スイス銀行コーポレイション スイス銀行コーポレイションの概要

スイス銀行コーポレイション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 17:47 UTC 版)

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歴史

スイス銀行コーポレイションの歴史は、1856年にさかのぼる。スイス、バーゼルに立地する6つの私立銀行(Bischoff zu St Alban, Ehinger & Cie., J. Merian-Forcart, Passavant & Cie., J. Riggenbach、von Speyr & Cie.)による、責務引き受け組合「バンクフェライン(Bankverein)」が設立されたのが起こり。バーゼルは当時スイス北西の経済の中心であり、1860年代の人口は約4万人にのぼっていた。またバーゼルはドイツとフランスに接しており、中央ヨーロッパの交通ハブ的役割を担ってもいた[1]。1871年、正式にバーゼラー・バンクフェライン(Basler Bankverein)として会社が設立され、1895年にチューリッヒのチュルヒャー・バンクフェライン(Zürcher Bankverein)と合併し、バーゼラー & チュルヒャー・バンクフェラインとなった。翌年、バーゼル預金銀行(Basler Depositenbank)およびスイス・ユニオン銀行(Schwizerische Unionbank)も獲得し、これによって名前を「スイス・バンクフェライン」(スイス銀行コーポレイション)に改名した。

その後も銀行は拡大を続け、1945年にバーゼル・ヘンデルス銀行(Basler Handelsbank)、1992年にオコナー&アソシエーツ(O'Connor & Associates)、1994年にブリンソン・パートナーズ・シカゴ(Brinson Partners Chicago)、1995年にロンドンの投資銀行SGウォーバーグ(S.G. Warburg & Co、本家はM・M・ヴァールブルク&CO)、1997年にディロン・リード(Dillon, Read & Co.、UBS AGへの変更前は、ウォーバーグ・ディロン・リードとして活動)などを吸収していった。

脚注

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  1. ^ 150years of banking”. 19.10.19閲覧。


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