YAMAKASIとは? わかりやすく解説

YAMAKASI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/09 21:00 UTC 版)

YAMAKASI
Yamakasi - Les samouraïs des temps modernes
監督 アリエル・ゼトゥンフランス語版
脚本 リュック・ベッソン
フィリップ・リヨン
ジュリアン・セリ
原案 シャルル・ペリエール
リュック・ベッソン
製作 ディディエ・オアラウ
製作総指揮 ヴィルジニー・シラ
音楽 Joeystarr & DJ Spank
撮影 フィリップ・ピフトー
配給 ヨーロッパ・コープ
K2、日本ビクター
公開 2001年4月4日
2001年9月22日
上映時間 91分
製作国 フランス
言語 フランス語
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YAMAKASI』(ヤマカシ、原題:Yamakasi - Les samouraïs des temps modernes)は、2001年に公開されたアリエル・ゼトゥンフランス語版監督、リュック・ベッソン原案・脚本のフランス映画

日本では2002年3月22日にDVDを発売。本編の他にメイキング・パフォーマンス映像、などを収録する。この映画は実在のパルクール集団・ヤマカシを題材としている。

あらすじ

パリのストリートで自分の身一つでビルをよじ登り、屋上から屋上へと飛び回る7人の若者グループ「ヤマカシ」。彼らは子供や若者たちのヒーローとして神聖視されていたが、大人たちからは危険な集団だとして白眼視されていた。

ある日、心臓疾患がある友達と遊んでいた少年・ジャメルが彼らの真似をしようとし木に登って遊んでいたところ発作を起こし転落してしまう。ジャメルは命は取り留めるが、緊急手術が必要な状態になってしまう。さらに国内にはいない臓器提供者を探すリストに載せるための費用に、40万フラン払わなければならず、24時間以内に用意できなければ手術はできないとジャメルの家族は告げられる。途方も無い金額を提示されたジャメルの家族はショックを受け、病院も寄り添う素振りも見せない。母親はそのショックで自暴自棄になり、ふと身を投げようとした所をヤマカシが見つけ、見事な連携で母親を救う。しかし、母親が自殺未遂を図りジャメルもこんな事になった直接の原因であるヤマカシは家族から非難の声を浴びる。せっかく助けたのにと憤り、不平を漏らすも自分達にも責任があるとヤマカシは立ち上がる。責任を感じたヤマカシはジャメルを見舞うが、24時間以内に緊急手術を行わなければならないという診断結果と病院の理事長は「手術費として40万フランを揃えない限り、絶対に手術は行わない」と言い張る。

そこでヤマカシは、理事長をはじめとする医者たち、金でしか動こうとしない強欲な病院の上層部関係者から金を盗み出すことにする。ヤマカシは三方に分かれて、関係者宅へと各々のパルクールの技術と軽やかな身体能力を駆使して潜入し、現金や宝石・パスポート・クレジットカードや持ち運べる金目のものを根こそぎ奪い取っていく。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

  • エース - チョウ・ベル・ディン(川村拓央
ヤマカシのメンバーの1人。普段は、ミシュランと共にスーパーで働いている。エースの通称通り投球が得意で、抜群のコントロールを誇る。左投げ。
  • スパイダー - ウィリアムズ・ベル(石田彰
ヤマカシのメンバーの1人。プレイボーイ。ロープを使ってアクロバットな動きをする。プレイボーイだがそれ以上の関係をガールフレンドとは築いていなかったらしく、仕事前に「大事な仕事があるけど、もしかしたら2度と君に会えなくなるかもしれない」と告白していた。
  • イタチ - マリク・ディウフ(吉田孝
ヤマカシのメンバーの1人。ヤマカシの中で唯一の学生。トランポリンや吊り輪などの体操競技を得意とする。両親はすでに他界しており、家族は幼い兄弟たちがいる。そのことからジャメルへの対応は優しい兄そのものだった。
ヤマカシのメンバーの1人。大の音楽好きで、ジュークボックスやウォークマンを愛用している。母・祖母の3人暮らし。自分達が犯罪者ではなくとも世間から白い目で見られている自覚はあるらしく、「ビル登りも人目につかないようにしてる」と発言している。
  • ロケット - ギレイン・ヌグバ・ボイェケ(永井誠
ヤマカシのメンバーの1人。ヤマカシ随一の瞬足の持ち主で、親孝行者で母親の料理の手伝いをよくする。メンバーの中では血の気があるタイプで院長の態度を見て物に当たったり、ヴァンサンの一言で一触即発の雰囲気になったりした。
ヤマカシのメンバーの1人で、ヤマカシのリーダー格。普段は、工事現場で働いている。冷静沈着でメンバー達にも的確に指示を出すが、終盤では手術をしないと言い張った院長に対して「話の内容次第ではただじゃおかないぞ」と感情的になる場面もあった。
  • タンゴ - ロラン・ピエモンテージ(桐本琢也
ヤマカシのメンバーの1人。普段は工場で働いている。ダンスやジャグリングが得意。ヤマカシの中では特に冷静な性格で、躍起になるメンバーたちを抑えたり、自棄になるロケットを戒める場面もあった。
  • ヴァンサン - マエル・カモウン(山路和弘
フランス警察で、ブルの親友。ヤマカシの逮捕を望んでいないが、ヒラの刑事で移民の家系であるため警察内の立場は弱い。アイラに想いを寄せている。物語終盤で遂に感情に物を言わす警察官から外れた行動に出て、刑事を退職する。
  • ミシュラン - ブリュノ・フランデル(遠藤純一
エースの職場仲間で、ヤマカシの協力者。肥満体で運動能力はあまりないため、裏方担当。
  • アイラ - アメル・ディアメル(魏涼子
ジャメルの姉で、弟が瀕死の状態となった原因となるヤマカシの面々に怒りの矛先を向ける。
  • ジャメル - ナッシム・ファイド
生まれつき心臓が弱く、ヤマカシの真似をしようと木に登ったところ、発作を起こし、転落事故を起こしてしまう。
ヤマカシの7人を危険視し、逮捕しようと画策する。

関連項目

外部リンク


ヤマカシ

(YAMAKASI から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/27 03:21 UTC 版)

ヤマカシYamakasi)とは、パルクールやほかのアクロバット技術の実践者達により構成されるフランスの集団である。[1]

"移動の芸術(l'art du deplacement)"又は"パルクール"という言葉は、1980年代に、9人のメンバーによって構成される集団ヤマカシによって創られたものである。「ヤマカシ」という言葉は、リンガラ語で「強靭な人間」や「強靭な精神」という意味を持ち、又、パルクールの目的である、「強くなること」、つまり精神的、肉体的、道徳的に強くなることをまとめたものである。

ヤマカシの設立者は、ヤン・ノウトゥラ(Yann Hanautra)、チョウ・ベル(Chau Belle)、ダヴィッド・ベル(David Belle)、ロラン・ピエモンテージ(Laurent Piemontesi)、セバスチャン・フォーカン(Sébastien Foucan)、ギレン・ヌグバ・ボィエケ(Guylain N'Guba Boyeke)、シャルル・ベリエール(Charles Perriere)、マリク・ディウフ(Malik Diouf)、ウィリアム・ベル(Williams Belle)である。

関連項目

  • YAMAKASI - ヤマカシを題材にした映画。
  • アルティメット (映画)
  • MAX!! 鳥人死闘編 - ヤマカシのメンバーが出演する映画。
  • TAXI2 - 劇中に登場するヤクザのニンジャたちを、ヤマカシが演じている。

脚注





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