Takeru Kai
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 18:03 UTC 版)
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Takeru Kaiはオーストラリアのバドミントン選手。2002年生まれ。地元小学校、中学校を経て都立進学校に入学。高校時代に1年間の留学を経験し、オーストラリア・アデレード市へ留学した。現地では公立高校に通い一般の生徒と同じ授業を履修するほか空きコマにはYear8(中学2年生)の日本語の授業の講師をボランティアで務めた。一方で、バドミントン活動を顕著に行った。現地のクラブチームに所属し、地区大会、州大会においてコンスタントにベスト8入りを果たすと、南オーストラリア州の指定強化選手(州代表)に選出され毎週土曜日の午後に強化練習に参加した。同年8月には西オーストラリア州・パース市で開催された全豪U19大会に参加した。チームとしては5位になったが、個人としては4勝1敗という戦績を残した。
その後現地でオーストラリアバドミントン協会担当者からオーストラリア代表選手に選出された。通常はメルボルン、シドニーにおいてトレーニングをする規定だが、特例で南オーストラリア州での練習を認められた。これは元イングランド代表で現オーストラリアジュニアナショナルチームヘッドコーチ、Stuward Rawlands氏の助言によるものだ。
9月中旬には地元・南オーストラリア州で開かれたYonex South Australia International Challengeに出場しシニアデビュー。予選を2勝し本戦1回戦で敗退した。種目は男子シングルス。プレースタイルはラリーのリズムを重視したスムーズなコートカバーからの強烈なストレートスマッシュ。現在の使用ラケットはヨネックスのアストロクス99。「球持ちが良くしっかりと相手の手元で伸びるスマッシュが打てることと、コート奥へしっかりと球をコントロールができるところが気に入っている。」と本人は語る。使用ストリングはヨネックスのエアロバイト。32ポンドで張り上げている。
この大会後、ヨネックスオーストラリア/ニュージーランド(Yonex ANZ)からの正式なスポンサー契約を結び現在に至る。日本に帰国した後も継続的にヨネックスの支援を受けている。大学に進学後は、ロシアオープン、秋田マスターズ、大阪IC、オーストラリアオープン、ニュージーランドオープンなどへの出場の意向を表明している。種目は従来の男子シングルスに加えてSyota Imaiとのペアで挑む男子ダブルスにも出場予定。
世界ランク
最高1054
ジュニアランク
最高594
オーストラリアランク
最高199
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