宝石の一般的な呼称。西部の国での呼称ではない。
  25. ^ エレメント」とはエレキの国にある不思議な石のことで、「エレキ」を作るための原材料のようなもの。複数組み合わせることで、さまざまな力が使えるようになった武器や道具「エレキ」になる。エレキを鋏に例えると、エレメントは鉄やプラスチックとなる。
  26. ^ 便宜上「特異体質」と表現しているが、正確には「体質」と言って良いかはわからないとのこと。
  27. ^ 『魔法の先』と呼ばれる22個の『魔法を超えてしまった魔法』。魔法使いが触れてはならない絶対の禁忌とされる。『死神』名無し『使徒』大罪機密などの魔法や『法王』世界契約のスクロール『正義』などの魔道具、『皇帝』レトラペインのようなモンスターなど形は様々だが、22個の全ての『禁術』が国一つを容易く滅亡させるほどの強大な力を持つ。
  28. ^ 『魔法を超えてしまった魔法』と呼ばれる「禁術」は全て自我と人格があるのか、『名無し』だけが特別に自我と人格を持っているのかは不明。
  29. ^ 「例えば争いを終わらせたいと願った場合」、平和的解決に至ることも、「争いの発端である者の生命活動を終わらせてしまう事すらある」。
  30. ^ にゃんこ大戦争コラボ記念スカウトフェスで獲得できる☆4レアのユニットの二つ名。
  31. ^ 「ストーリー」のパユの登場ストーリー欄で確認できる。
  32. ^ a b c スパイラルには脅威度を示すレベルがあり、脅威度が最も低いレベルⅠから最も高いレベルⅥにまで分けられる。
  33. ^ 読み方は「デストロイ」。
  34. ^ 読み方は「ミリムアイ」。
  35. ^ 読み方は「ドラゴ・ノヴァ」。ゲーム内でのスキルの効果は「パワーライズ+(全)」となっている。
  36. ^ 2回目のコラボイベントで登場した☆5ユニットの二つ名。
  37. ^ 原作では読み方は「クラウモノ」となっているが、アニメや「大賢者」の使用するかの質問では「ホショクシャ」と読んでいる。
  38. ^ 読み方は「ベルゼビュート」。「暴食者」が進化したもの。
  39. ^ 読み方は「グラトニー」。元々持っていた「捕食者」が進化したもの。ゲーム内でのスキルの効果は「ドレインライフ」となっている。
  40. ^ 魔王が持つスキルの一つ。原作ではリムル以外にも所有者がいる。ゲーム内でのスキルの効果は「ドミネーション+」となっている。
  41. ^ 『境乖眩想の蝶』フォルクロレの職業。
  42. ^ 『至純なる旅嫁』ミタマの職業。
  43. ^ 『綯魄の紅贖箭』アルディハラの武器。
  44. ^ 『懇蔽焉の終熄』メルモルテの武器。
  45. ^ 『至純なる旅嫁』ミタマの武器。
  46. ^ 『夜の契約者』ミスティカの武器。
  47. ^ 2024年2月5日時点では「『輝世の祝謝翼』オルトス」が突撃・魔法職(スタブソウルが適用される組み合わせ)を条件としたエンハンス+を持っているのみ。
  48. ^ 前衛・中衛・後衛をそれぞれ2人以下で編成することで発動する。パーティユニット全員の移動速度が+20される。
  49. ^ 上昇効果は「上乗せ」であり、「重ね掛け」ではない。例えば、祈りを2回行ったとき、効果は「1.02×1.02=1.0404倍」ではなく、「1+0.02×2=1.04倍」である。
  50. ^ 例外的に、2024年1月に開催された「急襲! 降臨モンスター アヴェンダム」の2日目は炎属性・5部位/斬撃・弓矢職有利(与えるダメージ1.35倍のボーナスが掛かる)だったが、5体攻撃・弓矢職の水属性ユニットが1ヶ月前に登場したばかりのアコードしかいなかったため、4体攻撃・弓矢職の水属性ユニットである「『賭場の蒐愛帝』ルルーベット」が選ばれた。
  51. ^ シードスキル「スラッシュソウル」が適用される武器種。
  52. ^ シードスキル「スタブソウル」が適用される武器種。
  53. ^ シードスキル「ストライクソウル」が適用される武器種。





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