ウィルソン・ベテミー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 08:49 UTC 版)
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ボルチモア・オリオールズ時代 (2012年4月24日) | |
基本情報 | |
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国籍 | ドミニカ共和国 |
出身地 | サントドミンゴ |
生年月日 | 1981年11月2日(39歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 220 lb =約99.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投両打 |
ポジション | 三塁手 |
プロ入り | 1996年 |
初出場 | 2001年9月18日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | ドミニカ共和国 |
プレミア12 | 2015年 |
この表について
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姓の発音はBay-tah-meeであり最後の“t”を発音しないため、日本語表記は「ベテミー」が原音に忠実であるが[1]、「ベテミット」と表記されることも多い[2]。生年月日は資料によっては1980年7月28日となっているものもあれば、1981年11月2日となっているものもある[2]。
経歴
ブレーブス時代
1996年7月28日にアトランタ・ブレーブスと契約。
2001年9月18日にメジャーデビュー。
ドジャース時代
2006年7月28日ロサンゼルス・ドジャースへトレードで移籍した。移籍後は、先発出場した試合に14連勝した。結局、ドジャースでは打率.241と低調だったものの、55試合の出場で9本塁打を放った。そして、シーズントータルでも18本塁打を放ち、持ち前のパワーを存分に発揮。しかし、その一方で両打ちながら対左腕の打率は1割台と苦しんだ。また、プレーオフでは3試合(先発は2試合)に出場し、出塁率6割とテーブルセッター役として活躍した。
ヤンキース時代
2007年7月31日にスコット・プロクターとのトレードでニューヨーク・ヤンキースに移籍。ヤンキース移籍後は、主に一塁手として二塁手・三塁手・遊撃手・左翼手もこなしながら37試合に出場。ちなみに、一塁手と左翼手として守備に就くのは、メジャー昇格後初であった。移籍後も打率.227・4本塁打・24打点と低調だったものの、8月半ばのミゲル・カイロの解雇、9月初頭のアンディ・フィリップスの右手首骨折など、内野の控えが不足したこともあり、チーム唯一の内野のユーティリティープレイヤーとして存在感を示した。
ホワイトソックス時代
2008年11月13日に、ニック・スウィッシャー、カネコア・テシェイラとのトレードで、ジョニー・ヌニェス、ジェフ・マルケスと共に、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍した。[3]
2009年10月5日にFAとなった。
ロイヤルズ時代
2010年はカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結ぶ。メジャーでは両リーグの三塁手中ワーストのDRS-13と守備ではふるわなかったが、打撃では3年ぶりの2桁本塁打と自己ベストのOPS.889を記録。
タイガース時代
2011年7月20日に出場機会を求め、アントニオ・クルーズ、フリオ・ロドリゲスとのトレードでデトロイト・タイガースに移籍。シーズンオフの10月30日にFAとなる。
オリオールズ時代
2012年1月23日、ボルチモア・オリオールズと2年契約(3年目はオプション)で合意[4]。
2013年は右膝靭帯の故障により故障者リスト入りし、8月27日に復帰。9月16日にDFAとなり、9月24日に放出された。
レイズ傘下時代
2014年2月6日にタンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ[5]。
2015年2月2日に禁止薬物の使用でMLB機構から50試合の出場停止処分を受けた。11月には第1回WBSCプレミア12にドミニカ共和国代表として出場。
キャトルメン時代
2016年4月12日にメキシカンリーグのタバスコ・キャトルメンと契約。5月10日に放出された。
引退後
2019年シーズンからドミニカン・サマーリーグ・ロイヤルズの打撃コーチに就任した。
選手としての特徴
ポジションは主に三塁手で、他に遊撃手、二塁手、一塁手、左翼手、右翼手としてのプレー経験がある。
- ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2008』廣済堂出版、2008年、68頁。ISBN 978-4-331-51300-2。
- ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2011』廣済堂出版、2011年、177頁。ISBN 978-4-331-51518-1。
- ^ Yankees acquire 1B/OF Nick Swisher and Kanekoa Texeira from the Chicago White Sox in exchange for INF Wilson Betemit and two Minor League pitchers
- ^ Polishuk, Mark(2012-01-23). Orioles Agree To Terms With Wilson Betemit. MLBTradeRumors.com(英語). 2012年1月24日閲覧
- ^ Bill Chastain (2014年1月31日). “Rays agree to Minor League deal with Betemit”. MLB.com. 2014年2月1日閲覧。
- 1 ウィルソン・ベテミーとは
- 2 ウィルソン・ベテミーの概要
- 3 詳細情報
- 4 関連項目
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