マイク・コスティンとは? わかりやすく解説

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マイク・コスティン

(Mike Costin から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/08 09:46 UTC 版)

マイケル・チャールズ・コスティン[1](Michael Charles Costin[2]1929年7月10日[1][2] - )は、マイク・コスティン(Mike Costin)として知られる人物で、イギリスの自動車技術者、実業家である。レーシングエンジンビルダーのコスワースの共同創業者として知られる。


注釈

  1. ^ この順序はしばしば誤解されており、「兄の影響でデ・ハビランド社に入ったわけではない」(同社に入った時期はコスティンのほうが先)とコスティンは述べている[9][7]
  2. ^ オースティン・7をベースにした自作レーシングカーによるレースを楽しむためのクラブで、1950年代に盛んだった。アマチュアたちによるものだったが、後にF1の車両設計をすることになるエンジニアたちを多数輩出した。
  3. ^ 1953年から1955年にかけて同社の製図士だった[2]
  4. ^ コスティンは最初の仕事としてエンジンの組み立てであるとか、マーク6の製造の手伝い等をした[12]。 こうした仕事には賃金は支払われず、その代わり、報酬としてガソリンを支給された[12]
  5. ^ デ・ハビランドの本社がありコスティンが住んでいたハットフィールド英語版と、当時ロータスが所在したホーンジーは約30 kmほどの距離だった。
  6. ^ ダックワースがロータスに入社したのは「1955年」という説があるが[18]、コスティンは「1957年」と述べているので[W 2]、ここでは1957年と記載している。
  7. ^ 引退したのは1991年という説もある[2]

出典

  1. ^ a b c d e f コスワース・パワーの追求(ロブソン/松下1995)、「マイク・コスティンの公式上の経歴」 p.12
  2. ^ a b c d e f g Cosworth: The Search for Power - 6th Edition(Robson 2017)、p.12
  3. ^ a b c d e Cosworth: The Search for Power - 6th Edition(Robson 2017)、p.19
  4. ^ a b c d e f g オートスポーツ 1973年4/15号(No.116)、「コスワース物語 チャップマン学校の卒業生M.コスティンとK.ダックワース」(神田重巳) pp.58–59
  5. ^ コスワース・パワーの追求(ロブソン/松下1995)、p.11
  6. ^ コスワース・パワーの追求(ロブソン/松下1995)、p.15
  7. ^ a b c d e f g h Cosworth: The Search for Power - 6th Edition(Robson 2017)、p.14
  8. ^ Cosworth: The Search for Power - 6th Edition(Robson 2017)、p.11
  9. ^ a b コスワース・パワーの追求(ロブソン/松下1995)、p.16
  10. ^ a b コスワース・パワーの追求(ロブソン/松下1995)、p.17
  11. ^ a b Cosworth: The Search for Power - 6th Edition(Robson 2017)、p.15
  12. ^ a b c d e f Cosworth: The Search for Power - 6th Edition(Robson 2017)、p.18
  13. ^ a b c 世界の自動車17 ロータス(神田1972)、p.24
  14. ^ 世界の自動車17 ロータス(神田1972)、p.36
  15. ^ 世界の自動車17 ロータス(神田1972)、p.26
  16. ^ コスワース・パワーの追求(ロブソン/松下1995)、p.21
  17. ^ a b コスワース・パワーの追求(ロブソン/松下1995)、p.22
  18. ^ a b GP Car Story Vol.38 Stewart SF3、「F1でのフォードの評判を高めたコスティンとダックワース」 pp.94–97
  19. ^ a b コスワース・パワーの追求(ロブソン/松下1995)、p.31
  20. ^ a b c d e f g オートスポーツ 1969年4月号(No.47)、「コスワース物語」(折口透) pp.116–119
  21. ^ オートスポーツ 1971年12/15号(No.83)、「完璧な設計思想が勝利の決め手──コスワース・エンジニアリング──」(三村健治) pp.81–83
  22. ^ a b GP Car Story Special Edition Lotus、「チャップマンが気づかなかったこと」(ピーター・ウィンザー) pp.62–65
  23. ^ a b c RacingOn No.446 コスワース、「DFVの成功は約束されていた」(ディック・スキャメル インタビュー) pp.24–30
  24. ^ RacingOn No.446 コスワース、「コスワースが生んだF1」 pp.60–61
  1. ^ a b Mike Costin” (英語). OldRacingCars.com (2018年7月10日). 2023年8月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u Simon Taylor (2012年2月). “Lunch with Mike Costin” (英語). Motor Sport Magazine. 2023年8月27日閲覧。


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