滴板とは? わかりやすく解説

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滴板

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/10/20 21:58 UTC 版)

滴板
別名 点滴板[1]
用途 微量定性反応容器
関連器具 マイクロプレートスライドグラス時計皿試験管

滴板[2](てきばん、英:spot plate[3])は実験器具のひとつで、くぼみを多数有する磁器の板である。くぼみに試料を微量とり、これに1滴の反応液を滴下し、その呈色や沈殿反応等を以て、成分の検出、同定を行う[4]。このような定性分析は、点滴分析や斑点試験と呼ばれる[5](英:spot test)。

脚注

  1. ^ 赤塚 政美; 天本 宏太郎; 吉永 節洋 (1970), “チオ尿素類の定性分析”, 分析化学 (日本分析化学会) 19 (10): 1427, ISSN 05251931 
  2. ^ 厚生労働省 (2006), 日本薬局方 (第15改正版), 厚生労働省, pp. 140, 689, 690, 平成18年厚生労働省告示第285号, http://jpdb.nihs.go.jp/jp15/ 2009年10月19日 閲覧。 
  3. ^ 標準学術用語辞典編集委員会, ed. (1961), 標準学術用語辞典 新旧・英独対照 化学編, 東京: 誠文堂新光社, p. 45, 全国書誌番号 61010702 
  4. ^ 江指隆年ら (2005), 食品衛生検査指針理化学編 公定検査法等詳解, 日本食品衛生協会, p. 787, ISBN 9784889250039 
  5. ^ 大辞林 第二版「点滴分析」



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