e-AMUSEMENT CLOUDとは? わかりやすく解説

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e-AMUSEMENT CLOUD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/04 03:21 UTC 版)

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e-AMUSEMENT CLOUD(イーアミューズメントクラウド)はコナミアミューズメントが提供しているe-AMUSEMENT PASS対応アーケードゲームをクラウド技術を利用し、個人のPCおよびAndroid端末にてプレイするサービス。PC版ローンチタイトルは麻雀格闘倶楽部NEXTと天下一将棋会2、Android版ローンチタイトルは麻雀格闘倶楽部 豪華絢爛。

2018年7月25日よりAndroid版配信開始時に「コナステ(コナミアミューズメントゲームステーション)」に改名したが、配信開始当初は旧来の「e-AMUSEMENT CLOUD」表記と混在した状態であり、順次名称変更に対応している。2018年9月5日より「e-amusement」や「e-amusement pass」の公式表記が小文字になったことに合わせ、『beatmania IIDX INFINITAS』と『SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS』のゲーム内で「コナステ」の名称が反映された。

概要

本サービスはクラウド技術を用いたストリーミングサービスを利用し、サーバーで処理された映像をPCに送信しゲームセンターと同様のプレイを実現している[1]。また一部タイトルはダウンロードコンテンツとして提供され、インストーラーからゲームファイルをダウンロード・インストールしてプレーする。CLOUDで提供する全てのタイトルはe-AMUSEMENT PASS対応となり、アーケード版とリアルタイムでのオンライン対戦が可能。サービス提供時間は7:00-翌日5:00(実機同様5:00-7:00はサーバーメンテナンスのため休止)。ただしオトメディウス以外の24時間(実質22時間)プレイは2015年5月12日から[2]であり、それ以前は22:00-翌日10:00(メンテナンスによる休止あり)だった。なお、毎月第三火曜日は定期長時間メンテナンスとして02:00~07:00まで全タイトルのプレイが行えない[注 1]。決済についてはPC版についてはKONAMIの電子マネーであるPASELIのみ、Android版はGoogle Playの課金機能のみ(ダウンロードは無料)。

歴史

PC版
  • 2013年1月 第一回クローズβテストが実施
  • 2013年5月 第二回クローズβテストが実施
  • 2014年5月29日 正式サービス開始
  • 2015年5月12日 全てのタイトルがメンテナンスを除いた24時間プレイに対応
Android版
  • 2018年7月25日 正式サービス開始

対応タイトル

ストリーミング対応機種
ダウンロードコンテンツ
  • beatmania IIDX INFINITAS(PC版オリジナル作品。2015年9月2日の第1回αテスト、同年10月22日から28日までの第2回αテストを経て同年12月1日より正式サービス開始)
  • SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS (2017年5月12日から6月13日までのαテスト、同月15日以降のβテストを経て同年10月4日より正式サービス開始)
Android版
過去対応機種
  • オトメディウス(2014年8月11日~2016年12月15日)
    2016年12月15日のシステム完全移行と同時にサービス終了。AC版のオンラインサービスは2011年9月30日に一旦終了しており、PC版オリジナルタイトルとして復活している状況だった。

動作環境

  • Android版
    • 対応OS: Android 5.0以上
    • 画面サイズ: 6インチ以上推奨

プレイ方法

本サービスはストリーミング対応機種・ダウンロードコンテンツ共に一般のインターネット回線を用いてゲームを行う関係上、KONAMI IDの登録が必須となる。IDの登録後、手持ちのe-AMUSEMENT PASSを登録してゲームのプレイを行う。既に利用を行っているデータをそのまま利用できる機種の場合は、そのデータをそのまま使用することが出来る。 決済手段はPASELIに統一されており、事前にチャージを行うかWEB上よりクレジットカード及び電子マネーを用いて決済を行う必要がある。公式サイトの対応タイトル一覧よりゲームを選択してプログラムをインストール。インストール後はランチャーが起動しe-AMUSEMENT CLOUDのロゴと各タイトルのロゴが表示された後にプレイ開始となる。物理PASSを所有していない場合や新規カードの作成を行いたい場合は仮想PASSの発行が可能で、これを用いてCLOUDのみでプレイを完結させることも可能。後から物理PASSを購入した場合は何もデータが登録されていない状態で物理PASSを登録することにより、仮想PASSのデータを物理PASSへ移行することも可能。(統合は不可であり、何も情報が登録されていないPASSが必要となる)

アーケード版との差異

基本的には操作方法を含めアーケード版と同一となるが、一部システムが利用不可能であったり逆にCLOUD限定で利用できるシステムがあったりと細かな違いが存在する。一例を挙げると麻雀格闘倶楽部では店舗の登録が行えず、一部大会の参加資格が得られなかったり期間限定で開催される来店ボーナスが得られない場合やイベント卓の終了時に卓の切り替えが行えない等の不利益を被る場合がある。独自機能としてはマウス操作を前提とし、鳴きやリーチがマウス操作によるショートカットで行えるシステムが搭載されている。なお麻雀格闘倶楽部ではZEROより、天下一将棋会2では2016年12月15日の新サービスより画面タッチパネルに対応。対応モニタ/環境を用意する必要はあるが、よりアーケード筐体に近い操作が可能になった。動作環境やプレイ料金等も頻繁に変更されており、詳細は公式サイト上の各タイトルから確認が行える。

脚注

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注釈

  1. ^ これはe-AMUSEMENT CLOUDに限った話ではなくe-AMUSEMENT採用タイトル全てに当てはまり、該当時間帯はアーケードでもオンライン機能が利用不可となり公式サイトもメンテナンス告知へと切り替わりクローズされている。

出典

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