TCPファストオープン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 03:48 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動TCPファストオープン(TFO)とは、TCPの3ウェイハンドシェイク中にデータをやりとり出来るようにすることで、接続開始時のRTT(ラウンドトリップタイム)を軽減する技術。[1]
欠点
TCPファストオープンに対応していないファイアウォールやIDS(侵入検知システム)によって通信が弾かれてしまうことがある。[3]
類似技術
QUICもまたハンドシェイクの段階でのRTTを減らすことを大きな目的としている。こちらはUDPを使用するためファイアウォール弾かれにくい。
脚注
- ^ 日経クロステック(xTECH). “GoogleはTCPをCookieで高速化” (日本語). 日経クロステック(xTECH). 2021年10月25日閲覧。
- ^ “RFC 7413 - TCP Fast Open 日本語訳”. tex2e.github.io. 2021年10月25日閲覧。
- ^ ASnoKaze (1494336934). “TCP Fast Openの闇と、Kernelの緩和コミット” (日本語). ASnoKaze blog. 2021年10月25日閲覧。
関連項目
- TCPファストオープンのページへのリンク