evalとは? わかりやすく解説

eval

(PHP 4, PHP 5)
eval — 文字列を PHP コードとして評価する

説明

mixed eval ( string code_str )
eval() は、code_str で与えられた文字列を PHP コードとして評価します。 中でも、データベースのテキストフィールドにコードを保存し、 後で実行するためには便利です。 code_str には contain PHP 開始タグを含める必要はありません。
eval() を使用する際、注意するべき点が いくつかあります。 パーサが eval() の処理中に落ちないように、 渡す文字列はセミコロンで文が終了するといった有効な PHP コード である必要があります。また、code_str の 中の文字を適切にエスケープする必要があります。 HTML 出力と PHP コードを一緒に使用するために、 PHP 終了タグを使用して PHP モードを抜けることが可能です。
eval() の中で値を与えた変数は、 この後、メインスクリプトの中でもこれらの値を維持することも 覚えておいてください。
return 文は、文字列の評価をただちに終了します。 PHP 4 では、評価されるコードの中で return が コールされない限り、eval()NULL を返します。 return がコールされた場合は、その値を返します。 評価されるコードの中でパースエラーが発生した場合は、 eval()FALSE を返します。 評価されるコードの中で致命的なエラーが発生した場合は、 スクリプト全体が終了します。 PHP 3 では、eval() は値を返しません。
例 1253. eval()の例 - 簡単なテキストのマージ
<?php
$string = 'cup';
$name = 'coffee';
$str = 'This is a $string with my $name in it.';
echo $str. "\n";
eval("\$str = \"$str\";");
echo $str. "\n";
?>
上の例の出力は以下となります。

This is a $string with my $name in it.
This is a cup with my coffee in it.

      


ティップ

ブラウザに直接結果を出力する すべてのものと同様に、出力制御関数 を使用してこの関数の出力をキャプチャーし、(例えば)文字列 (string)に保存することが可能です。
call_user_func() も参照ください。




固有名詞の分類

このページでは「PHP関数リファレンス」からevalを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からevalを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からeval を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「eval」の関連用語

evalのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



evalのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
PHP Documentation GroupPHP Documentation Group
Copyright © 1997 - 2025 by the PHP Documentation Group.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS