ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー 戦力

ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 14:51 UTC 版)

戦力

サイバトロン

ガンホー
  • 全長:200m 幅:80m 重量:1万2,000t 速度:マッハ2.5~ワープ速度 定員:6~10人[27]
ビッグコンボイ部隊の訓練用宇宙船。ナビによって管理されている。星間航行時にはワープ航行を行い、その際には、船体上部のベルト状パーツが円環形となる。船体前部は展開し、特徴的なカタパルトが出現。これによって、トランスフォーマーが乗った突入カプセルを軌道上から惑星に降下させることができる。本船は戦艦ではないが、レーザーや真空魚雷などの最小限の武装は施されており、前部上方の円錐状のパーツからは防御シールドも展開可能。外壁はかなり頑丈で、ある程度の攻撃には耐えることができる。船内には乗員用個室(それぞれの趣味や特性が反映されている)や訓練用のシミュレータールームおよびアスレチックルーム、トランスフォーマーの補修装置やアンゴルモアカプセルを保管する貨物室なども備わっている。
サイバトロン・キャンプで部隊に受領され、アンゴルモアカプセルの回収に運用されることとなり、ビッグコンボイ部隊と共に様々な惑星を渡り歩いていった。
424宇宙ステーションでの整備中に、クレイジーボルトとバズーカに強奪されたこともあった。
ユニクロンとの戦いではビッグコンボイ部隊がユニクロンからベクター・シグマを守るため、セイバートロン星へと降下する際、完全崩壊した。
漫画版では破壊されることなく終戦を迎えた。
シーガル
ガンホーの後部上方に搭載されている小型艇。惑星に降り立つ際にガンホーから分離し使用される。
バンプが本機のターボ装置を密かに抜きとったこともあった。
トランスポーター[27] / 突入カプセル[28]
ガンホーに搭載されている1人乗りの宇宙船。惑星に降り立つ際に使用される。
マトリクスキャノン
エネルゴンマトリクスと同じ球体のマトリクスを核とした銃。主にビッグコンボイとスタンピーが使用し、その2人以外のビッグコンボイ部隊のメンバーは射撃訓練に使用していた。
スパイショット&クローガン
本体のスパイショット、鳥型メカで銃身パーツのスパイバード、爪を備えた上部パーツのクローガンで構成された銃。信号弾を発射することも出来る。劇中ではクローガンのみで使用したこともある。
サイバトロン小型艇
サイバトロンの小型宇宙船。1人乗り用で、機動性が極めて高く、偵察機としても使用される。前部にはビーム砲を2門装備している。ビッグコンボイの乗機には、コクピット後部に垂直翼が設置されていた。
この小型艇は、ロックバスターなども愛用しており、ロングラックたちが宇宙に散らばっているサイバトロンたちに、ユニクロン復活の危機を知らせようとした際にも使用されている。
サイバトロン輸送船
ビッグコンボイ部隊が集めたアンゴルモアカプセルを回収するために、サイバトロン本部が送り出した大型の輸送船で、ガンホーを上回る大きさを持つ。自動航行システムが搭載されているため、ビッグコンボイ部隊のカプセル回収の際は、無人だった。輸送船としては十分な性能を有しているものの、ビッグコンボイはこの大型船を「囮」として使い、デストロンたちを巨大惑星メステリーに閉じ込めることに成功。その間にガンホーでカプセルを前線基地に送るという作戦を展開した。

デストロン

ダイナソア 
  • 全長:300m 幅:100m 重量:1万8,000t 速度:マッハ3~ワープ速度 定員:10人程度[27]
マグマトロン部隊の大型戦艦。マグマトロンは恐竜や古代生物にこだわりがあるらしく、三葉虫がモチーフ。艦内のデザインも岩石風の有機的・原始的なものになっている。D-NAVIが操作する「転送装置」は、衛星軌道などの転送可能空域から、トランスフォーマーを惑星へと送り込むことができる(これは生命体のみ転送可能なため、"アンゴルモアカプセルは転送できない"という問題も抱えていた)。上部には強力な主砲・「白亜レーザー砲」を5基備え、さらに内蔵式の副砲や"脚部"のビーム砲など、戦艦だけに多数の武装を装備。また、大型のマニピュレーターも内部に収納されていた。ワープ航行可能。艦底後部には、球形の外部推進剤タンクが4基設置されている。
マグマトロン部隊によって、アンゴルモアカプセルを巡る宇宙航行に運用され、要塞惑星ポーキュパイン近くではガンホーとの砲撃戦を展開、またワープ空間内でガンホーに突撃したこともあった。しかし、最後まで破壊されることはなかった。
旧式宇宙船 
クレイジーボルトとバズーカが運用していた宇宙船。サイバトロンから奪った物らしく、424宇宙ステーションなどへの航行に使用されているが、かなりの老朽船である。
前作『II』でジョイントロンが乗っていた物とは船体色が異なり、後部のキャノン砲と思われるパーツも装備されていない。また、操縦もしづらく、レーダーや武器も使い物にならなかった模様。最後はクレイジーボルトとバズーカもろともダイナソアに砲撃された[注釈 10]

注釈

  1. ^ 書籍によって、また次回予告では『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズネオ』(ちょうせいめいたいトランスフォーマー ビーストウォーズネオ)
  2. ^ 一部(グレートコンボイなど)を除く。
  3. ^ ユニクロン(ガルバトロン)のみ「トランスフォーム」。
  4. ^ 『決定版 トランスフォーマー スーパー大図鑑』では、クラッシュアームと表記している[6]
  5. ^ 劇中で「(自分は)ベクターシグマとタメで話せるくらい高齢」であると発言している。
  6. ^ 組み合わせは、アパッチとロングラック一族、ビッグホーンとブレイク一族、タスマニアキッドとスタンピー一族、スクーバとコラーダ一族、ダイバーとハインラッド一族。なお、アパッチとキッドとダイバーの神としての姿は描かれていない。
  7. ^ 『コミックボンボン』のインタビューではK・T表記。
  8. ^ ガルバトロンの意思は既に消滅済みだが、第30話で復活した当初はガルバトロンに見せかけており、その同話の終盤でユニクロンとしての本性を現した。
  9. ^ ユニクロンの本体は既に破壊された状態で、ブレントロンたちは破壊されたユニクロン本体をブラックホールの中に隠していた。
  10. ^ なお、宇宙船自体は破壊されたかは不明だが、クレイジーボルトとバズーカは最終回のエピローグで無事であった模様。
  11. ^ 前作の最終回で月のドームが破壊されたと同時にバリアも解除されたため、前作と本作品のトランスフォーマーたちにも見えるようになっている(バリア解除前はライオジュニアしか見えなかった)。

出典

  1. ^ 丸山典子編「生誕30周年&新作映画『ロストエイジ』公開記念大特集 エキサイティングトランスフォーマー 今から始めるトランスフォーマー入門 トランスフォーマーの多元宇宙」『フィギュア王 No.196』ワールドフォトプレス、2014年6月30日、ISBN 978-4-8465-3038-9、49頁。
  2. ^ a b c スーパー大図鑑 2020, pp. 160
  3. ^ a b c d パーフェクト超百科 2019, pp. 62
  4. ^ 小川徹編「ビーストウォーズクラブ なぜなに? ビースト」『テレビマガジン 1999年10月号』講談社、平成11年(1999年)10月1日 雑誌06575-10、150頁。
  5. ^ a b 『コミックボンボン』1999年4月号、講談社、116頁。
  6. ^ a b c d e f g スーパー大図鑑 2020, pp. 161
  7. ^ a b c d e f g h パーフェクト超百科 2019, pp. 64, 「サイバトロン ビッグコンボイ部隊 大図鑑」
  8. ^ 映画大特集! 1999, pp. 30, ビースト通信コーナー
  9. ^ a b c d e f g h i スーパー大図鑑 2020, pp. 162
  10. ^ a b c d e f g スーパー大図鑑 2020, pp. 163
  11. ^ 小川徹編「ビーストウォーズクラブ なぜなに? ビースト」『テレビマガジン 1999年8月号』講談社、平成11年(1999年)8月1日 雑誌06575-08、158頁。
  12. ^ a b c d e f g スーパー大図鑑 2020, pp. 164
  13. ^ a b c d e f g h i j スーパー大図鑑 2020, pp. 165
  14. ^ a b c d e f g h i j パーフェクト超百科 2019, pp. 63
  15. ^ a b c d スーパー大図鑑 2020, pp. 166
  16. ^ 小川徹編「ビーストウォーズクラブ なぜなに? ビースト」『テレビマガジン 1999年6月号』講談社、平成11年(1999年)6月1日 雑誌06575-06、142頁。
  17. ^ 小川徹編「ビーストウォーズクラブ なぜなに? ビースト」『テレビマガジン 1999年5月号』講談社、平成11年(1999年)5月1日 雑誌06575-05、126頁。
  18. ^ 谷澤崇編「TFバックステージ 担当! タントウ! スペシャルトーク」『トランスフォーマージェネレーション2009 VOL.1』ミリオン出版、2009年2月20日、ISBN 978-4-8130-2093-6、87頁。
  19. ^ a b c d e f g h i j k l m パーフェクト超百科 2019, pp. 65, 「デストロン マグマトロン部隊 大図鑑」
  20. ^ a b c d e f g h スーパー大図鑑 2020, pp. 167
  21. ^ a b c d e f g スーパー大図鑑 2020, pp. 168
  22. ^ a b c d e f g h i スーパー大図鑑 2020, pp. 169
  23. ^ a b c d e f g スーパー大図鑑 2020, pp. 170
  24. ^ a b c d e f g h スーパー大図鑑 2020, pp. 171
  25. ^ a b c d スーパー大図鑑 2020, pp. 172
  26. ^ a b 吉田陽一編「(2)キャラクターファイル ブレントロン」『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズネオ完全版大百科』ケイブンシャ、平成11年(1999年)11月26日、ISBN 4-7669-3341-9、10-12頁。
  27. ^ a b c 坂上睦子編「サイバトロン,デストロンの基地くらべ」『テレビマガジンデラックス(91) 決定版ビーストウォーズネオ 超百科』講談社、1999年9月6日、ISBN 4-06-304443-2、52-53頁。
  28. ^ 吉田陽一編「(3)司令部紹介 シーガルと突入カプセル」『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズネオ完全版大百科』55頁。
  29. ^ 「Love For Ever-君を守るために-/M.C.R」の歌詞 って「イイネ!」”. www.uta-net.com. 2024年1月26日閲覧。
  30. ^ アニメディア』1999年10月号『TV STATION NETWORK』119 - 121頁
  31. ^ 『北國新聞』1990年10月18日付朝刊、テレビ欄。
  32. ^ a b アニメディア』2000年11月号『TV STATION NETWORK』120頁






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