ジェフ・ホフマン ジェフ・ホフマンの概要

ジェフ・ホフマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 01:08 UTC 版)

ジェフ・ホフマン
Jeff Hoffman
フィラデルフィア・フィリーズ #68
コロラド・ロッキーズ時代
(2018年6月14日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州オールバニ郡レイサム英語版
生年月日 (1993-01-08) 1993年1月8日(31歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 MLBドラフト1巡目
初出場 2016年8月20日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入りとブルージェイズ傘下時代

2014年MLBドラフト1巡目(全体9位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。この年はドラフト直前の5月にトミー・ジョン手術を受けていた影響もあり、登板は無かった。

2015年はリハビリを経て、5月20日に傘下のA+級ダニーデン・ブルージェイズでプロデビュー。この試合でいきなり99mph(約159km/h)の速球を披露した[1]。その後、7月にはAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツへ昇格した。

ロッキーズ時代

2015年7月28日にトロイ・トゥロウィツキーラトロイ・ホーキンスとのトレードで、ホセ・レイエスミゲル・カストロヘスス・ティノコと共にコロラド・ロッキーズへ移籍した[2]。移籍後は傘下のAA級ニューブリテン・ロックキャッツでプレーし、移籍前を含めて3球団合計で20試合に先発登板して5勝5敗、防御率3.03、75奪三振を記録した。

2016年は開幕からAAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーし、22試合に先発登板して6勝9敗、防御率4.02、124奪三振を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームに選出された[3]。8月20日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[4]。同日のシカゴ・カブス戦で先発してメジャー初登板したが、4回7失点で敗戦投手となった[5]。この年メジャーでは8試合(先発6試合)に登板して0勝4敗、防御率4.88、22奪三振を記録した。

2017年は23試合(先発16試合)に登板して、6勝5敗、防御率5.89、82奪三振を記録した。

2018年は6試合(先発1試合)に登板して、0勝0敗、防御率9.35、5奪三振を記録した。

2019年は15試合(全て先発)に登板して、2勝6敗、防御率6.56、68奪三振を記録した。

2020年は16試合に登板して、2勝1敗1セーブ、防御率9.28、20奪三振を記録した。

レッズ時代

2020年11月25日にロバート・スティーブンソンジェイムソン・ハンナ英語版とのトレードで、ケイス・ウィリアムズと共にシンシナティ・レッズへ移籍した[6]

2022年は35試合(先発1試合)に登板し、2勝0敗、防御率3.83、45奪三振という成績だった。11月15日にDFAとなり[7]、11月18日にFAとなった[7]

ツインズ傘下時代

2023年2月26日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[7]。開幕メジャーの座を掴むことができなかったため、3月28日にオプトアウト条項(契約拒否権)を行使しFAとなった[8]

フィリーズ時代

2023年3月31日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだ[7]。傘下AAA級のリーハイバレー・アイアンピッグスで9試合に出場し、防御率7.00という成績であったが、5月1日にオプトアウト条項を行使[9]。フィリーズはメジャー契約して球団に残留させることを選択し、5月4日にアクティブ・ロースター入りを果たした[10]

選手としての特徴

最速98.4mph[11](約158.4km/h)ツーシーム主体の投球で、ロッキーズ時代は打者天国の本拠地クアーズ・フィールド向きと言われていた[12]


  1. ^ Jake Seiner (2015年5月20日). “Blue Jays' Hoffman hits 99 in pro debut: 2014 first-rounder returns from Tommy John surgery with Dunedin” (英語). MiLB.com. 2017年2月22日閲覧。
  2. ^ Gregor Chisholm (2015年7月28日). “Tulo Toronto-bound; Rockies get Reyes” (英語). MLB.com. 2017年2月22日閲覧。
  3. ^ Rockies prospects Jeff Hoffman, Raimel Tapia named to All-Star Futures Game” (英語). The Denver Post (2016年6月28日). 2017年2月22日閲覧。
  4. ^ Patrick Saunders (2016年8月19日). “Top prospect Jeff Hoffman to make Rockies pitching debut vs. Cubs” (英語). The Denver Post. 2017年2月22日閲覧。
  5. ^ Bryant homers, drives in 4 as Cubs beat Rockies, 9-2
  6. ^ Rockies, Reds Swap Jeff Hoffman For Robert Stephenson” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年11月26日閲覧。
  7. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2023年7月5日閲覧。
  8. ^ Steve Adams (2023年3月28日). “Twins Grant Jeff Hoffman His Release”. MLB Trade Rumors. 2023年7月5日閲覧。
  9. ^ Phillies' Jeff Hoffman: Exercises opt-out clause”. CBS Sports (2023年5月4日). 2023年7月5日閲覧。
  10. ^ Phillies select Jeff Hoffman to roster”. MLB.com (2023年5月4日). 2023年7月5日閲覧。
  11. ^ 2021年9月3日 タイガース戦で計測
  12. ^ 「2017 - 2021 全30球団未来予想図 コロラド・ロッキーズ」『月刊スラッガー』2017年3月号 日本スポーツ企画出版社 65頁


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