どこでもいっしょ ポケピの部屋

どこでもいっしょ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 17:27 UTC 版)

ポケピの部屋

初代でポケピが暮らしている部屋。畳が敷かれており出入り口は襖など典型的な和室。一度一緒に暮らすポケピを決定すると、以降はタイトル画面で「お部屋にいく」を選ぶとその度に廊下から入って来る。ここからプレイヤーはポケピに言葉を教えたり贈り物をしたりしながら一緒に過ごす。1日が過ぎる毎に部屋の装飾品や家庭用品が増える。ポケピによって部屋の装飾品は若干異なり、例えば狸の置物が置かれる事もあれば、人体模型が置かれる事もある。また、背面のポスターの柄も違って来る。その他、冬の時期にはストーブが置かれるなど、季節によっても装飾品は変化する。更に、部屋の外からは消防車やパトカーのサイレン音、猫の鳴き声、車の走る音など環境音が聞こえて来る。

出入り口のすぐ傍には奥側に冷蔵庫、手前にゴミ箱が置いてあり、コントローラーの○ボタンを押さずに放置をすると、ポケピは自分で自由行動を取るが、冷蔵庫を開けて飲み物を取り出して飲む事がある。飲み終わった後はその缶を手前にあるゴミ箱に捨てる。なお、この動作の間に操作を行っても、ゴミ箱に缶を捨てる動作が終わるまでポケピは反応しない。部屋の奥にはテレビやゲーム機も置いてあり、ポケピはこれらも観たりプレイしたりする。更に、奥側にはステレオが置いてあり、それも聴いたりする。ちなみにテレビで流れる落語は「道具屋」。

部屋を出た先にある廊下には、奥側にトイレ、右側に風呂場があり、ポケピは部屋を出てそこで用を足したり浴槽に浸かったりする事もある。この時には一切の操作が効かず、ポケピが部屋に戻るまでは見ているしかない。風呂場の浴槽には常にお湯が入っている。シャワー用品もあるがポケピがそれらを触る事は無く、浴槽から出ると体を震わせた後、部屋に戻る。

夜の8時をまわるとポケピは就寝時間となり、そのまま放って置くと電気を消して眠る。この時間以降に○ボタンを押しても普通に会話は可能であり、特に差し支えは無い。寝ている最中に○ボタンを押すと「おこす」「やめとく」と書かれた選択肢が現れ、「おこす」を選ぶとポケピは起き出す。この後も、やはり普通に会話が可能である。また、就寝時間になると絵日記が書かれており、メニューの「えにっき」で読む事が出来る。この時、その日に会話を全くしなかった場合(ポケットステーションにおける会話は含まない)や、会話はしたが回数が少なかった場合は、絵(写真)が挿入されず一言のみ書かれる(いずれも寂しがっている文章)。

この流れで全10日を過ごし、10日目に差し掛かると、ポケピが「次の日の朝までには部屋に連れて帰って」という台詞を言う。そして11日目に部屋に入ると、そのまま別れを惜しむ台詞を口にし、専用のBGMが流れる。その後ポケピはそのまま部屋を出て行き、この時点でゲームは完全終了しスタッフクレジットとなる。ポケピが居なくなった部屋にも入る事が出来、その場合部屋の装飾品はそのままになっており、環境音だけが聞こえる状態となる(この場合、季節が変わっても装飾品がそのまま)。プレイヤーはここからまた新しいポケピを選び、ゲームを再開する事となる。








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