アンチェインブレイズ レクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 14:39 UTC 版)
キャラクター
名前はデフォルト名を表記する。
- ファング
- 声 - 森田成一、イラスト:pako
- 本作全体の主人公にして第1章の主人公。灼熱の劫火を操る最強の竜にして、ドラゴン界の頂点に君臨する若き竜皇。世界最強は誰なのか知るために四天王たちと女神の神殿に攻め込み、女神クリューネアの「お前を最強にしてやる」という言葉に対して「願いなど無い」と言ったことで女神の逆鱗に触れ、ドラゴンの肉体と力を奪われた上に羽化前の体に戻され地上に落とされてしまう。
- 続編である『アンチェインブレイズ エクシヴ』に登場するドラゴン族のディアーネ、フェンリル族のジーク(この2人は異母姉弟)は子孫である。ディアーネは主人公のリュウガに対して、先祖である「竜皇」がフェニックス族の王女を娶ったという伝承があることを話している。このことから、全てが終わった後にティアナと結婚し、子供を儲けたと推測される。
- ティアナ
- 声 - 小清水亜美、イラスト:森沢晴行
- 本作全体のヒロインにして第2章の主人公。フェニックスの王族の正統なる血統であり、高貴なる不死鳥のプリンセスだが、自分の生き血を狙った賊から竜皇に助けられて以来極度のドラゴンフェチ。性格は傲慢で高飛車で粗野だがどこか憎めない。王宮では姫らしい振る舞いを演じていた。父親に「フェニックス族の血を飲むと不老不死になる」という迷信を止める、という嘘をついて王宮から逃げ出し、「ドラゴンに転生する」という自分の願いのためにティターンに挑む。
- 続編である『アンチェインブレイズ エクシヴ』登場するドラゴン族のディアーネ、フェンリル族のジーク(この2人は異母姉弟)は子孫である。ディアーネは主人公のリュウガに対して、先祖である「竜皇」がフェニックス族の王女を娶ったという伝承があることを話している。このことから、全てが終わった後にファングと結婚し、子供を儲けたと推測される。
- ルシアス
- 声 - 緑川光、イラスト:清水栄一、下口智裕
- 第3章の主人公。不死身の体を持つデスサイズ族の剣士。デーモン界一の剣士で「冥界の使者」と呼ばれていた。その名にあやかって彼の名を付けられる者や騙る者が多いらしく、自分の名前を言っても有名人なのに怪しまれないほど。自分の死を願うため単独でティターン踏破を目指す。
- 300年以上前、不治の病に冒されたところをシルヴィの先祖である自分の実の妹が女神に願って病を治してもらったが、それが原因で不老不死の肉体になってしまった。肉体は不滅でも心や精神はすり減っていき、シルディが自分の住みかを訪れた頃には生きた死体のような有様だったという。愛する者を二度も失いたくないという理由から自らの死を望むようになっていった。
- ニコ
- 声 - 広橋涼、イラスト:窪岡俊之
- 9本の尾を持つナインテイル族の不思議少女。男の子っぽくて人なつっこいが、時折女の子らしい一面を見せることも。疑うことを知らず、後先考えずに行動するため自分や周囲に危機を招くことがある。そんなバカな性格を直すべくティターンに挑む。
- ラピス
- 声 - 後藤邑子、イラスト:水無月すう
- 見つめるだけで相手(男性限定)を石化させてしまう能力を持つメデューサ族の少女。男性恐怖症故に石化能力が制御できない。
- シルヴィ
- 声 - 伊藤かな恵、イラスト:よしづきくみち
- ルシアスの妹。兄を慕い、彼を追って旅を続ける。健気でやさしく、一途な性格の持ち主。酒に酔うと説教を始める。
- 実はルシアスの実の妹ではなく、300年以上前に生きていたルシアスの実の妹の子孫である。ルシアス曰く、実の妹に瓜二つ。
- ヘクトール
- 声 - 代永翼、イラスト:大塚真一郎
- ゴーレム族の王子。「試しの神殿」の案内人を置き去りにして逃げるほどの臆病。ある日突然、羽化してしまい、100人の許嫁がいて、羽化するとその内の誰かと結婚しなければならなかったが、相手はみな自分より体格が大きい者ばかりで怖くなり、結婚が嫌で国から逃げ出していた。当初は自分を幼生体に戻してもらうべくティターンに挑むが、ファングから「その臆病をなおしてもらったほうがいいのでは」と言われる。
- マリー
- 声 - 佐藤聡美、イラスト:戸部淑
- マンドラゴラ族の少女。無表情で口数も少ないが、絶体絶命の窮地であげる声を聞いた者を死に至らしめると言われている。博識だが、その性格故に知識を周囲に教えるタイミングが遅いことがしばしば。ダリスのティターン内でモンスターに追われていたところをファングに助けられ、彼らに同行することになった。
- その正体はマンドラゴラ族の女性が作ったぬいぐるみに、女性の願いで女神がかりそめの命を与えたもの。そのため、自分には心が無いと思い込んでおり、心をもらうためにティターンに挑んでいた。
- クリューネア
- 声 - 水樹奈々、イラスト:萩原一至
- この世界を作った者とされ、世界を統べる女神。人々に試練(ティターン)を与え、その試練を乗り越えた者の願いをどんなものであろうと一つだけ叶えられる全能の神。
竜皇四天王
ファングに付き従う部下。ファングへの女神の怒りの巻き添えを喰らい、ファングと同じく幼生体の姿に戻され、成体の肉体をティターン内に封じ込められる。それぞれ、ある場所で戦うことでフォロワーにすることが出来る。
- ベルーダ
- 声 - 宮下栄治、イラスト:深遊
- 竜皇四天王の一人。性格は軟派で一見は優男だが、四天王のリーダーを勤めるだけの実力を誇る。
- 自身の体を取り戻すために何度も自分の体に挑戦するも返り討ちにされていた。成体がいる部屋に入ろうとするファング達を止めようとしたが、彼らによって成体が撃破されるのを見て驚嘆していた。体を取り戻してから、竜皇への合流を目指していたが「役立たずは切り捨てる」竜皇の人柄を思いだし、もう切り捨てられたかも、と竜皇本人の前で嘆き、合流を諦め、憂さ晴らしに彼らの元で戦うことを決意する。それが竜皇と合流することであったことに気付かないまま。
- エキドゥナ
- 声 - 牛田裕子、イラスト:宮城
- 竜皇四天王の一人で唯一の女性だが、性格はサディスティック気味。
- ティターンの中で通りかかったファング達に旅への協力を条件に助けを求めてくる。ファングは彼女の正体を髪のにおいから見極めていたが、当人は気付かず、親しげに話してくるファングに疑問を持ちながら宣言通り彼らの旅に同行する。
- ニーズヘッグ
- 声 - 赤羽根健治、イラスト:北千里
- 竜皇四天王の一人。四天王一の武闘派でファングからの信頼も厚い。
- 4人の中で唯一記憶を失っていた。たまたま町ですれ違ったファングから竜皇の面影を見いだし話しかけてくるが、ファングは彼の正体に気付かず、そのまま別れてしまった。その後、ティターンの中で再会しファング達によって本来の体と記憶を取り戻す。ファングが自分のことを竜皇だと言ったことを不愉快に思っているが、彼の実力は認めており竜皇が見つかるまで彼らの旅に同行することを決めた。
- カンヘル
- 声 - 岡本寛志、イラスト:ひだかなみ
- 竜皇四天王の一人。ドラゴン族屈指のエリートで、知略戦を得意とする。
- 肉体を取り戻すため、町で出会ったファング達を騙し、まんまと自分の肉体を倒させ本来の体を取り戻すことに成功する。その際ファングからは「相変わらず悪知恵を働かせているのか」と呆れられた。その後、竜皇が自分と同じように成体の姿を奪われて幼生体の姿にさせられていることに気付くが、同名の別人という可能性も捨てきれず「真実を知るため」という名目で彼らの旅に同行する。
- ^ a b 「君のハートをアンチェイン! 意欲的なシステムが光るダンジョンRPG「アンチェインブレイズ レクス」プレイレポート」『4Gamer.net』Aetas株式会社、2011年7月9日。2020年5月11日閲覧。
- ^ “アンチェインブレイズ レクス”. ニンテンドー3DS ソフトウェア. 任天堂 (2011年7月14日). 2018年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月26日閲覧。
- ^ “Unchained Blades Hits PSN Today, Is it the PSP RPG for You?” (英語). PlayStation.Blog. SONY (2012年6月26日). 2021年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月6日閲覧。
- ^ James Dawson (2013年1月23日). “Unchained Blades Review”. Nintendo World Report. 2024年3月25日閲覧。
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