ジョアン・タバーレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/28 15:02 UTC 版)
経歴
来日前
2013年にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を締結してプロ入りしたが、2015年4月17日にロイヤルズを自由契約となった[2]。
退団後はドミニカのカープアカデミーに入り、2017年に広島東洋カープに練習生として入団した。
広島時代
（2018年4月13日、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島）
2018年3月7日、広島と育成選手契約を結んだ。背番号は142[3]。この年はウエスタン・リーグで17試合に登板し、0勝2敗・防御率7.32の成績を残した[4]。10月2日に球団より戦力外通告を受けた[5]。
BCリーグ・滋賀時代
2019年よりBCリーグに所属する滋賀ユナイテッドベースボールクラブでプレーした。背番号は34。
BCリーグ・富山時代
2020年シーズン途中の9月13日にBCリーグ・富山GRNサンダーバーズに移籍したことが富山球団より発表された。背番号は99[6]。富山は2022年シーズンより日本海オセアンリーグ所属となるが、引き続き在籍する[7]。
2022年は中継ぎ投手として12試合に登板し、防御率0.00の成績を残していた[4][8][9]。
中日時代
2022年5月30日、中日ドラゴンズが獲得を発表した[8][9]。推定年俸600万円、背番号は富山時代に引き続き99[10][11]。6月10日のオリックスとの二軍戦（ナゴヤ球場）で初先発し、4回3失点の内容だった[12]。だが、その後は1回2/3を5失点、5回8失点の内容でいずれも敗戦投手となり[13][14]、先発では結果を残せなかった。一方で、中継ぎ登板した7月6日のオリックスとの二軍戦（ナゴヤ球場）では無失点に抑え[15]、7月8日に一軍昇格[16]。同日の広島戦（バンテリンドーム ナゴヤ）で9回表に初登板し、1回無失点に抑えた[17][18]。10月4日、名古屋市内の球団事務所で翌年の契約を結ばないことが通達された[19]。12月2日に自由契約公示された[20]。
KAL・北九州時代
2023年2月10日、九州アジアリーグに所属する北九州下関フェニックスが、タバーレスの入団を発表した[21]。
- ^ a b c “独立リーグ・富山から中日入団の新外国人右腕・タバーレス 好物は「ブラックラーメン、すし」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポＷeb (2022年5月31日). 2022年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月4日閲覧。
- ^ “Yohan Tavarez Stats, Fantasy & News”. MiLB.com. 2022年9月12日閲覧。
- ^ “ジョアン・タバーレス選手、育成選手契約締結！”. 広島東洋カープ (2018年3月7日). 2019年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月10日閲覧。
- ^ a b c d “中日 新外国人タバーレスが入団会見「タバちゃんと呼んで」背番号は99”. スポニチ Sponichi Annex. 株式会社スポーツニッポン新聞社 (2022年5月31日). 2022年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月31日閲覧。
- ^ “来季の選手契約について”. 広島東洋カープ (2018年10月2日). 2019年4月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月10日閲覧。
- ^ 富山GRNサンダーバーズ (2020年9月13日). “新入団選手のお知らせ”. 富山サンダーバーズベースボールクラブ. オリジナルの2022年9月17日時点におけるアーカイブ。 2020年9月16日閲覧。
- ^ “選手紹介”. 富山GRNサンダーバーズ. 2022年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月19日閲覧。
- ^ a b “【中日】元広島育成で独立リーグ富山の右腕ジョアン・タバーレス獲得 立浪監督「先発を期待」”. 日刊スポーツ (2022年5月30日). 2022年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月30日閲覧。
- ^ a b “【中日】独立Ｌ富山・タバーレスの獲得発表 27歳右腕「チームの力になれるよう精一杯頑張ります」”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2022年5月30日). 2022年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月30日閲覧。
- ^ “ジョアン・タバーレス投手が入団”. 中日ドラゴンズ (2022年5月31日). 2022年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月31日閲覧。
- ^ “中日・新外国人タバーレス｢最後のチャンス｣に懸ける 立浪監督は｢ハングリー精神｣を評価 背番号99”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2022年5月31日). 2022年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月31日閲覧。
- ^ “【中日2軍】タバーレスの初登板初先発は4イニング3失点 連続四球から初回に崩れる”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年6月10日). 2022年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月10日閲覧。
- ^ “2022年6月17日 【ファーム】 試合結果 （広島東洋vs中日）”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月10日閲覧。
- ^ “2022年6月23日 【ファーム】 試合結果 （中日vs阪神）”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月10日閲覧。
- ^ “中日・タバーレス、1軍初昇格 ドミニカ共和国出身の最速152キロ右腕”. スポニチ Sponichi Annex 野球. 株式会社スポーツニッポン新聞社 (2022年7月8日). 2022年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月10日閲覧。
- ^ “2022年7月8日の出場選手登録、登録抹消”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月10日閲覧。
- ^ a b c “救世主候補にはなりそう…中日・タバーレスが古巣の広島相手に無難なデビュー 先々を考えれば“先発”もあり得る”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年7月9日). 2022年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月10日閲覧。
- ^ a b c “2022年7月8日（金） バンテリンドーム 【JERA セ・リーグ公式戦】 中日ドラゴンズ vs 広島東洋カープ 12回戦”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月10日閲覧。
- ^ “来季の契約について”. 中日ドラゴンズ (2022年10月4日). 2022年11月17日閲覧。
- ^ “2022年度 自由契約選手 公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2022年12月2日). 2022年12月2日閲覧。
- ^ “元中日ドラゴンズ ジョアン・タバーレス選手入団のお知らせ”. 北九州下関フェニックス (2023年2月10日). 2023年2月10日閲覧。
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