ヘルツ 符号位置

ヘルツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 03:04 UTC 版)

ヘルツ: hertz 記号: Hz)は、国際単位系(SI)における周波数en:frequency)のSI組立単位である[1]。その名前は、ドイツの物理学者で、電磁気学の分野で重要な貢献をしたハインリヒ・ヘルツに因む[2][3]


注釈

  1. ^ [記載なし]「物理教育用語委員会報告(2)(学会報告)」『物理教育』第29巻第2号、日本物理教育学会、1981年、145-166頁、doi:10.20653/pesj.29.2_145 。 1981年時点での用語集であるが、振動数,周波数(frequency)、角振動数,角周波数(angular frequency) の用語を掲げている。
  2. ^ 用語解説 公益社団法人 日本騒音制御工学会の用語集。2つの用語を並列している。「周波数,振動数 frequency:周期の逆数。周期が1sの振動数を1ヘルツ(hertz,Hz)という。1Hz=1s-1

出典

  1. ^ 国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版 p.106 表4、 産業技術総合研究所、計量標準総合センター、2020年4月
  2. ^ ハインリッヒ・ヘルツ 東京電機大学出版局
  3. ^ ヘルツ Hz デジタルデータバンク、大日本図書
  4. ^ 計量法 第2条第1項第1号、「周波数」とある。なお、「角周波数」は物象の状態の量として定められていない。
  5. ^ Le Système international d’unités p.26, Tableau 4.
  6. ^ The International System of Units p.137, Table 4.
  7. ^ #国際単位系(SI)第9版(2019) p.106 「表4 固有の名称と記号を持つ22個のSI単位」
  8. ^ 計量単位令 別表第1、項番16、「周波数、ヘルツ、1秒間に1回の周波数」
  9. ^ #国際単位系(SI)第9版(2019) p.106 表4の注記(d) 「ヘルツは周期現象にのみ使用し、ベクレルは、放射性核種の放射能における確率過程にのみ使用すること。」
  10. ^ #国際単位系(SI)第9版(2019) p.110 、このため、「周波数」、「角周波数」、「角速度」と呼ばれる量は、常に、s−1ではなく、明示的な単位であるHz または rad/s を用いて表現されることが推奨される。
  11. ^ IEC History”. Iec.ch (1904年9月15日). 2012年4月28日閲覧。


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