NGC 3808
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/17 03:00 UTC 版)
| NGC 3808A(上の値) NGC 3808B(下の値) |
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| 星座 | しし座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 14.1[1] 15.0[2](*いずれもBバンド) |
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| 視直径 | 0.91′ × 0.75′[1] 0.70′ × 0.39′[2] |
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| 分類 | 相互作用銀河 | |
| 位置 元期:J2000.0 |
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| 赤経 (RA, α) | 11h 40m 46.12s[3] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +22° 26′ 44.8″[3] | |
| 赤方偏移 | 0.023851±0.000013[1] 0.02386±0.00005[2] |
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| 視線速度 (Rv) | 7065±4 km/s[1] 7068±16 km/s[2] |
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| 距離 | 3億光年 (92 メガパーセク)[3] |
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NGC 3808の位置(赤丸)
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| 他のカタログでの名称 | ||
| MCG+04-28-021, LEDA 36227, VV 300a[1] MCG+04-28-020, LEDA 36228, VV 300b[2] |
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NGC 3808(Arp 87)は、しし座に位置する相互作用銀河である。銀河系から約3億光年離れていると推定されている。
概要
NGC 3808は、正面を向いた渦巻銀河のNGC 3808Aと、真横を向いた渦巻銀河のNGC 3808Bから成る。NGC 3808Aでは、ダストレーンや星形成領域を伴う渦巻腕以外に、NGC 3808Bとの間に架かる橋状の構造を成す潮汐尾が見られる[3][4]。この潮汐の影響で生じた尾は、NGC 3808A内のガスがNGC 3808Bに流れ込む原因になっており[3][4]、流れ込んだガスは、NGC 3808Bのディスクに対してほとんど垂直に回転している。そのため、NGC 3808Bは、中心の銀河を垂直な角度で取り囲むリング構造を持つ極リング銀河に分類される[3][4]。極リングの形成過程としては、比較的初期段階にある。また、ガスの流入により活発な星形成が誘発されたことが、強い赤外線放射とHα輝線により裏付けられている[4]。
出典
- 1 2 3 4 5 “NGC 3808A”. SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2026年1月2日閲覧.
- 1 2 3 4 5 “NGC 3808B”. SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2026年1月2日閲覧.
- 1 2 3 4 5 6 “Interacting Galaxy Pair Arp 87”. NASA Science (2007年10月30日). 2026年1月2日閲覧。
- 1 2 3 4 Ordenes-Briceño, Yasna et al. (2016年1月). Compact stellar systems in the polar ring galaxies NGC 4650A and NGC 3808B: Clues to polar disk formation. 585. アストロノミー・アンド・アストロフィジックス. pp. 15. arXiv:1511.05166. Bibcode: 2016A&A...585A.156O. doi:10.1051/0004-6361/201527025.
関連項目
- NGC 4650A - ケンタウルス座に位置する代表的な極リング銀河
- ワイルドの三つ子銀河
外部リンク
- NGC 3808のページへのリンク