SHVコネクタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/18 07:03 UTC 版)
SHVコネクタ(英語: safe high voltage connector)とは、RFコネクタの一種である。同軸ケーブルの端子として用いられる。SHVコネクタはBNCコネクタやMHVコネクタと同様のバヨネットマウントを用いている。しかしそれらの端子と比べ、絶縁体部分が分厚く、突き出していることから簡単に見分けることができる。この絶縁体の配置によって、SHVコネクタはMHVコネクタよりも高圧の取り扱いを安全にしている。なぜならば、この絶縁体が、差し込んでいないコネクタやプラグの内側の、電圧が掛かっている導体への不慮の接触を防ぐからである。また、コネクタをプラグから外したときに、高圧側の接点が接地側の接点よりも先に外れることで、不慮のショックを防ぐようにも設計されている。さらに、MHVコネクタとBNCコネクタの間で起こり得るような、高圧用コネクタを低圧用プラグに(あるいは高圧用プラグを低圧用コネクタに)無理矢理差し込んでしまう事態を防ぐような設計にもなっている。
- 1 SHVコネクタとは
- 2 SHVコネクタの概要
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