フラッシュADC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 14:53 UTC 版)
応用
このタイプのADCの非常に高いサンプルレートにより、レーダー検出、広帯域無線受信機、電子テスト機器、光通信リンクのような高周波の応用(普通、数GHzの範囲内)が可能になる。多くの場合、フラッシュADCは多くのデジタルデコード機能を含む巨大なICに組み込まれている。
また、ΔΣ変調ループ内に小さなフラッシュADC回路があることもある。
フラッシュADCはNANDフラッシュメモリでも使われている。これではセル当たり最大3ビットが8個の電圧レベルとしてフローティングゲートに格納される。
参考
- Analog-to-Digital Conversion
- Understanding Flash ADCs
- "Integrated Analog-to-Digital and Digital-to-Analog Converters", R. van de Plassche, ADCs, Kluwer Academic Publishers, 1994.
- "A Precise Four-Quadrant Multiplier with Subnanosecond Response", Barrie Gilbert, IEEE Journal of Solid-State Circuits, Vol. 3, No. 4 (1968), pp. 365–373
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