メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 02:27 UTC 版)
ルール
ここでは、クエストやギルドバトルでの基本的な流れとルールを記述する。なお、このゲームにおいてはモンスターを「倒す」ことを「癒やす」と呼ぶが、言葉の混同を避けるためにここでは「倒す」ということにする。また、ギルドバトルもまとめて「クエスト」と呼ぶことにする。
クエスト画面は横スクロールで、主人公とユニットたちは画面左から右へ向かって、逆にモンスターたちは右から左へ向かっていく。ユニットおよびモンスターは、自分のリーチ圏内に相手が入ると攻撃を開始する。以下が勝利条件、及び敗北条件となる。
- 勝利条件
- 全てのモンスターを倒すこと。
- ステージ右端にある「Goal」看板にユニットが1人辿り着くこと。
- 敗北条件
- 主人公の体力が0になること。
- 制限時間切れになること(制限時間があるステージのみ)。
1つのクエストやギルドバトルはいくつかのWaveと呼ばれる区切りに分かれており、全てのWaveにおいて上記の勝利条件を達成すると1つのクエストのクリアとなる。Waveが変わる事にユニットは体力が全回復し、ふたたびスタート位置につく。
主人公は敵を攻撃することはできないため、どのクエストにおいても事前に編成した最大5人のユニットを出撃させることになる。画面下に表示されているユニットをタップし、後述するシードピース(SP)を消費することで出撃ができる。
クエストはそのクエスト全体で使用されるSPと呼ばれるポイントがある。消費するとき、獲得するときは以下の通り。
- 消費するとき
- ユニットを出撃させる。
- ユニットのGutsをあげる。Gutsが上がるとユニットの攻撃力とHPが上がり、Guts11までは攻撃発生と攻撃間隔も早くなる(それ以上は同値)。また、体力を一定値回復できる。出撃時は必ず1で、最大で30まで上げられる。
- ユニットに装備しているシードモンスターのスキルを使用する。
- クエストに限り、「癒力」のレベルを上げる。癒力を上げると以下の「獲得するとき」での獲得SPの量が増大する。クエスト開始時には必ずレベル1から始まり、最大はレベル11(Lv.MAXと表記される)。
- ギルドバトルに限り、自分の編成ユニット以外の所持ユニットを救援として呼ぶ。1人につき200消費する。
- 獲得するとき
- 敵を倒す。
- 各Waveの「GOAL」まで進む。このとき、出現予定のモンスターの数に応じてSPをまとめて獲得する。
ユニットには体力があるので、体力が0になると画面左に向かって撤退する。撤退したユニットは画面からいなくなった後から、再出撃が可能である。このとき、Gutsは再び1からとなる。
各ユニットは、プレイヤーがユニットのボタンを下にフリックすることで、意図的に後退(バック)させることができる。後退中は攻撃することはできないが、ダメージを受けないほか、微量ずつ体力が回復していく。ユニットのボタンを上にフリックすることで、再び前進・攻撃が可能になる。
敵を倒すと、ゴルドや資材を獲得できるほか、一定確率で、ルーン・モンスター・進化素材といったドロップアイテムを獲得できる。
クエスト画面の右側には、「Dash」と書かれたボタンがあり、これを押し続けている間はクエスト自体が約2倍の速度で進行する。また、ダブルタップをすれば、次に再びボタンをタップをするまで、永続的に倍速にすることができる(Waveをまたいでも続く)。ただし、倍速にしている間は、クエスト内経過時間も倍速になるため、制限時間があるクエストでは注意が必要である。
各Waveには、昼・夕・夜の三段階の時間帯の概念があり、一定の確率により、昼(Morning)→夕(Evening)→夜(Night)と変動していく(昼→夜と一度に変わる場合もあり)。このうち、夜の時間帯は獲得ゴルド・獲得資材・ドロップアイテムの獲得確率が上昇する。夜のままクエストをクリアすると、「フィーバー」という状態に入り、一定の確率で次のクエストでも連続してクエスト開始時や途中で夜になることがある。また、アイテム「トトの呼び鈴」を使用することで、次回クエストで確実に夜にすることができる。ただし、フィーバーが連続する確率は、消費Apが、フィーバーが開始したクエストより多いクエストに挑戦すると減少する(「トトの呼び鈴」を使用した時は条件から除外)。また、ギルドバトルでは、昼の部は昼、夜の部は夜として扱われる。ただし、通常クエストに持ち越せず、フィーバーも発生しない。
一つのクエスト中に一回限り、ログの「ギルドログ」や「ルームログ」で発言することで、ギルドやフォローしているルームのメンバーに「救援」を求めることができる。有効時間は発言から180秒間で、他プレイヤーはAPを1消費する代わりに、「救援者」として設定しているユニットをそのクエストに出撃させることができる。また、各プレイヤーがクエストを開始すると、ログの「ギルド救援」や「ルーム救援」のページに、そのプレイヤーがクエストを開始したことが知らされる。これらのページでも同様に、開始から180秒間に限り、他プレイヤーがそのクエストに「救援」を向かわせることが可能である。
- ^ 上半身はワンピースを着ているが、脚から下は液体と同化している。
- ^ 主人公曰く、「買ってきたときはただの水同然だった」。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al 進化後の二つ名。
- ^ a b c d e 二段階進化後の二つ名。
- ^ 9周年イベントで交換できる☆5レアのアナザーユニットの二つ名。
- ^ オフィシャルビジュアルワークス4の購入特典の☆5レアのアナザーユニットの二つ名。
- ^ a b c d e f g h i j k アナザースカウトフェスで獲得できる☆5レアのアナザーユニットの二つ名。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj ユニットスタイル使用時の二つ名。
- ^ お菓子の国は、国の中でもさらに、野生のお菓子の植生等でワールドと呼ばれる地区に分類されている。野生のチョコレートが採れ、チョコレートで街ができているチョコレート・ワールドや、ジャムの元になる野生のジャムや琥珀があるジャム・ワールドなどがある。それぞれのワールドは王・女王が統治している。
- ^ お菓子の国には野生のお菓子と呼ばれる、植物や自然物のように自生するお菓子があり、お菓子の国ではそれらを採取して加工し食品や資材にする。しかし、多く採取し過ぎてしまうと、その土地が土地自身を守るために特性を変化させ、採取しようと近づく人間を攻撃するようになる「異形化」が発生する。異形化した土地は異形化していない土地を侵食していく特性があり、特別な力でしか抑えることができない。
- ^ 西部の国では自然の中にある魔力のことを自然神と呼ぶ
- ^ 直接的には言及されていないが、描写からそのように取れる
- ^ 植物の国の非常に強大なモンスター
- ^ ナマールィが開発した、対降臨モンスター用の超高出力兵器
- ^ 他のパンドラシリーズは雫の国で「目覚めた」。
- ^ a b c d e f ダイヤスカウトで獲得できる☆4ユニットの二つ名。
- ^ a b ダイヤスカウトで獲得できる☆5レアのユニットの二つ名。
- ^ ヘキサルトのユニットスタイル名も「機械仕掛けの神」(使用するとハグルマになる)だが、関係性は不明。
- ^ フレーバーテキストの職業には「初代百鬼夜行頭領」と書かれている。
- ^ 空の国に住む人々は神への信仰が篤く、背中に生えた翼は「神が罪を赦した証」であり、「地上の民は罪を赦されていない者」と考えている。そのため、原因が病気や事故でも「神に赦されぬ罪を背負った」として追放処分が下される。
- ^ a b フレーバーテキストの「職業」の項目には「賞金首ハンター」と書かれている。
- ^ a b 読み方は「マニトウ」。
- ^ a b 読み方は「レガリア」。西部の国と砂漠の国では高艶魔宝石のことを自然秘石と呼ぶ。
- ^ 風属性の高艶魔宝石の一般的な呼称。西部の国での呼称ではない。
- ^ 「エレメント」とはエレキの国にある不思議な石のことで、「エレキ」を作るための原材料のようなもの。複数組み合わせることで、さまざまな力が使えるようになった武器や道具「エレキ」になる。エレキを鋏に例えると、エレメントは鉄やプラスチックとなる。
- ^ 便宜上「特異体質」と表現しているが、正確には「体質」と言って良いかはわからないとのこと。
- ^ 『魔法の先』と呼ばれる22個の『魔法を超えてしまった魔法』。魔法使いが触れてはならない絶対の禁忌とされる。『死神』名無しや『使徒』大罪機密などの魔法や『法王』世界契約のスクロールや『正義』などの魔道具、『皇帝』レトラペインのようなモンスターなど形は様々だが、22個の全ての『禁術』が国一つを容易く滅亡させるほどの強大な力を持つ。
- ^ 『魔法を超えてしまった魔法』と呼ばれる「禁術」は全て自我と人格があるのか、『名無し』だけが特別に自我と人格を持っているのかは不明。
- ^ 「例えば争いを終わらせたいと願った場合」、平和的解決に至ることも、「争いの発端である者の生命活動を終わらせてしまう事すらある」。
- ^ にゃんこ大戦争コラボ記念スカウトフェスで獲得できる☆4レアのユニットの二つ名。
- ^ 「ストーリー」のパユの登場ストーリー欄で確認できる。
- ^ a b c スパイラルには脅威度を示すレベルがあり、脅威度が最も低いレベルⅠから最も高いレベルⅥにまで分けられる。
- ^ 読み方は「デストロイ」。
- ^ 読み方は「ミリムアイ」。
- ^ 読み方は「ドラゴ・ノヴァ」。ゲーム内でのスキルの効果は「パワーライズ+(全)」となっている。
- ^ 2回目のコラボイベントで登場した☆5ユニットの二つ名。
- ^ 原作では読み方は「クラウモノ」となっているが、アニメや「大賢者」の使用するかの質問では「ホショクシャ」と読んでいる。
- ^ 読み方は「ベルゼビュート」。「暴食者」が進化したもの。
- ^ 読み方は「グラトニー」。元々持っていた「捕食者」が進化したもの。ゲーム内でのスキルの効果は「ドレインライフ」となっている。
- ^ 魔王が持つスキルの一つ。原作ではリムル以外にも所有者がいる。ゲーム内でのスキルの効果は「ドミネーション+」となっている。
- ^ 『境乖眩想の蝶』フォルクロレの職業。
- ^ 『至純なる旅嫁』ミタマの職業。
- ^ 『綯魄の紅贖箭』アルディハラの武器。
- ^ 『懇蔽焉の終熄』メルモルテの武器。
- ^ 『至純なる旅嫁』ミタマの武器。
- ^ 『夜の契約者』ミスティカの武器。
- ^ 2024年2月5日時点では「『輝世の祝謝翼』オルトス」が突撃・魔法職(スタブソウルが適用される組み合わせ)を条件としたエンハンス+を持っているのみ。
- ^ 前衛・中衛・後衛をそれぞれ2人以下で編成することで発動する。パーティユニット全員の移動速度が+20される。
- ^ 上昇効果は「上乗せ」であり、「重ね掛け」ではない。例えば、祈りを2回行ったとき、効果は「1.02×1.02=1.0404倍」ではなく、「1+0.02×2=1.04倍」である。
- ^ 例外的に、2024年1月に開催された「急襲! 降臨モンスター アヴェンダム」の2日目は炎属性・5部位/斬撃・弓矢職有利(与えるダメージ1.35倍のボーナスが掛かる)だったが、5体攻撃・弓矢職の水属性ユニットが1ヶ月前に登場したばかりのアコードしかいなかったため、4体攻撃・弓矢職の水属性ユニットである「『賭場の蒐愛帝』ルルーベット」が選ばれた。
- ^ シードスキル「スラッシュソウル」が適用される武器種。
- ^ シードスキル「スタブソウル」が適用される武器種。
- ^ シードスキル「ストライクソウル」が適用される武器種。
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