セーラ (ヨーク公爵夫人)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/19 22:21 UTC 版)
称号・敬称
セーラの称号および敬称は、以下の通りである。
- セーラ・マーガレット・ファーガソン嬢 Miss Sarah Margaret Ferguson (1959年10月15日 – 1986年7月23日)
- ヨーク公爵夫人殿下 Her Royal Highness the Duchess of York (1986年7月23日 - 1996年5月30日)
- ヨーク公爵夫人セーラ殿下 Her Royal Highness Sarah, Duchess of York (1996年5月30日 - 1996年8月21日)
- ヨーク公爵夫人セーラ Sarah, Duchess of York (1996年8月21日 - )
イギリス王室との関係
父方の先祖に初代リッチモンド公チャールズ・レノックス(チャールズ2世とルイーズ・ケルアイユの庶子)、第6代バクルー公ウィリアム・モンタギュー・ダグラス・スコットがいる。さらに遡ると、1685年にジェームス2世に対して反乱を起こしたモンマス公ジェームズ・スコットがいる。モンマス公はチャールズ2世とその愛妾ルーシー・ウォルターの子である。また、チャールズ2世と別の愛妾クリーヴランド公爵夫人バーバラ・パーマーの娘レディー・アン・パーマーの子孫でもある。
現王室のウィンザー朝との関係としては、父方の曾祖母であるマリアン・ルイーザ・モンタギュー=ダグラス=スコットが、ジョージ5世の3男グロスター公ヘンリーの夫人アリスと従姉妹同士の関係にある。
また、ダイアナ元妃の遠縁の親戚でもある。共通の先祖に初代アバコーン公爵ジェームス・ハミルトンがいる。まず初代アバコーン公の娘ルイーザ・ジェーンの子孫がセーラの父親のロナルド・ファーガソンである。そして初代アバコーン公の息子、第2代アバコーン公の子孫がダイアナ妃の父親の第8代スペンサー伯である。近いところでは、ダイアナ妃の姉ジェーンの夫ロバート・フェローズとセーラの父親のロナルド・ファーガソンが従兄弟同士である。
備考
アメリカのヒップホップ/R&B歌手ステイシー・ファーギー・ファーガソンが「The Dutchess」というタイトルのアルバムを発表した時、セーラを連想する名前が使われていることからセーラはマスコミに感想を求められ、「同じファーギーよね…私と同じ名前を使ったんだから、あなたには私の支援団体チルドレン・イン・クライシスのコンサートで歌ってもらわなくちゃ。」と発言した。ファーギーはこの提案を了承し、ロンドンとニューヨークでおこなわれた2つのチャリティー・コンサートのステージに立った。
- ^ “葬式中に目も合わせなかった…女王も防げなかった兄弟の不和”. 中央日報 (2022年9月21日). 2022年9月27日閲覧。
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