MiriCanvas
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/27 05:16 UTC 版)
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種類
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非公開会社 |
|---|---|
| 業種 | グラフィックデザイン、ソフトウェア |
| 設立 | 2019年7月 |
| 創業者 | カン・チャンソク(강창석) |
| 本社 | |
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事業地域
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世界中 |
| 製品 | MiriCanvas、BizHaus |
| 親会社 | 株式会社MIRIDIH |
| ウェブサイト | www |
MiriCanvas(ミリキャンバス)は、韓国の株式会社MIRIDIH(ミリディ、代表:カン・チャンソク)が開発・運営するウェブブラウザベースのビジュアルコミュニケーションプラットフォームである。プレゼンテーション、ポスター、カードニュース、商品詳細ページ、動画など多様な形式のデザインコンテンツを制作でき、50万点以上のテンプレートを提供している[1]。2019年7月のサービス開始以降、2024年12月時点で韓国国内の累計登録者数が1,600万人を突破し、韓国最大級のデザインプラットフォームの一つとなっている[2]。
沿革
前身サービスおよび法人設立(2004年〜2018年)
MiriCanvasの運営会社であるMIRIDIHの前身は、2004年に開始された「スマイルキャット」フォトブック・写真プリントサービスである。2008年5月に株式会社として法人設立され、ベンチャー企業認定を取得した[3]。2009年に自社開発の編集ソリューション「スマイルキャンバス」をリリースし、2012年には小規模事業者・自営業者向けのオンラインデザイン印刷ECサービス「BizHaus(ビズハウス)」を開始した。2015年4月には、韓国消費者院評価・公正取引委員会認証の消費者中心経営(CCM)認証を、オンライン写真プリント・ウェブプリンティング業界で初めて取得した[4]。2018年に法人名を株式会社MIRIDIH(ミリディ)に変更した[3]。
MiriCanvasのリリースと成長(2019年〜2023年)
2019年7月にビジュアルコミュニケーションプラットフォーム「MiriCanvas」を正式リリースした[2]。リリースから約2年後の2021年に累計登録者数380万人を突破し、2020年12月にはG&Tech Venture Capitalから30億ウォン(約3億円)規模のシリーズA投資を獲得した[3]。2022年には累計登録者数700万人を超えた。2023年には売上高607億ウォン(約60億円)、営業利益77億ウォン(約7.7億円)を計上し、黒字転換を達成した[5]。
グローバル展開とIPO推進(2024年〜現在)
2024年7月にKiwoom PE、IBK企業銀行、新韓ベンチャー投資、G&Tech Venture Capitalなどから200億ウォン(約20億円)規模のシリーズB投資を獲得し、企業価値2,800億ウォン(約2億1,500万ドル)と評価された[6]。2024年の売上高は780億ウォン(約78億円)、営業利益47億ウォン(約4.7億円)で、2年連続の黒字を達成した[1][7]。
2024年から海外市場への進出を本格化し、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏および日本市場にサービスを拡大した。2025年9月時点で海外累計登録者数120万人を突破し、海外進出から1年9ヶ月で500%の成長率を記録した[2]。
2025年4月時点で日本国内の累計会員数は20万人を突破し、ビジネスパーソン、個人事業主、学生など幅広い層に利用されている[8][9]。また、日本の大学生を対象に年間Proプラン(有料版)を無料で提供するキャンペーンを実施している[8]。
2024年12月にはKB証券とKOSDAQ上場のための代表主幹事契約を締結し、2027年のIPOを目指して準備を進めている[5]。
2025年8月には韓国の11の市道教育庁と業務協約(MOU)を締結し、全国の教師にMiriCanvas Pro(プロ)プランを無償提供することを決定した[10][11]。
主要サービス
MiriCanvas
MiriCanvasは、ウェブブラウザ上でソフトウェアのインストールなしに多様なデザインコンテンツを制作できるプラットフォームである。50万点以上のテンプレートと、1,000万点以上の写真、アイコン、映像、オーディオ素材を提供している[1]。プレゼンテーション、ポスター、YouTubeサムネイル、カードニュース、商品詳細ページ、動画など多様な形式に対応している。利用者構成は学生44.5%、個人27.8%、教育機関9.2%、企業7.5%、小規模事業者7.2%などで、非専門家を中心に活発に利用されている[12]。
自社開発のAIエンジン「miricle(ミリクル)」を搭載しており、AIプレゼンテーション自動生成、AI画像生成・編集、AIライティングなどの機能を提供している[13]。
BizHaus
BizHaus(ビズハウス)は、2012年にリリースされた小規模事業者・自営業者向けのオンラインデザイン印刷ECサービスである。名刺、横断幕、ステッカー、社員証などのデザインおよびオーダーメイド制作に対応している。2024年時点で累計登録者数200万人を超えている[1]。
業績
MIRIDIHは2020年以降、毎年過去最高の売上高を更新している[1][7]。
| 年度 | 売上高(億ウォン) | 営業利益(億ウォン) |
|---|---|---|
| 2020 | 147 | — |
| 2021 | 193 | — |
| 2022 | 331 | — |
| 2023 | 607 | 77 |
| 2024 | 780 | 47 |
直近5年間の年平均売上成長率は52%であり、2023年に黒字転換して以降、2年連続で営業利益を計上している[1][5]。
資金調達
| 時期 | ラウンド | 金額 | 主要投資家 |
|---|---|---|---|
| 2020年12月 | シリーズA | 30億ウォン | G&Tech Venture Capital |
| 2024年7月 | シリーズB | 200億ウォン | Kiwoom PE、IBK企業銀行、新韓ベンチャー投資、G&Tech Venture Capital |
累計投資額は約230億ウォン(約23億円)であり、シリーズBラウンド時点で企業価値2,800億ウォン(約2億1,500万ドル)と評価されている[6]。2024年12月にはKB証券とKOSDAQ IPOの代表主幹事契約を締結した[5]。
脚注
- ^ a b c d e f “미리디, 작년 매출 780억원…"2년 연속 흑자"” (朝鮮語). ZDNet Korea. (2025年4月9日)
- ^ a b c “미리캔버스, 해외 가입자 100만 명 돌파…1년 9개월 만 영미권 중심 500% 성장” (朝鮮語). VentureSquare. (2025年9月25日)
- ^ a b c “미리디 기업 정보” (朝鮮語). TheVC. 2026年3月17日閲覧。
- ^ “모두의 행복에 이바지할 '주체적인 인재' 기다려” (朝鮮語). 韓経Job&Joy. (2018年7月25日)
- ^ a b c d “KB증권, 미리디와 IPO 대표주관 계약 체결” (朝鮮語). 電子新聞. (2024年12月12日)
- ^ a b “미리디, 시리즈B 200억 투자 유치” (朝鮮語). PR Newswire. (2024年7月12日)
- ^ a b “디자인 도우미 미리디, 작년 매출 780억 역대 최대…2년 연속 흑자” (朝鮮語). MoneyToday. (2025年4月9日)
- ^ a b 「デザインの常識を変える、新しい選択肢、MiriCanvas(ミリキャンバス)」『』イノベーションズアイ、2025年4月23日。
- ^ 「デザインの常識を変える、新しい選択肢、MiriCanvas(ミリキャンバス)」『』連載JP、2025年4月23日。
- ^ “미리디, 11개 시도교육청에 '미리캔버스' 무상 지원” (朝鮮語). ZDNet Korea. (2025年8月7日)
- ^ “미리디, 11개 시도교육청 MOU” (朝鮮語). 大韓民国教育新聞. (2025年8月14日)
- ^ “미리디, 웹 기반 디자인 솔루션 '미리캔버스' 이용자 500만 돌파” (朝鮮語). NewsWire. (2022年2月16日)
- ^ “미리캔버스·라이너…해외로 뻗는 토종 AI기업” (朝鮮語). Unicorn Factory(MoneyToday). (2025年7月15日)
外部リンク
- MiriCanvasのページへのリンク