トム・ブラウン (イギリス軍人)とは? わかりやすく解説

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トム・ブラウン (イギリス軍人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/01 14:03 UTC 版)

トム・ブラウン (Tom Brown) の愛称で知られた、サートマス・ブラウン (Thomas Brown、1705年[1]1746年)は、現在のイングランド北部にあるノース・ヨークシャーのレッドカー・アンド・クリーヴランド (Redcar and Cleveland) に位置するクークレザム (Kirkleatham) に生まれたグレートブリテン王国の兵士、オーストリア継承戦争の最中にバイエルン選帝侯領1743年6月27日に行なわれたデッティンゲンの戦いの英雄。この戦いは、イギリスの君主(当時はジョージ2世)が、自ら軍勢を率いて戦いに臨んだ最後の戦闘であった。ブラウンは、第3近衛軽騎兵連隊(ブランド連隊)(3rd The King's Own Hussars (Bland's Hussars)) の二等兵としてこの戦いに臨んだ。ブラウンは、騎乗していた馬を2頭殺され、左手の指を2本失いながら、連隊旗が敵に奪われたのを見て、乱戦のまっただ中に馬を全速で駆け入れ、連隊旗を奪還した。その際、さらに顔面、頭部、首に8か所の刀傷を追い、背中に弾丸を2発受け、さらに額から右肘に至る刀傷も負った。さらに、鼻の一部も切り落とされた。


  1. ^ 1710年生まれとする説もある。:Bob Scotney (2010年4月16日). “The Valiant Dragoon”. Bob Scotney. 2013年10月10日閲覧。
  2. ^ a b Tom Browns Tree, Kirkleatham”. Hidden Teesside (2012年12月30日). 2013年10月10日閲覧。
  3. ^ War memorials Archive


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