ソディ円
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 11:00 UTC 版)
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任意の三角形の3頂点について、頂点を中心とし、他の頂点を中心とする2円と接する円が存在する。さらにこの3つの円に接する円が最大2つ存在する。この2円をソディ円と呼ぶ。またソディ円の中心をソディ点と言う。2つのソディ点を通る直線はソディ線と呼ばれ、ソディ線上には多くの三角形の中心が存在する。
定義
A,B,Cを中心とし3円の半径をとする円は互いに接する[6]。 ただし、負の半径は円が内部で接することを表す。 3円の接点は、辺かその延長線上にあり、うち2つは、角A内の傍接円とAB,ACの交点と一致する。また、この3円に関してもソディ円、ソディ点が定義できる。上記の双曲線に関する性質は、1つが双曲線、他2つが楕円に置き換わる[1]。
B,C,AとC,A,Bについても、半径をとすれば同様の性質を得る。
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