アナベル 死霊館の人形
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アナベル 死霊館の人形 | |
---|---|
Annabelle | |
監督 | ジョン・R・レオネッティ |
脚本 |
ゲイリー・ドーベルマン サンライズ・ダンゴ |
製作 |
ピーター・サフラン ジェームズ・ワン |
出演者 |
アナベル・ウォーリス ウォード・ホートン アルフレ・ウッダード |
音楽 | ジョセフ・ビシャラ |
撮影 | ジェームズ・ニエスト |
編集 | トム・エルキンズ |
製作会社 |
ニュー・ライン・シネマ アトミック・モンスター ザ・サフラン・カンパニー |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
2014年10月3日 2015年2月28日 |
上映時間 | 98分38秒[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $6,500,000[2] |
興行収入 |
$244,193,580[2] 5000万円[3] |
前作 | 死霊館 |
次作 |
アナベル 死霊人形の誕生(前日譚) ラ・ヨローナ〜泣く女〜(スピンオフ) |
主演のアナベル・ウォーリスのほか、ウォード・ホートンとアルフレ・ウッダードが出演している。
本作の内容は時間軸上、シリーズ第1作『死霊館』が始まるまでを描いた直接の前日談に該当するが、映画情報サイト『SCHMOESKNOW』の投稿者マーク・レイリー (Mark Reilly) は2013年11月8日付でスピンオフであると誤記している[6]。
2014年9月29日には、ロサンゼルスのハリウッドにあるグローマンズ・チャイニーズ・シアターでプレミア上映が行われた[7]。
内容
作品は『死霊館』の1971年に若い女性2人と男性1人がエドとロレイン・ウォーレン夫妻にアナベルという呪われた人形についての体験談を語る同じオープニングシーンで始まる。
1970年初期、ジョンとミア・フォーム夫妻は第一子を待ち望んでいた。ある日ジョンは人形が好きなミアが探していたアンティーク人形を見つけてプレゼントする。その日の夜、ミアはお隣のヒギンズ夫妻の家から人が襲われているような物音を耳にし、その直後ミアもプレゼントされたばかりの人形を手にした女と男の殺人鬼に襲われる。ジョンと警察が駆けつけ男を殺害するが、女は自殺を図っていた。女はミアの人形を掴んだまま、壁に血でマークを残していた。女の血滴が人形の顔に垂れ眼球に流れていく。報道で加害者は隣のヒギンズ夫妻の娘であるアナベル・ヒギンズとその恋人で、2人は彼女の両親を殺害し、悪魔に関わるカルトの一味だったと明らかになる。
人形にまつわる奇妙な事が起き、ミアはジョンに捨てるように頼む。その後、ミアは健康な女の子を産みリアと名付け、フォーム一家は新しいアパートに引っ越す。ミアが荷ほどきをすると、アナベルで知られる捨てたはずの人形が出てくる。さらに奇妙な事が起こるようになりミアとリア母娘を蝕む。彼女はアナベルとその恋人が魂を捧げ悪魔を呼び起こそうとしたカルトの一員であったと教えてくれた刑事と面会する。ミアは書店へ行き、エブリンという女性と出会い、本から怪奇現象はリアの魂を奪うために起きていると確信する。フォーム夫妻は教会のペレズ神父を呼び、人形を教会へ持っていってもらう。しかし、アナベルの亡霊と悪魔のような生き物が神父を襲い、人形は消えてしまう。一方エブリンはミアに、自分にはかつてルビーという娘がいたがエブリンがミアの年齢の時くらいに起こした交通事故で亡くなってしまい、彼女は罪悪感のあまり自殺を図ったが、そのときに死ぬにはまだ早いというルビーの声が聞こえたのだと語る。
ペレズ神父はジョンにアナベルの魂が彼を襲い、今夜アナベルがジョンの家に魂を奪いに行くと警告する。ジョンは急いでミアの元へ駆けつける。アパートでは悪魔がエブリンを締め出し、ミアを弄ぶ。ミアがアナベルを殺そうと試みると、悪魔はミアの魂を求める。ジョンとエブリンがドアをこじ開けると、ミアがアナベル人形を手に窓から飛び出そうとしている姿を目にする。ジョンがミアを救うと、エブリンは人形を手にし、娘ルビーの死への償いとして犠牲になることを決意する。彼女はそのまま窓から飛び降り、亡くなる。するとリアがベビーベッドの上に戻ってくるのであった。
6か月後、フォーム夫妻は引越し、アナベルを見ることも無くなった。あるお店で、オープニングシーンで登場した女性の母親がアナベルを娘へのプレゼントとして購入する。エンディングで本物のアナベル人形はエドとロレイン・ウォーレン夫妻の博物館のケースに保管され、1か月に2度、神父によって人形の呪いを閉じ込めるため祈られていると文字で紹介されている。
キャスト
※括弧内は日本語吹替
- ミア・フォーム - アナベル・ウォーリス[8](岡田栄美)
- ジョン・フォーム - ウォード・ホートン[8](高橋英則)
- ペレズ神父 - トニー・アメンドーラ(野島昭生)
- エブリン - アルフレ・ウッダード[9](伊沢磨紀)
- シャロン・ヒギンズ - ケリー・オマリー(土門敬子)
- ピート・ヒギンズ - ブライアン・ホウ[10](桂一雅)
- クラーキン刑事 - エリック・ラディン[10]
- バーグアー博士 - イヴァル・ブロガー
- ロバート - ガブリエル・ベイトマン
- ナンシー - シャイロ・ネルソン
- アナベル・ヒギンズ - ツリー・オトゥール
- 幼き頃のアナベル・ヒギンズ - ケイラ・ダニエルズ
- デビー - モルガンナ・メイ(クレジットなし)
- メアリー - ミシェル・ロマノ(クレジットなし)
- フラー - クリストファー・ショー(クレジットなし)
- ^ “ANNABELLE (15)”. British Board of Film Classification (2014年9月26日). 2014年9月26日閲覧。
- ^ a b “Annabelle (2014)”. Box Office Mojo. IMDb. 2014年11月15日閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2016年3月下旬号 78頁
- ^ “Warner Bros Scheduling Spree Continues With 'The Conjuring 2', 'Mean Moms', 2 Others”. deadline.com. (2014年2月25日) 2014年2月26日閲覧。
- ^ “アナベル人形の呪われた秘密が明らかに…『アナベル 死霊館の人形』2月日本公開”. 2014年11月27日閲覧。
- ^ a b Reilly, Mark (2013年11月8日). “THE CONJURING Gets a Spin-Off Movie with ANNABELL!”. schmoesknow.com 2014年2月2日閲覧。
- ^ “Annabelle Premiere”. 2014年9月30日閲覧。
- ^ a b c Sneider, Jeff (2014年1月15日). “New Line’s ‘Conjuring’ Spinoff ‘Annabelle’ Casts Its Leads”. thewrap.com 2014年2月2日閲覧。
- ^ a b c McNary, Dave (2014年1月30日). “Alfre Woodard Materializes in Horror-Thriller ‘Annabelle’”. variety.com 2014年2月2日閲覧。
- ^ a b c Creepy, Uncle (2014年1月28日). “Two More Actors To Be Haunted By Annabelle”. dreadcentral.com 2014年2月2日閲覧。
- ^ http://www.warrens.net/Annabelle.html
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2014年9月19日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年9月25日閲覧。
- ^ McNary, Dave (2014年1月15日). “‘The Conjuring’ Spinoff ‘Annabelle’ Starts Shooting Jan. 27”. variety.com 2014年2月2日閲覧。
- ^ Bussey, Ben (2014年1月31日). “The Conjuring spin-off Annabelle starts production”. yahoo.com. オリジナルの2014年3月5日時点におけるアーカイブ。 2014年2月2日閲覧。
- ^ Verrier, Richard (2014年2月25日). “'Conjuring' spinoff 'Annabelle' is filming in Los Angeles”. latimes.com 2014年2月26日閲覧。
- 1 アナベル 死霊館の人形とは
- 2 アナベル 死霊館の人形の概要
- 3 制作
- 4 テレビ放送
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