テル・ブラクとは? わかりやすく解説

テル・ブラク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 03:24 UTC 版)

テル・ブラク(テル・ブラック、Tell Brak)は現在のシリア北東部にある、新石器時代後期からシュメールアッカドの時代、フルリ人ミタンニ王国の時代まで続いた古代都市国家遺跡。古代にはナガル(Nagar)と呼ばれていた。ハブール川に面しており、各時代の建築物が積み重なってできた遺丘(テル)の高さは40メートルに達し、中東の古代都市の跡にできた遺丘の中でも最も高いものの一つである。また都市の一辺の大きさは1キロメートルほどであり、北メソポタミアでも最大級の街であった。




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