バングラデシュ マスコミ

バングラデシュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/10 16:20 UTC 版)

マスコミ

同国のメディアは、政府系メディアと民間系メディアが混在している状態となっており、憲法上では報道の自由表現の自由を保証しているとされているが国境なき記者団などの機関によれば、その順位は2018年時点で146位に低下している[40]

文化

食文化 

食文化としては大量にとれる米を主食としている。国際連合食糧農業機関の2011年発表の統計によれば、1人あたりの1日の米の消費量は世界一である[41]。ガンジス川流域や海岸、汽水域などで大量にとれるも重要な蛋白源となっている。

文学 

演劇作もさかんである。

音楽

映画

バングラデシュの映画は「ダリーウッド」(ベンガル語: ঢালিউড )として知られている。ダリーウッドとは、「ダッカ」と「ハリウッド」を組み合わせた鞄語である。

美術

建築

バングラデシュのイスラム建築:

世界遺産

バングラデシュ国内には、ユネスコ世界遺産リストに登録された文化遺産が2件、自然遺産が1件存在する。

シュンドルボンはインドとバングラデシュ南西部に渡るマングローブ林の湿地域で、バングラデシュがその3分の2を占める。ベンガルトラをはじめ稀少生物種が生息し、自然環境を保護するため、人間の居住は禁止されている。

祝祭日

日付 日本語表記 現地語表記 備考
移動祝祭日・3日間 犠牲祭 Eid-ul-Azha イスラム教の祭り。2月。
2月21日 ベンガル語国語化運動記念日 Shoheed Dibosh 独立以前のベンガル語運動の弾圧による死者の記念日
移動祝祭日 アーシューラー Ashura
3月26日 独立記念日 Shadhinota Dibosh
4月14日 ベンガル新年 Pôhela Boishakh
5月1日 メーデー Me Dibôsh
移動祝祭日 誕祭 Buddha Purnima 仏教の祭り。5月。
移動祝祭日 ムハンマド生誕祭 Eid-e-Milad-un-Nabi イスラム教の祭り。5月。仏誕祭とほぼ同じ日。
移動祝祭日 クリシュナ・ジョンマシュトミ Shree Krishna Janmashtami ヒンドゥー教の神クリシュナの聖誕祭。8月
移動祝祭日 ドゥルガー・プージャー Durga Puja 女神ドゥルガーを讃えるヒンドゥー教の祭り。9月下旬
移動祝祭日 ショベ・ボラット Shab-e-Barat イスラム教の祭り。断食月前の祭り。「運命の夜」の意。
11月7日 革命連帯記念日 Nationl Revolution & Solidarity Day 1975年ジアウル・ラーマンのクーデターによる政権掌握を記念
移動祝祭日 ショベ・コドル Shab-e-Qudr イスラム教の祭り。断食月の第27夜。
移動祝祭日 ジュマトゥル・ビダ Jumat-ul-Bida
移動祝祭日・3日間 断食月明け大祭 Eid-ul-Fitr イスラム教の祭り。
12月16日 戦勝記念 Bijoy Dibosh パキスタン軍の降伏を記念。
12月25日 クリスマス Christmas/Boro Din

※この他には、バンガバンドゥの演説英語版記念日が3月7日に制定されている。また、ユネスコにより2017年10月30日付で、この演説が記録遺産として世界の記憶へ追加されている[42][43][44]

スポーツ

クリケット

クリケットバングラデシュ代表

バングラデシュではクリケットが一番人気のあるスポーツである[45]。イギリスが統治していた19世紀に伝わったが、本格的に大衆人気を得たのはパキスタンから独立した1971年以降である[46]。1997年にマレーシアで開催されたICCトロフィーで初優勝し、1999年のクリケット・ワールドカップの出場権を獲得した[46]。1999年に初出場したクリケット・ワールドカップでは、グループリーグで敗退したとは言え、パキスタンとスコットランドに勝利し成功を収めた[46]2000年国際クリケット評議会の正会員に昇格し、世界で10番目となるテスト・クリケットを行う権利を得た[46]2011年にクリケット・ワールドカップをインドスリランカの3カ国共催で開催した。2012年にはプロクリケットリーグの「バングラデシュ・プレミアリーグ」が創設された。さらにワン・デイ・マッチテストマッチトゥエンティ20インターナショナル英語版を定期的に主催している。シャキブ・アル・ハサンは同国で最も偉大な選手の一人とみなされている[47]

サッカー

バングラデシュではサッカーも人気のスポーツであり、クリケットよりも5年早い2007年に、プロサッカーリーグの「バングラデシュ・プレミアリーグ」が創設されている。バングラデシュサッカー連盟(BFF)によって構成されるサッカーバングラデシュ代表は、これまでFIFAワールドカップには未出場となっている。しかしAFCアジアカップには、1980年大会で初出場を果たした。なお南アジアサッカー選手権では、自国開催となった2003年大会で初優勝に輝いている。


注釈

  1. ^ ムガル帝国の時代には経済的に一番豊かな州の一つであり、イギリスによる植民地支配期には英領インドで最も早く西欧文化の影響を受け、西欧化・近代化の先頭に立っていた地域である。中里成章「新しい国の古い歴史」/大橋正明・村山真弓編著『バングラデシュを知るための60章』(明石書店 【第2版】2009年)20ページ。
  2. ^ 農村の国であり、2000年の統計では全人口の75%が農村で暮らしている。長畑誠「農村の貧困問題」/大橋正明・村山真弓編著『バングラデシュを知るための60章』(明石書店 【第2版】2009年)222ページ。
  3. ^ 1204年、トルコ系ムスリム奇襲によってムスリム王権が成立した。
  4. ^ BNP=1991〜1996年、AL=1996〜2001年、BNP=2001〜2006年
  5. ^ 暴力団や学生組織(BNP系の民族主義学生等:JCD、アワミ連盟系のバングラデシュ学生連盟:BCL、イスラーム党系のイスラーム学生戦線:JCS)佐藤宏「議会制民主油主義のゆくえ」/大橋正明・村山真弓編著『バングラデシュを知るための60章』(明石書店 【第2版】2009年)43ページ
  6. ^ ベンガルデルタとは、ガンジス(ポッダ)川、ブラフマプトラ(ジョムナ)川、メグナ川の3大河川の堆積作用によってできた大地である。
  7. ^ ベンガル低地、東西約400km、南北約560kmの広がり、標高は北部で40〜50m、南部で2〜3m、洪積台地と沖積低地に大きく分けられ、台地は中央部や北西部に広がっている、首都ダッカは台地の南端に位置する。台地と低地の高低差はおよそ10メートル以下である。畑作が中心で、水田は浅い谷部分に分布する。大橋正明・村山真弓編著『バングラデシュを知るための60章』(明石書店 【第2版】2009年)44〜45ページ。

出典

  1. ^ バングラデシュ人民共和国基礎データ”. 外務省. 2018年11月5日閲覧。
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  4. ^ 【NIKKEI ASIA】バングラにスマホ工場続々 ノキアやサムスン、内需に照準『日経産業新聞』2021年7月29日アジア・グローバル面
  5. ^ “バングラで多国間PKO演習 自衛隊から4人が参加”. 朝雲新聞. (2012年2月9日). http://www.asagumo-news.com/news/201202/120214/12021405.html 2012年2月9日閲覧。 
  6. ^ “非常任理事国の選挙、日本を支持…バングラ首相”. 読売新聞. (2014年9月6日). https://web.archive.org/web/20140907143551/http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140906-OYT1T50124.html 2014年9月7日閲覧。 
  7. ^ 国連安保理非常任理事国選挙 我が国の過去の選挙結果(外務省)
  8. ^ 清水憲司 (2014年5月27日). “バングラデシュ首相:日の丸参考に国旗…親日アピール”. 毎日新聞. http://mainichi.jp/select/news/20140528k0000m030031000c.html 2014年5月29日閲覧。 
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  10. ^ 臼田雅之「イスラーム教徒がふえた時期」/ 大橋正明ほか 28-29ページ
  11. ^ 中里成章「新しい国の古い歴史」/大橋正明・村山真弓編著『バングラデシュを知るための60章』(明石書店 【第2版】2009年)22ページ
  12. ^ 【解説】キッシンジャー氏の主要実績 論争の種も 写真9枚 国際ニュース:AFPBB News
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  14. ^ バングラデシュ基礎データ-日本国外務省
  15. ^ a b 総選挙で与党・アワミ連盟が圧勝、4期目・計20年の政権継続へ(バングラデシュ)”. 日本貿易振興機構 (2024年1月9日). 2024年3月26日閲覧。
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  18. ^ 地図が創る未来”. 独立行政法人国際協力機構. 2017年10月10日閲覧閲覧。
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  47. ^ Why Shakib Al Hasan is one of cricket's greatest allrounders ESPN cricinfo 2023年9月18日閲覧。






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