R9 Hotels Group
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/27 05:44 UTC 版)
R9 Hotels Group(アールナインホテルズグループ)は、株式会社デベロップが日本国内で展開する、主にコンテナハウスを利用したホテルチェーン。
来歴
元々は2017年10月に栃木県佐野市にオープンした施設が前身。元々は宮城県石巻市で復興従事者用宿泊施設として使用されていたコンテナモジュールをリニューアルし、一般向けに改装した[1]。その後2018年12月に栃木県真岡市に1号店をオープンし[1]、以後急速にチェーンを広げた。総店舗数は128店舗(2026年1月現在)[1]。
2024年にはエイチ・アイ・エスと資本業務提携を結び、同社が発行済株式の20.21%を取得し持分法適用会社となった[1]。
特徴
運営元のデベロップは、元々コンテナモジュールの建設事業者であり、その技術の応用例としてホテル業界に進出した[1]。主力の「HOTEL R9 The Yard」シリーズは各客室が独立したコンテナとなっており、「隣室と壁を共有しないため、一般的なホテルより遮音性が高い」のが売り。一方で独立式であるが故に、部屋を出ると風雨に晒されるなどのデメリットも有る[1]。一部のリゾート施設では、2階建てのメゾネット方式など、独立型以外のタイプも採用している[1]。
またコンテナハウスがベースであることを活用し、災害時にはコンテナを被災地に運び仮設住宅等に利用する「レスキューホテル」となることを売りにしており、2020年以降いわゆるコロナ禍などを背景に実際の利用も進んでいる[1][2]。
出店場所は主に幹線道路沿いやインターチェンジ周辺で、平日は工業団地などに向かうビジネス客、休日は観光目的のレジャー客を狙う想定。そのため駐車場は客室数と同程度を確保するようにしている[3](考え方としてはモーテルに近い)。また意外な需要として、ホテル周辺に家がある家族の「親戚需要」があった[3]。リピート率は約6割に達し、同業他社と比べても突出して高いという[3]。
チェーン名の「R9」は、前身施設があった場所がたまたま国道9号沿いだったことと、英語の「rescue」の語感にちなむ[2]。
脚注
外部リンク
- R9_Hotels_Groupのページへのリンク