ベロニカ・フォスのあこがれとは - わかりやすく解説 Weblio辞書

ベロニカ・フォスのあこがれ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/12 04:07 UTC 版)

『ベロニカ・フォスのあこがれ』（Die Sehnsucht der Veronika Voss）は、1982年にライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督によって制作された西ドイツ映画。白黒映画。ドイツ出身の女優ジビレ・シュミッツ^[2]の伝記に着想を得ている。第32回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。ビデオパッケージでの邦題表記は『ヴェロニカ・フォスのあこがれ』だった。1979年の『マリア・ブラウンの結婚』、1981年の『ローラ』とともにファスビンダーの「西ドイツ三部作（BRD Trilogy）」と称される。

^ R・W・ファスビンダー監督自身の映画制作会社。
^ Sybille Schmitz（ドイツ語版）。カール・テオドア・ドライヤー監督が1932年にフランス、ドイツ合作で製作した映画『吸血鬼』への出演で知られる。日本語ではジュビレ・シュミッツ、シビレ・シュミッツとも表記される。
^ 由良君美「戦後西独映画の栄光 : ファスビンダー『ベロニカ・フォスのあこがれ』」『セルロイド・ロマンティシズム』、文遊社、1995年2月、pp. 169-170, 171。 ※初出は『流行通信』1983年8月号。

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